今朝の新聞に
電子書籍の普及の条件みたいのが書いてあって、
どうも、この有名な先生は前々から的を外してないかって気がするんですが、
まるた個人的には、
日本での電子ブックのメリットがあるとすれば
・安い
・一度に沢山持ち運べる
・端末さえ持っていれば、いつでもどこでも読みたいものを引っ張り出せる
・保存に場所を取らない
・ダウンロード販売で買える
かな、と思います。
逆に日本でのデメリットは
・重い
・電池が切れるとアウト
・インターフェースが悪くて読みにくい
・中古販売できない
じゃないでしょうか。
で、日本での本って殆ど通勤の途中で読むし、
雑誌1冊、文庫1冊読めれば良いわけで、とすると、
1年の半分を長期出張してる人以外は「一度に沢山持ち運べる」という
メリットは小さいわけです。
音楽みたいに1曲が数分で終わってしまうものと比較して
本は1つにかける時間が長いですから、
文庫みたいな本を読んでる分には、途中で他の本に移れるっていうのは
大きなメリットではないです。
それから、日本では電子書籍の価格と紙の書籍の価格に大差がないです。
中古販売できない、パケット料金がかかるとなると、
全く差はないと思って良いかもしれません。
ダウンロード販売で買えるってのも、
日本での書籍の売り上げに占める(電車で読まれている本に占める?)
マンガの比率を考えれば、
ブロードバンドが普及してないとイライラするばかりだし、
クレジットカードや携帯への課金がメインだと
子供じゃダメじゃん、ってのがあっていまいちです。
日本じゃ至る所に大型書店があって困らないしね。
とすると残るメリットは「保存に場所を取らない」くらいでしょうか。
あえて言えば、1冊5分から10分くらいで読めてしまうマンガを10冊くらいまとめて
電車で読みたい時には便利かも知れません。
で、まるたは最近面白いマンガが無いと常々思っているんですが、
そもそもあんまりまるた好みではないと思いながら
周りが大絶賛するのでちょっと気になっている「One Piece」
読んでみようかとも思うんですが、50数冊読み終わった後どこに置くんだよ!
ってのがあって二の足を踏んでます。
電子書籍は「One Piece」の一気読みとかにはいいのかもね。
でも、それだけのためにリーダー買う気にはならないですわ。