✾マリルのらく・ベジ・ライフ✾

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映画『人生フルーツ』を観て

2019-08-04 16:39:11 | 日記


『人生フルーツ』を日本唯一の
ユニバーサルシアター「シネマ・
チュプキ」で観てきました。

ナレーションを樹木希林さんが
つとめたのをきっかけに知り、
ずっと気になっていた映画です。

風が吹けば、枯葉が落ちる。
枯葉が落ちれば、土が肥える。
土が肥えれば、果実が実る。
こつこつ、ゆっくり。
人生、フルーツ。

これは冒頭のナレーション。
希林さんの言葉が穏やかで、
心にじわっと沁みてきました。

作品は、愛知県春日井市にある
高蔵寺ニュータウンの一隅に住む
建築家の津端修一さん90歳と
英子さん87歳の日常を追いかけた
ドキュメンタリー。

私も人生のハーフタイムを過ぎて、
ときどき考えたりするんですよ。
後半戦をどう生きたいのかって(笑)

高齢化社会や老老介護、孤独死など、
ニュースで見聞きするたび、老いる
ことをネガティブに考えていました。

でも、二人の暮らしぶりは高齢だと
いうことを忘れてしまうほど快活!

スピードや生産性が問われる時代に、
何でも手間ひまかけて暮らしの根幹
である衣・食・住を大切にしている。

人が生きる豊かさや歳を重ねて実る
美しさが伝わってくる映画でした。

途中、思わぬ展開で涙してしまった
けれど、それも含めて多くのことを
考えさせられました。

ご興味ある方はぜひ劇場で。
詳しくはコチラ!