３日に一旦帰って、リフレッシュして、４日は教え子が来るので，土産話を聞きつつ、土曜日の講演の資料を作るために職場へ行きました．
九州と名古屋へ行った教え子の話しは、こちらも新鮮な気持ちで聞けて、楽しいひと時です．九州では三重県すらはっきり認識されてない状況らしく，女子が少ない学科であり、そんな中で頑張ってる姿に微笑ましさを感じました．一方名古屋へ行った男子の方は、医学を目指す気持ちもはっきりとしていて頼もしい感じです。「先生もお元気で何よりです」と言われて、今迄言われたことの無い台詞に、ふと自分の年を考えた瞬間でした．昼過ぎ迄に，資料を作って時間ができたので，GW後半の琵琶湖へ出発です。
渋滞を避けるために、一部高速を使わずに結果的に早く着くことができました。この日は雨の予報でしたが，あまり降らなかったため、雨後の魚の活性化に期待していたので，少し残念でしたが，琵琶湖に着くと、西の空が暗く、これから雨が来そうな状況です．明るいうちに準備をして、雨が少なかったので，夜に期待するかという気分でしたが，日が暮れて、暫くすると雨が急に激しく降り出し，雷雨を思わせるような雨でした．朝迄には上がるという天気予報なので，その朝の時合に賭けようと、一旦仕掛けを上げ，ゆっくり眠ることにしました．
５時前には目が覚め，年をとると目覚めも早くなります（笑）。風も少しある感じで，昨夜の雨の影響は少なく，かなり乾いている状況です．雨の影響で喰いがよくなると考えて，少しフィーディングして、ボイリーのみでチャレンジです。
今回のタックルは
竿：century C2 13ft 3.5lb ２本
リール：UKshimano baitrunner
centuryのC2はアルミのリールシートでDaiwaのリールだと，リールフットの形状がこの竿には合わなく，締めてもうまく締まらなくて、がたつきがあるので，このshimanoのリールを主に使います。竿のリールシートを変更するのはどうすれば良いのでしょうか．ご存知の方があれば、教えていただきたいです。現実には，塗装を剥がし、最初から竿を作り上げることになるのでしょうか．とにかく，このbaitrunnerのリールフットはcennturyのシートにしっくりマッチするので、この組み合わせになります。バランス的にもそう悪くはなく、満足はしています。このようにリールシートとリールフットの相性はユーザーにとっては、時に私のように困る場合があるので，注意が必要です。
ハリス：GARDNER TRICKSTAR camo 20lb
ハリ：gamakatsu widegape 6号と伊勢尼12号環付き
喰わせ：20mmのROBIN RED
今のこの時期のこのポイントでの私の標準タックルです。
取り込み場所を意識して、ネットはその場所へセットします．
さて、朝は当たって来たことが無いので，水面の様子を眺め、鯉のモジリを捜します．竿から50m程はなれた岸近くで大型が半分程体を見せます．かなりの大きさです。早朝の時間帯に目撃するのは初めてで、これも雨の影響かもしれない。しかし、当たりは無く，朝食を取り、新聞を読みながら時間を過ごしていた頃，ちょう朝の9時ごろに目の前のバイトアラームが鳴り、びっくり．勢いよく糸が出ていることがバイトアラームの音からもわかります．前回の98cmもその魚体にふさわしい，引きを感じさせてくれましたが，今回もそんな雰囲気が漂って来ます．竿を持って少し合わせをした瞬間から、強い引きを感じさせてくれます．沖に走るのでゆっくり竿をためて、こちらが主導権を取ろうとすると、今度は向きを変えて横走りになり，その後は左手前のカカリの方へ走り出します．この方向は想定内なので，ネットもその方向にセットしてあります。しかし、カカリに巻かれたらおしまいなので，なだめながら徐々に寄せに入ります．足下に来てもなかなか頭を上げずに何度も潜ろうとしていましたが，１０分程やりとりすることで、何とかネットイン。引きの強さはその魚体からも理解できましたが、早朝に姿を見せた大型とは明らかの大きさが違います。しかし、引きは強く、十分に堪能させてくれました。90cmの良型です。
産卵の影響か腹部に内出血があります。
その後，期待はするものの，暑さを感じさせる天候になり，午後からは逆に魚の気配が無くなったので，早めに切り上げることになリました。今回は朝の時合でどこ迄喰わせることができたかでしたが、残念ながら大型は喰わせることはできないものの、私としては釣れた鯉に十分満足できました．
