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二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

真夏の陽炎~崖っぷちの口笛~

2025-08-04 21:59:36 | Weblog
どうも。ごぶさたですが、生きてます。生存報告をここに。

久しぶりすぎて、「盆だから(戻った)?」と思われそうですが、生きてます(二度目)。

時々読んでる「しいたけ。」さんの占いに、「この頃、SNSが生存確認みたいになっている」と書かれていて同感。
うん。何か色々と書く勢いとか余裕とかが、水と同じように枯渇してます。

崖っぷちの上は灼熱。車のハンドルも置き忘れた上着も、何もかも火傷しそうな温度。

明日の天気予報も雨はなし。カラカラの大地は風も熱い。
空を見上げ、降雨を祈る毎日。(雨ぎょうさん降ってる地域の人にはごめんな。)

そんな毎日なんで、世の中で熱に浮かされたような主張を声高に述べる人に、どうもついていけない。
大慌てでトップのすげ替えをしようとする人は「民意」と言うが、そんな民意どこにあんだよ。後どうする気だよと思う。
日に日に「無責任な禊ぎという慣行を最優先する人への不信」を覚えてしまう。(あくまで個人の意見です)

ああ、ノンポリだったはずのおいらまでこんなことを書き込むなんて、暑さも社会も過酷すぎる。

暑くても諦めずに、思考停止せずに、一つ一つ解決を求めていきたいな。
AIに委ねるのではなく、様々な意見、立場の見方に触れながら、最善の道を選びたい。
(AIの回答は万能ではなく、作者の設計に基づく解釈の一つだと思うから。)

思考を続ける力を。解決を探す力を。人の協力と叡智を信じる力を。
運命よ、どうか。ほんの少しだけでも、おいらにお与えください。

勝手読みと勝手書きで陳謝。灼熱の日がどうか少し和らぎますように。
暑いけど、みんな涼しくしてな。よい夢を。
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桜花 優しく揺れる 土曜昼

2025-04-12 16:58:51 | Weblog
どうも。生きてます。

崖っぷちは春。
農作業の準備があちこちで始まっています。

昨日まで、この世の終わりみたいな真っ暗な雲が垂れ込めてましたが、
今日は、うららかな陽光と爽やかな春風が、うっとりするような「春爛漫」を包み込んでいます。

桜が 輝いてる
風に揺れても 散ることなく
鞠のように ゆらゆらと枝先で 揺れている

完璧な春
完璧な花
梅 桜 木蓮 つつじ 椿花
赤 桃 黄色 白 紫の
泣き出しそうな 花宴

この一瞬がずっと続けば良いのに。

それは、青春を惜しむ心にも似た、惜別の情。
時間の終わりを、突きつけられ
胸の奥を 氷のような痛みが薄く刺す中
仮初めの魔法のような 春に酔うのだ

見上げる空は
やさしい薄水色
雲は 遠くの山の残雪にも似た色で
悲しみはそこここに溢れているのに
春だけが 今 ここにある

さて。
今日は、大阪万博の開会式がありましたね。
偶然、家族皆でNHK見てたら、始まった開会式中継。

天皇皇后両陛下及び秋篠宮皇嗣同妃両殿下のご臨席の下
華やかで、でも節度ある穏やかな開会式だったと思います。
佐渡裕さん指揮のファンファーレや、尾上菊之助さんたちによる連獅子の舞。鼓童やその他音楽家の皆さんの演奏。
子ども達や高校生、大人による様々なパフォーマンス。吹奏楽のファンファーレ。映像パフォーマンス。
そして、コブクロのテーマ曲演奏。(ひさびさだった!コブクロがんばってるな!)
参加国旗の入場と相まって、明るく和やかな開会式を彩っていたと思います。

大阪万博そのものについては、色々な思い(様々な情報も最近目に入るので)がありますが、
開催に尽力された皆さんの思いを込めて開会されたことを、お祝いしたいと思います。
事故なく無事に、会期を終えますように。
未来への様々なよい刺激となりますように。

おいら、疎いのでよくわからんけど。願うばかりです。



話変わって。
昔の記事からの警句を、偶然再読した。

「許されている内に、善き人たれ」と言ったのは、ローマの皇帝。
「明日あると思う心の徒桜」と言ったのは、9歳の親鸞。

そうだよな。
生きている間に、許されている間に、おれは何をしたいのか。
春に癒やされて、それなのに、さだまさしの「療養所(サナトリウム)」が
耳の奥でささやいているような そんな週末。

