にじいろ  スケッチ

まりもの日々のこと
感じたこと、、気ままに描いてます
よろしかったら、お付き合いくださいね♪

痛かった~

2008-11-30 00:14:05 | 思い出バナシ

              

             

シリーズ  「ひざ」

ひざが 笑った

 

 

昨日のひなちゃんのコメントで、パジャマで救急車、、

を読んで 思い出した 「痛い~~~」思い出があります

 

確か あれは3年前の夏休み

いくらちゃんと二人で 私の実家に遊びに行く日でした

朝 支度をしてて、顔洗ったら お化粧して パジャマを
着替えて、出かけよう
おっと、、その前に アイスコーヒー飲んだグラス
洗っちゃおう、、

と、グラスを 泡つきスポンジでキュっとこすろうとしたら

 

パリン

グサっっ

ダラーーーーーーーーー

 

つまり、グラスがパリンと割れて 私の左手人差し指の
付け根にグサっっ
鮮血がダラーーーー

 

キャーーーー

 

いくらちゃんに助けを求めると
慌てて 手首のへんを ハンカチで縛ってくれたんだけど
かなり傷口が広くて、血がみるみるあふれ出すんです

 

私が救急車呼んだほうがいいかな、、っていくらちゃんに聞くと

「手切ったくらいで呼んじゃ悪いよ

っていうんです。

 

仕方なく 私は左手を高く上げてダラダラと
血が出るのをタオルで押さえたまま
いくらちゃんにとりあえず パジャマのズボンだけ
普通のズボンに着替えさせてもらって

 

暑い夏の最中

私はずっと左手を高くあげ、いくらちゃんは
私が日陰になるように、私にずっと日傘を
かざして、トボトボ 病院まで歩いて行ったのでした

 

もちろん、スッピンだし
上はパジャマのまま

待合室にいっぱい人がいて

恥ずかしかった~~~

結構待たされて

結局 7針くらい縫って

実家に 出かけたのでした

 

お医者さんに 

「へーー歩いてきたの

って言われちゃった

こういうの、、でも救急車 呼んでいいみたいでした

とっても、、「痛い~~」思い出でした


 

 


大丈夫、、、大丈夫、、

2008-11-28 00:23:02 | お仕事バナシ

           

ひざに乗せた こぞう

ひざこぞうくんです

 

今日のお客さんで、お若くて 素敵な奥様
すらりとした指で、お財布からお金を
出そうとしたら、、

「あーーーーお金が入ってないわ

なんか入れ忘れてきたらしいです

楚々とした顔が、みるみる真っ赤に、、

 

「あ、、大丈夫ですよ  結構お財布とか
忘れてくるお客さんもたくさんいますから、、

そう言っても  もう 全身アセアセになってるご様子

 

そういえば、昔

看護婦さんをしてた友達がいて

救急車で運ばれる人って

予期せぬ事故だったりするから

とんでもない いでたちの人もいるそうな、、

 

たとえば~~

バンツが裏返し だったり~
シャツが後ろ前 だったり~
穴  開いてたり~
アップリケ ついてたり~

だって

だから、どんなの着てても 全然驚かなくなるって

 

う~~~ん

でも、やっぱり 恥ずかしいよね

たまたま、、バンツ 裏返しの時
事故にあっちゃったら、、

あ、、でも 大丈夫だって

 

気に  しない
気に  しない

 

 


あいのうた (ぬっくん編)

2008-11-24 01:02:41 | しあわせレシピ

             

 

今日は いくらちゃんの彼の ぬっくんが
遊びに来ました
ぬっくんは早くも大学が決まって余裕、、
なんだけど、いくらちゃんはこれから、、、。
でも、面接の練習を ぬっくんが付き合ってあげてりして
かわいい二人でした

ここで、ぬっくんの気持ちで あいのうた をひとつ

 

 

きみを 初めて  見たのは

県の記録会

トラックを走るボクの横で

きみは きごちなく ポールを 握りしめてた

頼りない眼差し   

競技場に桜の舞い散る季節

ボクは きみに ひかれた

 

友達を通して  ボクは きみのアドレスを知った

初めて きみから  もらったメールは

今でも 携帯のフォルダーで

かぎがかかっているよ

 

夏  合宿や 大会の連続

そんな中 きみの瞳が輝きだしたね

ひまわりが日々ぐんぐんと太陽にせまるように

きみの跳躍は めざましく変わった

 

「私も一緒に 国体に行く」

きみから送られてきた メールに

ボクは何度も励ました

ひまわりに水をあげていたのが

ボクなら 嬉しいな

 

