団塊世代に明るい光

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

つかの間の単身赴任生活の最後の日
昨年　再婚して、今も新婚ホヤホヤの中学時代の
友達が
「私のパパも今日は一人でゴルフ行っちゃったから
一緒に遊ぼう」
という事で彼女の車で　御殿場アウトレットに
行ってきました。

ルンルン
久々のドライブ　楽しいよーー

 

それでね、彼女の再婚相手さんも実は
団塊くんと同じ世代なのです

だけど話聞いてると本当にラブラブで
頭の中いっぱいパパが詰っていて
なんだか　かなり忘れていた自分の新婚時代を
思い出させてくれて　微笑ましい気がしました

 

彼女の話の８割は旦那さんの話
私もつられて団塊くんの話したけど
最近あまんり団塊くんに興味薄になったせいか
へーーよく旦那のそんなとこまで見てるなー
と感心しちゃった

 

「朝ね、パンを焼いて自分で食べる時
　和食器で食べるんだよ　洋食器に入れた方が
　おいしそうだよねぇ」

え　　あ、、そう

そういえば、団塊くんは目玉焼き作っても
フライパンのまま食べてるわ、、
あんまり気にならなかったなー

 

それと、あっち、、あっち

ノ生活

夜も待てずに朝おこなうこともあるらしい

へーーー

なんて聞いていると

「だってね、前立腺ガンの予防には、やっぱり
 ヤッテタ方がいいんだって」

 

は、、ガン予防でやるんかいっっっ

ま、、、ともあれ、

 

ショッピング中もパパのゴルフのベルトを
選んでたりして、やっぱ、私とは違うなぁ

私はいくらちゃんは頭に浮かんだりしたけど
団塊くんとかつおはかすみもしなかった

 

でもね、

最後にウケたのは
「うちはねぇ、、絶対ボディソープ使わないんだよねぇ
　小さくなった石鹸、つぶして新しいのにつけてるし」

ひゃあっっ

それってうちの団塊くんも一緒やーー

やっぱり団塊世代は、石鹸なのね

共通点発見してちょっと楽しくなりました

　　　　

　　　　　　　　　

あんまり暑くて雨傘買って
日傘にしました
友達は　派手すぎて恥ずかしいよー
って言ってたけど、カラフルでかわいいよね

 

友達のパパさん、今日はゴルフ優勝したかな
あんまりウワサされすぎてくしゃみでバンカーだったかなー

 

最後ののんびりの日
楽しく過ごしたまりもちゃんでした

 

 

　　　　　　　　　　　

タコスな思い出

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　

 

こたろうを飼い始めた１２年前
いつもお散歩で行ってた公園で知り合った
二人の友達がいます。

一人はゴールデンレトリバー（でかい犬）のデンちゃんのママ
もう一人はラブラドールレトリバー（でかい犬）のクロちゃんのママ

デンちゃんママとクロちゃんママと毎日公園で
会うものだから、そのうち３人でランチしようということに
なり、最初、デンちゃんちに招かれました

 

家もでかいのは知ってたけど

 

あちゃ～～

かなりのお金持ちだったのです

 

お部屋の調度品もかなり高級
出されたお料理、、、忘れちゃったけど
お皿がウェッジウッドでした
お部屋のソファにデンちゃんがデンとくつろいでいました

 

そして次はクロちゃんち

 

ちょっと古いけど、やっぱり大きなお屋敷で
クロちゃんのママは
タコスを作ってくれました。

 

１０年前の私

 

ドンタコス食べたことあるけど
ほんとのタコス食べたことなくて、、
まして、タコスを家庭で作っちゃうなんて
びっくりで、、、

 

だから、タコス、、って見ると
クロちゃんちを思い出しちゃうんです

 

「昨日成城の石井（超高級スーパー）に寄ったから、、」
なんて言ってなんだか珍しいチーズとかも
ご馳走してくれました
クロちゃんはみんながおしゃべりしてるすきに
テーブルのものみんな食べちゃう子でしたが、、。

 

そんなんで、、じゃ次、、こたろうママんち、、

となったのですが、

 

まさか１００キンのお皿でこのお二人にお料理
出せないし、私は気のきいたおもてなし料理
作れないし、、、

 

しばらく、、すごーーくすごーーく
悩んで、、

 

なんとなく、うやむやにして、
終らせてしまいました

 

そのデンちゃんも、そしてクロちゃんも
今年亡くなっちゃったんです

 

あ、、このタコスの写真は
ぷりんちゃんが作ったタコス
私も作ってみようかな

 

 

 

ためしてガッツン！やってどーだい！

 

お友達のぷりんちゃん、
生粋のＡ型なのに発想がとってもユニークで
Ｂ型でも保守的な私はいつもその意外な発言に
結構驚かされています。

たとえば、、

ぷ「おでんにまるごとトマトいれてみたの
　　結構イケるよーーやってごらん」
ま「あ、、そう、、、、」

ぷ「フジパンの１００円ピザパンをね、すりこぎで
    ギューーーーって引き伸ばして、その上にピザソース
　　とチーズのっけて焼いたら壷焼きピザの味になるよー」
ま「あ、、そう、、、、」

 

一応は聞くけど、ぷりんちゃんのいうの、なかなか実行
しない私、、

 

でもね、

 

昨日はとっても快晴で、よし、スニーカー洗おう

 

