症例A。
多島 斗志之著
ようやく読み終えました。
長かったです。
しかも精神科医の話だから専門用語も多いし。
加えて途中から日本の美術遺産絡みの話も混ざってくるから、なんとも読むのに根気がいります。
700頁弱のうち150頁目くらいですか、面白くなってきたのは。
だからそこまでが読むのにちょっと時間がかかります。
でもそこからは驚異のスピードで、たぶん2日間で読んだと思います。
精神分裂症とはまた違う、そういう病名?があることも知りませんでした。
だから、そこに対峙する医者の苦悩も想像したことはありません。
しかし、いざ知ってしまうと、世の中の人々を、そんな物差しで見てしまうこともあります。
知ることがいいことなのか、知らなくてもいいことなのか。
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