鮮やかなブラウンクラシックタビーの女の子・・・と言えば、ご存知、Dorry Mama Chesnuts こと なっちゃんです
なっちゃんは幼い頃から、心臓に問題がある、と診断されていました
これまで定期的に心電図やレントゲンなど、できる限りのことをしてきましたが
不整脈がなくならずにきていました
医学的に心臓に問題があるのか、あるいは精神的に強いストレスを感じるために起こるのか
３軒の動物病院で診断してもらっても、明確な答えは得られませんでした
しかし、避妊手術（麻酔に耐えられる）ができたのだから、一緒にベルギーに行ける希望を持っていたのです。
たった５分間、キャリーに入って車に乗ったとたん、大きく口を開けて苦しそうにゼーゼー言う姿を見るにつけ
１１時間以上の航空機の移動に耐えられるのか・・と言葉では言い尽くせない不安がつのりました
ただ単に恐がりさんな故、あるいは閉所恐怖症な故、はっきりと明言できないものの
万一の事故が起こることが恐ろしくて、一緒にベルギーに行けないことが悲しくて
ただただ不安に苛まれていたある日、なっちゃんのお里からあたたかいお申出をいただいたのです
『なっちゃんの新しいお家を探しましょう』
イチかバチかで、連れて行くことも考えていた矢先のことです
その言葉は、天の声に聞こえました
狭いキャリーの中で、長時間、苦しい思いをさせるよりも、万一の事故を畏れるよりも
なっちゃんの一生を託せる家族を探すことに決めました
聴診器で聴く、なっちゃんの心臓音には雑音はなく
普段の暮らしには差し障りありません
でも、なっちゃんはネコよりも人間が大好きな甘えっ子です
お膝の上が大好きで、すりすりごろごろ、いつまでもくっついていたい可愛いなっちゃん
できるなら、彼女だけを愛してくださるご家族を探しています
なっちゃんは今、静岡県で暮らしています
ぎりぎりまで一緒にいたら、絶対に手放せない
離れるのが寂しい・・という私のわがままな気持ちよりも、少しでも早く、なっちゃんが平安に暮らせることを選びました
でなければ、なかなか決断できなかった
切ない、恋しい、寂しいという、私の気持ちよりも、なっちゃんにとって一番いい方法を選ばないと。
避妊手術．マイクロチップ、３種混合ワクチンなど、必要なケアはすべて済ませています
可愛い可愛いなっちゃんを大事にしてくださる方がいらっしゃいましたら、どうぞよろしくお願いいたします
幼い頃から、なっちゃんが愛用していたキャリーで旅立つ日の訪れを、心からお待ちしています
みなさま、よろしくです
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