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二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「あなたと」雑感

2008-08-19 23:37:42 | コブクロ
酔っぱらって歌ってると、ちょっと空と友達になれそうな、そんな勘違い♪

「あなたと」のPV観て以来、時々口ずさんだりして楽しんでます。

趣味の少ない中年の、気分転換(笑)。

「あなたと」って、噛み締めるほど深い、というか、いい歌だなぁ。。。と思う。

自分がネガってるときに書いた詩と、世界が近いのに、描いてる視点が真逆のポジだったから、よけいまぶしく感じるのかな。とにかく、すげー歌だ。

ほんと、これはコブクロの歌(絢香ちゃんの歌は全部聞いたわけではないんで言えへんけど(汗))全てに共通するけど、否定的な言葉が絶対出てこない。描いてる感情は陰影に富んでいて、PVにもあるように、光も影も晴れも雨もある感じなのに、歌詞はあくまで美しく、肯定的なんだ。


いいなぁ、と思う。ともすれば、刃でしか自分の痛みを表現できない、性急で稚拙な我々の性向を、絢香コブクロは、優しくなだめてくれているかのようだ。


哀しみを表現するのに、ナイフはいらない。
憤りを表現するのに、血はいらない。
えぐられるような痛みを表現するのに、否定する言葉はいらない。


美しい言葉の中に、憂いがあり、
優しい言葉の中に、癒されない傷があることを、
この曲は、思い出させてくれる。

懐かしい記憶の中の声の優しさに、含まれていた思いに、心馳せるように。
ぼくらは、少しずつ、気づいていく。
遠い思いに。遠い願いに。


この歌の持つ、決意。願い。

それは、偶然の産物かもしれない。語呂合わせからの創造物かもしれない。


でもね。神様は、きっと、優しいから。
どんなささいな偶然にも、奇跡を紛れ込ませてくれるんだ。

絢香コブクロの描く「あなたと」。しみじみと、いい曲です。

おいらは、「Winding Road」も好きだったけど、あの歌は、Sense of Wonder(courtesy of Great Ms. Rachael Carson)的に感覚で受け止める歌で、よく味わうまでには時間がかかったように思う。とゆーか、あの歌は、左脳で聴こう、という気がしないんだ(爆)。感覚で「歌うだけで(聞くだけで)楽しい」ってのをむしろ追求した楽曲だったのかな、なーんて、勝手に思ってたりする。(すんません(汗)こんな感じ方で。。。)すっごく。。。「カ・イ・カ・ン!」(。。。すんません。薬師丸ひろ子の名台詞っす。。。)なんだよね、Winding Roadって。おいら、あの曲聞くと、思考停止して、とりあえず気持ちよくなっちゃうんよ(汗)。

今回の「あなたと」は、じっくり聞いて、ふーっとため息の出る感じの、いい曲だ。何とも言えず、、、場末の旅館のゲームコーナーでも流れてほしいし、にぎわうプールの有線でもかかってほしいし、冬になったらスキー場にあうだろうなぁ、、、そんな感じの「いい曲」だ。なんというか、人に寄り添ってくれる、というか。

発売が待たれる「あなたと」ですが、絢香コブクロには、ぜひ、この曲を、メディアに露出して歌っていただきたい。秋冬の日本人のココロに、結構直撃っすよ(笑)!

一人、平熱のはずが温度上がってる、三月の風でした(寒)。
コメント
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