新年の初鯉は地元の河川から。
土曜日の午前中は、地元の人と持ち山の境界線の確認のため、4人で地元の山へ。山の入り口にあたるところは荒れた田畑との境界で、その辺りが最も草も多いものの、山に入ると日陰になるので、雑草は少なくなり、それでも、大きな檜の木々の間に竹や雑木を鋸や鎌で切りながら、3時間ほどかけて確認作業を終えました。
腰の辺りが痛く、疲れを感じながらも午後からは地元の河川へ。朝の時点では、山の作業が終わってから、琵琶湖への遠征も考えていましたが、かなり疲れを感じて、作業後はとても遠征気分ではありません。
車で、30分ほどの河川へ。穏やかな天候で、初めてのポイントへゆっくり準備しながら、丁寧にフィーディングして、第1投ををしたのが、午後3時くらいでした。車中泊の準備をしながら、ゆっくりアタリを待つことに。
今年の初鯉をゲットするタックルは、竿は久しぶりのCentury C2 13ft 3.5lb2本。リールはいつものUkDaiwaのトーナメントISO5000QD.道糸4号、オモリ3oz、針はダウンアイ4号、撒き餌はツナモル16mm、食わせはソースの18mmシングル。
夕方から少し風も出てきて、寒さを感じるようになり、夜は荒れ模様になりそうです。
車に入って、暖房をかけながら、のんびりテレビとDVDを観ることに。食事は、電子レンジが使えるので、寒い時期は車内で過ごせて寒さを感じさせません。
もともと私の鯉釣りの原点は冬の釣りにあります。冬のなんとも言えない風情の中に鯉釣りの醍醐味を感じて以来、30年以上になりますが、冬枯れの自然の中で、野鯉と対峙する感覚はいまだに失せることはありません。
陽も沈み外は暗闇の中、食事も済ませ、横になりながらテレビを見ていた午後8時に待望の当たりです。ヘッドライトの明かりを頼りに、釣り座に行くと、リールのスプールからラインが規則正しく出て行っています。ゆっくり竿を持ちながらリールのドラッグを締めて竿であたりを確認し、すぐにドラッグを緩め、穂先で引きを感じながら竿全体で受け止めながら、リールのドラッグを調整しながら寄せに入ります。糸の強さはわかっているので、それよりかなり弱いところでドラッグを調整して、竿が少し曲がる程度くらいのドラッグ調整で対応します。そうすることで、無理に寄せることなく、魚も右往左往することなく、ゆっくり確実におとなしく寄せることを心がけます。10分ぐらいのやり取りの後、おとなしくネットイン。
暗闇の中なので、ライフネットに入れて明るくなってから検量へ。翌朝、起きると、夜からの荒れ模様の天候で、琵琶湖では雪になっていたと思われる西の空にびっくり。寒さもこの冬一番ではないかと思われる冷たい風に、魚もおとなしく検量できました。
86cmの初鯉。
昼までに納竿して、今年の初鯉を優しくリリース。
この写真の鯉、どこかで、見たような鯉です。体の真ん中にある傷、尻尾の上部の突起などを見て、納竿の日に釣った鯉と同一です。釣れたポイントは少し離れていますが、これまでも何度か同じようなことは経験あります。