進路のことや ボクがスランプになったり

いろいろ悩んで

夜中に長電話したね

話していると

心の中で手をつなげたようで

暖かかった

 

ボクの18歳はきみの色でそまったよ

きみの18歳もボクの色だと嬉しいな

 

、、、とこんなところ。。。。

本当は、もうすぐ 受験 なんで、 いくらちゃんも

ぬっくんと会ってる場合ではないのだけれど、

ま、、禁欲もよくない、、かな

今日は二人に お好み焼きを作ってあげた

まりもちゃんでした

 

 

 

 

 


おべんとう

2008-11-22 00:53:44 | 思い出バナシ

             

             

いくらちゃんが、朝
「来週からもうお弁当いらないよ」
と言った
、、てことは、今日で毎朝のお弁当作りは終り?
3学期は確か全部 短縮授業だし、、

 

やったーーーーー

ひとつ、、「お母さん」のお役目終了だな

 

お弁当、、といえば

誰でも、忘れられない お弁当の思い出ってあると
思います

 

私もあるんです

 

それは確か 小学校5年か6年の秋の遠足の日


母はずっとフルパートで朝早くから夕方まで
働いていました
私が起きると母はもう仕事に出かけて
いませんでしたが、
ちゃんとお弁当が置かれていました

 

かわいい包みに包まれたお弁当を
私はルンルン気分でリュックに詰めて
出かけました

 

川か山かどこへ行ったか  忘れましたが
待ちに待ったお弁当の時間

 

仲良しのお友達どうしで円くなって
シートを敷いて
お弁当を広げました

 

わくわくしながら、包みをほどいた私は
目が点に

 

えっっ

 

中には、おにぎりみたいな大きなおいなりさんが4個
隙間をしかたなく うめたようなゆで玉子が1個

だけでした、、、、、

 

「わーーい  今日はおにぎりと唐揚げだー
色とりどりのおかずの詰った友達の嬉しそうな声

 

誰かが 
「ねえねぇーーみんなでちょっとずつ おかずの交換
しない  あ、フルーツでもいいよ

 

げっっフルーツっっ   交換

もう~~~お弁当を覗かれないように
ふたで隠して、、

 

「あ、、、なんかね、、私 おかずとフルーツの入れ物
忘れてきちゃったみたい、、

と、、とっさに でまかせ、、言いました

 

いえ、、でまかせではなくて、
本当に母はおかずの入れ物を包むの忘れたのだと
思いました

 

「ほんとだーーゆで玉子しか入ってないね
じゃみんなのおかず、ちょっとずつ分けてあげるね

 

私はお弁当のふたに、みんなからの、おかずを
乗せられました

 

なんだか、みじめで泣きたい気分、、

 

遠足から帰ると私は冷蔵庫やら、食器棚やら
置き忘れた おかずがあるのでは、、と
必死に探したけど、、

ありませんでした。

 

その日の夕方 遅く帰ってきた母に
おかずの事 聞こうと思ったんだけど
母は帰るなり、洗濯物取り込んだり
夕飯のしたくで忙しくて
聞けなくて、

 

夜遅くに
「お母さん  お弁当のおかず 作り忘れた?」

って聞くと

 

「え  なんで、、ちゃんと入ってたでしょ ゆで玉子」

と言われました

 

今日の悲しかった気持ちを母にぶつけようか、、と
思ったんだけど、私はその時
そっと、、飲み込み ました。

 

でも 
それから、、私が中学に入ってから、OL時代まで
母は私にお弁当を作ってくれましたが
後にも先にも、

 

おいなりさんとゆで玉子だけ、、
の、あの、男の手料理みたいな
お弁当は あの時だけでした。

 

ずっと、、あの時 なんで
あのお弁当だったのか
とっても気になっているんだけど

もう、、、いまさら 聞けない

そんな お弁当の思い出 でした

 


 


しあわせって

2008-11-19 00:43:37 | ひとりごと

 

                      

                           

 

     昔 暮れの忙しい時期だけ 知り合いの小さな
     料亭にお手伝いにいった
     そこに 住み込みで働く 幸恵さんという人がいた  

     物静かで、黙々とよく働く彼女は どこか寂しげな
     顔立ち

     

     ある日私が お店に向かう途中
     駅の構内で幸恵さんを見かけた
     声をかけると明るく振り向いた

     

     仕事まで時間はまだあるし、でも喫茶店に
     入るまでもないし、、ちょっとだけ
     お腹もすいてるし、、

     私は幸恵さんを駅の中の「立ち食いそばや」に誘った

     幸恵さんは快く 一緒に入ってくれた 

 

