昨日もTBSの「ブロードキャスター」の中で、“虫好きのお父さんたち”の小特集が組まれていて、養老先生に取材していました。
特集のタイトルは「養老先生が語る楽しい“虫の壁”」とか。
何でも、今年は空前の虫ブームなのだそうです。
火付け役は、やっぱりベストセラー作家に躍り出た養老先生あたりなのでしょうか。
でも、そうでなくとも、潜在的に虫取りが好きな男性は、世の中にいっぱいいるみたいですよね。
あと、鉄道マニア。
ここら辺が、男性と女性の、根本的な趣味の傾向の違いだと思ったり。
養老先生は世界的に有名なゾウムシコレクターだそうです。
子どものときから虫に夢中。
14歳のときには、学校の同級生や近所の虫仲間とはじめた鎌倉昆虫同好会の会報、月刊『KABUTOMUSI』を創刊。
高校1年のときには、「科学読売」という雑誌から、虫の分野で「次代を担う若き研究者」として取材を受けたりしています。(『養老先生と遊ぶ』新潮社ムックより)
あはっ、ハンパじゃない。すごい方だったんですね。
そんなわけで、昨日のインタビュー、かなり取材部分をはしょられていて、食いたりないものでした。
どうして、そんなに虫が好きなんですか?
「それよりも、ほかの人は虫を取らないで、何をしてるんだろうと思いますね」
「われわれは人間の社会のルールにのっとって生きているけれども、それとは別に自然界のルールがあります。虫を取るということは、自然界のルールにしたがうということ。
僕は虫を取ることで、できるだけ、自然界のルールを自分の中に取り込みたい」というような趣旨のことをおっしゃっていたと思います。
それに対して、コメンテイターで出ていた劇作家の平田オリザさんは、「虫に熱中しているときがいちばん楽しいとおっしゃりたいんじゃないでしょうか」…
うーん、平田さん、ちょっと…。そこまで単純化してしまうなら、何もニュースにする必要は…。平田さんは、虫にまったく興味がありませんねっ
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