サラ☆の物語な毎日とハル文庫

『ドリトル先生』は戦地からの手紙

『ドリトル先生航海記』などで知られる動物語を話すお医者さんの話。
もともとは、作者のヒュー・ロフティングが第一次世界大戦のときに、戦地から子供たちに書き送った手紙だったそうです。

ロフティングはイギリス人。
アメリカにわたり、ジャーナリズムの世界に入って、ユーモラスな詩や短編小説を発表していました。

そんなときに第一次世界大戦が勃発。
彼はアイルランド守備隊の将校としてフランダースに出征。

戦地では、むごいことばかりで、子供に書き送るのにふさわしいエピソードもなかったので、ドリトル先生の話を思いついて書き送ったのだとか。

戦争とドリトル先生。
なかなか結びつかないですけどねぇ。

ドリトル先生については、そういう話がいっぱいのった『ドリトル先生の英国』(文春新書)という本があります。
著者はファンタジー作家の南條竹則さんですよ。
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