     お店の中にはひとつだけテーブルがあって
     そこで座って おそばを食べた

     運ばれてきたおそばを見ると

     「おいしそう、、」と目を細め
      一口食べるごとに「ああ、、おいしい」とつぶやいた

 

         「まかないの食事はいつも急いで食べなくちゃ
      ならないし、早くからよそってあるので、
          みんなさめちゃってるのよ」

 

     ああ、、そうなんだ、
     

     幸恵さんは事情があって家を出たけど
     病弱な母のために給料のほとんどを送金してる
     とのことだった

 

     ぽつりぽつりと話をしてくれて、
     楽しみは年末に母や数人への友達あてに
     年賀状を書くことと言った

 

     それなら、私も幸恵さんに年賀状を書くね
     幸恵さんは嬉しそうにうなずいた

 

          それから何年か、料亭に幸恵さんあての
          年賀状を出した

 

         数年すると、別の住所から幸恵さんの
        
年賀状が届いた

 

    「狭いけど、自分のアパートを借りました
    よかったら、是非 遊びに 来てください」

 

    是非   という言葉につられて

         私は幸恵さんのアパートをたずねて
         見ることにした

 

     アパートは料亭から ちょっと離れた

     路地の一角

     前に大きなマンションが建って
     幸恵さんの三畳一間の部屋は薄暗く
     カビくさかった


 

     でも私がたずねると、幸恵さんは大層喜んで
     くれて、
     「狭くて 暗いけど 私はここで思いっきり
     足を伸ばして 寝られるから しあわせなんです」

 

     そう言って 私の手土産の 大福に
     味のしない、うすい玄米茶を入れてくれて
     幸恵さんは、また 目を細めながら
     「おいしい」  といって 大福を食べた

 

     それから何年かして
     幸恵さんはお母さんの容態が悪くなり
     地方へ帰って  音信が途絶えてしまった

 

 

     私は「立ち食いそばや」と、大福を食べた
     ときの幸恵さんの「おいしい」
     という言葉が今でも 耳を離れない


 

 


かわいいおばあちゃん

2008-11-16 01:00:28 | お仕事バナシ

             

こんな ストラップ  見てたら 思い出したこと

 

私はいつもパート 早番なので、スーパーの
オープンで自動ドアを開ける係です

 

毎朝 10時開店の時に必ず お店の横のベンチに
座って 開店を待っているおばあちゃんがいるんです

おばあちゃん  いつも ニコニコ

 

私が ドアを開けると

「おねえちゃん 今日もおねえちゃんに会いに来たよ
 今日はいいお天気だねーー

なんて必ず話しかけて くれるんです

私だけじゃなくて、おばあちゃんは レジのみんなと
とっても仲良し

ちょっと 足が悪くて おばあちゃんカーを押して
くるけど、買い物はちゃんと 毎日きちんとできるのです

 

ある日  おばあちゃんに

「おばあちゃん、 お元気だけど おいくつなの
と聞くと

 

「あら、、恥ずかしい  こう見えても すごいお年なのよ

 99歳、、、、、」

 

ひゃーーーーーーーーーー

 

来年  100歳だそうです

 

思わず

「おばあちゃん、  そんなお年に見えないよー

せいぜい88歳  いえいえ80歳かな、、

なんて言っちゃいました

 

おばあちゃん

いつまでも 元気でいてね

 

でも 、、もし  あの時  は、お線香あげにいくからね

ダメダメーーそんな事思っちゃっっ

と心たしなめる  まりもちゃんでした

 

 


   Miss   you

2008-11-14 00:14:31 | ひとりごと

 

               

  

                    ひとつ  ひとつ

                 たしかめて  きたのに

                 最後に気づく

                 ボタンのかけ違え

 

                 また

                 はじめから、、、、

 

               やりなおせるかな

                同じ 気持ちで

  

 

                いつしか

 

                ひとつだけ、山のとれた

                ファスナー

                そこから  先に進まない

 

  

              あなたが悪いのでは ないのに

              あなたを悲しませる言葉しか出ない私

 

              そんな 自分がキライで

              よどんだ雲の中に

              自分をとじこめて

   

              霧になって

 

              粒子になって

 

             もどかしい 思いを

 

       あなたに     伝えられたら

 

 

  


洗濯バサミのお話

2008-11-09 00:57:31 | 友達バナシ

OL時代とっても仲良しの友達がいて
私が寿退社をすると、彼女も負けじと
半年後くらいに結婚で仕事を辞めました

二人は仲良く新婚生活を送りました

結婚してちょうど1年くらい過ぎた日に
彼女の新婚家庭に遊びに行きました

 