と思った時、ふと、だいぶ前に
ぷりんちゃんが
ぷ「スニーカーってね、合皮のならキッチンハイター
　　で洗うと真っ白ピカピカになるよー」

と言ってたのを思いだし

ほんとかよ

と思いつつ

あったあった

これこれ

 　　　　　

で、、シュッシュッと吹き掛けて洗ってみたら

 

おひょーーーーーー

 

ほんとだった

 

　　　　　

 

ハイポネックスで洗うよりもきれいになります。キッパリ

あ、、キッチンハイターじゃなくてカビキラーだっけ

ごめん、ぷりんちゃんの言う事、
よく聞いてない私

でもきれいになったよーー

みんなも、、ためして、、ねーー

 

 

 

 

ラストダンスは私と

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　

 

私の友達に同じ年ながらとてもきれいで可愛くて、本当に性格も
よい人がいるんです

その友達の義父がＧＷ中に亡くなったのです。

四十九日はまだこれからだけど、だいぶ落ちついた、、
とのことなので、昨日二人でランチに行ってきました。

 

「それで、、大変だったね、、ご苦労さま、、で、
どうだったの？」

なんて話を切り出すと、
「もーーいろいろ話したかったのよーー
聞いてくれるーーーー」

 

彼女の義父は病院で余命２週間て宣告された
ところで、やはり最後は自宅で看取られるのがよいでしょう、、

との事で彼女の旦那さんの実家に運ばれたらしいのです

旦那さんの実家は義母がいるだけなのでできる限り
彼女も通っていつもついていてあげたらしいです

１週間たち、いよいよ意識もなくなり水も飲めずに
点滴だけになったところで、

そうだ、あと何日かで何十年ぶりの親戚と対面するのだから
義母さんに美容院でも行かせてあげよう
と、思って、義母さんに言ってみると
「あら、、そう、、悪いわねぇ、美咲さん(彼女)
じゃお言葉に甘えてパーマしてくるわね
おじいちゃんはもう動けないから美咲さんは
テレビでも見てくつろいでてね」

 

「はい、わかりました。ごゆっくり行ってらっしゃい」

と見送ったそうです。

美咲ちゃんがのんびりテレビを見ていると、、

 

「み、、さ、、き、、さん」

と声がするそうです

 

「え」

と思って、義父を見ると

しっかり目を見開き、何か訴えてるそうなのです

 

「どうしたの、おじいちゃん、」

びっくりしてベッドにかけよると

 

 

「トイレにいきたい」

 

というそうなんです

 

トイレ、、って、、おじいちゃん、
ここ２週間何も食べてないし、点滴だけだし、、
(おむつもしてるから、行かなくても,,)

 

でも義父は美咲ちゃんに手を伸ばし
どうしても、、というような目で懇願するらしいのです

義母は出かけたばかりだし、、

困った、、けど、あまりにもの必死の形相に
しかたないっっと
おじいちゃんを起こしてみたんだけど、、

ううっっ重いっっ

 

げっそり痩せて骨と皮になっても、やっぱり男の身体
だし、力が入らない分、なかなか持ちあがらないそうです。

だけど必死にしがみつこうとするので
やっとのことで、抱き上げてて
トイレに運んだそうです。。

 

「じゃ、、おじいちゃん、、用すませたら
教えてね」

 

やっと便座にすわらせて
汗だくのまま、トイレの戸の外で
合図があるのを待っていたそうです

 

しばらくたっても何の音もなし

 

「おじいちゃん、、ごめんね、開けるよ、大丈夫」

 

おじいちゃんも精魂尽き果てた様子でうなだれてた
そうです

だけど、、

まさか、トイレに坐らせているわけにもいかず、
またベッドへ運ばなくちゃ、、

 

「おじいちゃん、私につかまって」

「みさきさん、、悪いけどその前に水を、、」

 

ここ何日お水も飲めなかったのに、
美咲ちゃんが吸い口で飲ませてあげたら
ゴクゴクと喉をならして飲んだそうです。

一息ついたところで、また二人で

せーーーのっっ

と呼吸を合わせて立ちあがらせようと
２度３度がんばって、、
だけど、重たくて、全く動かないっっ

 

おじいちゃんも息絶え絶えのところ
力を振り絞って、、
せーーのっっ

と、ようやく、
美咲ちゃんはおじいちゃんを抱きかかえた
そうです。

 

わずかトイレからベッドまで５メートルくらいの
距離がフルマラソン並みの遠さに感じたようです。

 

おじいちゃんと美咲ちゃん、

 

もう、頬と頬はぴったりとくっつき、美咲ちゃんは
おじいちゃんの腰に手をまわし、
しかも、、おじいちゃんの下半身はすっぽんほ゜ん、

 

そしてやっとの思いで二人はベッドになだれこんだそうです

 

きゃーーーーーーーー(←まりもちゃんの心の叫び)

 

ふぅ、、と放心状態になってるところへ
義母が帰ってきて
ことのいきさつを話したら
ずっと昏睡状態だったのに、おじいちゃんが、
そんなっ信じられないっっ
と言われたそうです。

 

そしておいじちゃんは、
意識が目覚めたのは、この時限りで
その後４日で昏睡のまま、昇天したそうです。

 

 

私はこの話を聞いて思いました。

きっとお義父さんは、この美しい長男の嫁と
最後の最後に二人で
チークダンスしたかったんだな、、

 

きっと天国で二人でダンスの続きしてるかも、、。

 

美咲ちゃんの義父さんのご冥福を心よりお祈りいたします。。