MARINKA日々の記録

2019年4月男児出産しました。
主に育児記録になったけど時々読書、毎日のごはんも。

おゆうはん・柑橘・映画

2018年04月22日 | 読書・映画




ある日のおゆうはん




かこさんが作られていた車麩のにくじゃが風
車麩隠れてるけど

新じゃが、とにかく美味しい
皮が美味しい
剥かなくて良いのがまた最高





左大きなはっさく

それ以上に大きな安政柑が50円だった美味しい~




こちらも大量の金柑、尾道の八百屋さんで100円でゲット
凄いな、この量ゆめタ〇ンで買ったら300円する







数年前観た映画・ミスト

あまりの衝撃的なラストに

もう二度と…二度と観るか…



と固く誓った超超超胸糞悪い映画
(自分映画史上1位)




が、

テレビでやっていたので

禁忌をあっさり破り昨日夫と観た
因みに夫は初めて




あ、この監督…海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の人だったんだ


この映画もウォーキング・デッドの俳優さんそろい踏み




映画の内容自体はとっても面白いんですが
ですが…





衝撃のラストに飲まれてすっかり忘れていた
「宗教狂いの女」の存在


この人、とっても重要な立ち位置ですねー。


パニックに陥った人間たちは結局変な力強い信仰に縋りやすい














綺麗なお花でお口直し





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2018年3月度の読書

2018年04月04日 | 読書・映画





白痴 下巻/ドストエフスキー



このお話…こんな凄い展開だったのか
すっかり忘れているし、やっぱり初めて読んだ時よりも2度目の方がじんわり心の隙間に沁み込んでくる

ナスターシャ・フィリポブナ、ドスト作品に出てくるヒロインの中でも群を抜いて
魅力的な女性ですね


高慢チキに見えて実は繊細

公爵のことが誰よりも好きなのに自分の様な女と結婚すると公爵の身の破滅は目に見えている
と自ら公爵の結婚の申し出を跳ねのけ、ごろつきのロゴージンとくっつく…

しかしそのせいで精神も狂っていくという、負のスパイラル


それはナスターシャだけでなく、ナスターシャ巡る公爵とロゴージンも共に…


と、こんなにも登場人物がみんなバッドエンドななんとも悲しい作品ですが
これぞドストエフスキーだ
ドスト好きにはたまらない小説のひとつです



これを読み返してから黒澤明の「白痴」観るんだーと
ずっと楽しみにしていました












赤と黒/スタンダール


先に読んだ「パルムの僧院」より、断然こっちの方が好き


主人公の青年・ジュリアンが結構卑屈で、
一見きちんと出来た様な人間に見えるけど自分が侮辱されたと感じると
後先考えず手の方が先に出ちゃう

そんな未熟な人間臭いところがパルムの僧院のお坊ちゃんよりも良かったな


レナール婦人、マチルド

タイプの違う女性とそれぞれ恋愛関係になりますが


これは、どちらの女性の立場に立っても気の毒…
どちらの平穏だったであろう人生はジュリアンのせいで崩壊していますね。









最近、古本屋さんでゲットした本たち




ホーソーン「緋文字」



ブッコフで100円だった
前の持ち主がとても読み込んでいるのがいい




ボルヘスの「伝奇集」





エミリー・ブロンテ「嵐が丘」


小説にも縁があるのか??

「嵐が丘」は2、3年前から読みたかった作品の一つだけど
目の前でスルリと去られたりという様な状況が続いた


図書館で借りればすぐに読める作品だろうけど、このたび見つけたのでうちに置くことにしました


エミリー・ブロンテ、この作品を発表した当時は男性のペンネームで出していたとか
当時のイギリスは女性が小説を書く時代ではなかったようで…









逆に「土佐日記」は紀貫之が女性に扮して書いている…


何故~?

諸説あるけど、当時男性は漢字、女性はひらがなを使うって決まっていたようで、
土佐日記をひらがなで書きたかった紀貫之は
女性が書いたことにしてひらがなで綴ったそうな…



本を出すにも時代背景によってそれぞれ苦労してらっしゃるのね






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