独身時代スヌーピー大好きだった彼女
「結婚したら、食器から何から全部スヌーピーで
揃えるの
と言ってたので、どんな可愛い食器で
お料理が出てくるかな~と楽しみにしていたら
なんとフツーの100均で買ったようなお皿

 

「あれスヌーピーは

 

「あるよ   ほら

確かに 彼女の湯のみだけはスヌーピーでした

 

一晩お泊りして 洗濯干しのお手伝いしたとき
ご丁寧に洗濯バサミを小さなかごにしまってました
私は物干し竿にくっつけたまんま放置してあるので

 

「えーーなんでわざわざしまうの~

と聞くと

「だって、、しまったほうがいつまでもきれいだし持ちが
いいよ

 

持ちがいい、、って言っても、たかだか洗濯バサミ
100均で10個か20個買えるし、雨ざらしでも別に
そんなに痛むものでもないけどな、、

そんなふうに一応反論しました

 

家に帰って

洗濯物を干した時  持ちが違うって言ってたよなぁ

、、って彼女のこと思い出し

ちょっと   しまってみたんです   洗濯バサミ

 

それから月日が流れて、、、

 

私にも彼女にも子供が産まれて
しばらくしてから、、子供連れで彼女が
私の家に遊びに来ました

 

「カントリー調の家にするって言ってたのに
なんだか和洋折衷じゃん

 

え、、そうでしたっけ
結婚当初はテディベアとか作って飾ってたのに
団塊くんが和好みでなんだか和風な家に、、

 

そして一晩泊まり 次の日洗濯干すのお手伝いして
くれた彼女

 

「なんでわざわざ 洗濯バサミしまってるのよーー

 

え、、あんなに私を説得したのに、

 

彼女は逆に私に説得されて、あれ以来
出しっぱなしになったそうです

 

主婦の習慣っておもしろいですよねぇ、、

 

最近また、、私は出しっぱ、、かな、、

みなさんはどうですか

                

明日のお天気はどうだろにゃ~
て、お洗濯 干せるといいにゃ~~

 

 


Lonesome  bird

2008-11-05 01:28:07 | 思い出バナシ

                     

                        

 

新婚当初、、

小鳥を飼いました

子桜インコで名前はピー子ちゃん

 

私は嫁いだ先に、もちろん友達もいなくて、仕事もしてなくて

ピー子ちゃんと一日じゅう一緒にいました。

 

ご飯を作るときは肩に乗って

お掃除の時はカーテンレールで

ピーピー歌ってた

 

 

結婚して始めての冬

当時の団塊くんは今の団塊くんじゃなくて
ちょいといなせな中年だった

いなせな中年得意なスキーを披露したくて、1泊2日でスキーに
行きました

 

ぴー子ちゃんはしばし、、お留守番

日当たりのいいカーテン越しに鳥かごを置いて
ごはんもお水もたっぷり、、

出かけました

 

2泊して 

夜帰ってぴー子ちゃんの鳥かごに「ただいま」を

言いにいくと、、

 

なんと、、ぴー子ちゃんは羽を全部むしりとられて、
血だらけになって、鳥かごの下にうづくまって
いたのです

 

ねずみ

いろいろ頭によぎりましたが、閉めきった部屋

 

でも、何かがぴー子ちゃんを襲ったんだ、、

 

ごめんね、、ぴー子ちゃん

 

かごから血だらけのぴー子ちゃんをそっと
両手で包みこむと、

ぴー子ちゃんは、涙目で見上げたような気がした

 

鳥は涙を流さないのに、、

 

 

暫くは、元気がなかったけど、

普通の生活に戻って、ぴー子ちゃんも

元気になって、、さえずりはじめました。

 

それから何年かして、、ぴー子ちゃんは死んだのだけど、、

 

 

それから、

 

また数年したある日

「どうぶつ奇想天外」かなんかの番組で

インコなどの鳥も

最愛なる飼い主を亡くしたりすると

自らの羽をむしったり、時には命を断つこともある、、

 

という事を知って

 

ぴー子ちゃんが 突然 居場所移動されて 

2日間誰もいなくて

寂しくて、、悲しくて、、自分の羽を抜いたと

いう事を知りました

 

インコの頭、、って小さくて、

きっと脳なんて、、小指ほどで、、

 

でも、寂しい、、という感情があったなんて、、、

 

それからも、いろんな動物、、飼ったけれど

 

びー子ちゃんのことは  今でも

忘れられません

 

天国でさえずっているかな

ごめんね、、

かわいいぴー子ちゃん