とりあえず、明日は桜を観に行こう。
皆さん、疲れを癒やし、よい週末をお過ごしください。
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過去からの風に吹かれて

2024-12-23 21:54:57 | Weblog
崖っぷちは雪。
吹き飛ばされた雪の名残が地面に張り付き、舞い戻る雪の襲来に、崖の上も下も一様に、白。

偶然、誰かの目に留まった、過去の自分の記事を読む。
自画自賛?…まぁ、そうかもね(苦笑)。
アクセス解析という機能は、偶然の賜として過去の自分を順番に棚卸し点検するかのような趣がある。

忘れていたはずの、10年以上前の記事の光景が、今の自分の目の前に鮮やかに蘇る。

「風に草がなぎ払われる、真夜中の崖っぷちに立ち尽くし、取り残される。
そんなロマンティックなもんじゃないぜ。誰からも見放されて。
ダイナモを回せ。回転数を上げろ。いつまでも眠ってたら、箱の中にしまわれちまうぞ。

真っ暗闇を、歩け。自分。」

ああ、自分はこんなに年月が経っても、全然進歩せず、この場所に立ちすくんでいるのか。

折からの吹雪が、髪ををもみくちゃにする。
足下の白。天上の白。眼前の黒と白。金子みすゞの詩歌が、遠く聞こえる。

ゆっくりと、雪の季節の中で、目覚めの伸びをする。
俺の姿は、誰かの夢の中の出来事のようだ。

寒いけど、皆さんどうぞお大事に。願わくば、全ての人に良い眠りを。
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雨夜の戯れ言

2024-11-06 22:32:50 | 吉岡秀隆
崖っぷちは雨模様。霧のような、ヴェールのような。
崖の上は冷たく濡れている。季節はあっという間に過ぎ去り、凍えるような寒さが忍び寄ってきた。
前回のブログは…1年前?!

ご無沙汰しております。生きてます。三月の風です。蚊の鳴くような生存報告をここに。
相変わらずの崖っぷち生活です。時々「おれ、もう落ちてるんじゃないかな。ここにいる俺は、落ちた俺が崖の下で見てる夢なんじゃないかな」なんてことを思う。(ゴジラ-1.0の敷島へ。おれも同感だよ)
唐突ですが、ゴジラ-1.0のテレビ放映、よかったっすね。ゴジラとの海上の鬼ごっこ、何度見ても逃げ切れる気がしない(苦笑)。

思うこと、身に起きることは多かれど、声なき息は風に散りゆく。

さて、世の中いろんな事がありましたね。今も、いろんなことが起きてます。現実逃避しまくりの毎日です。

どんくさい話題で恐縮ですが、最近感じた個人的衝撃は、突然自覚した老化現象です。
寄る年波、とはいえ、筋肉ってこんなに急激になくなるの?俺の腹筋どこ?!ハムストリングスどうなってるの?!
プチ・パニックと言ってもいいほどの恐怖を感じました。
こんなこと、50代で知りたくなかったぜ。命の危険を感じるレベルっす。

医者に言ったら「運動不足」と至極当然の診断をいただきました。

周囲に訃報が多い。空を見上げる。
最近天気が悪く、月を追えなくなって久しい。月が見たい。

支離滅裂な記事ですが、お目汚しをお許しください。

そうそう、最近のマイブームは、指揮者のカラヤンと小澤征爾です。
おれ、多分、人生初クラシック音楽が、親父のLPレコードで、カラヤン指揮のベートーヴェンの交響曲第5番ハ短調「運命」とシューベルトの「未完成」交響曲でした。親父が毎週日曜日にレコードをかけるもんだから、子どもだった俺の脳にはこのLPがすり込まれて、このテンポでないと受け付けなくなってしまった。(ちょー速いんだよね。)
最近、カラヤンの古い音源を聞く機会があって「これだよ!」と懐かしく、それ以来再燃しました。
そして、最近になって初めて聞いた小澤征爾の「運命」が、すごくカラヤンを彷彿とさせる演奏で、驚いた。
小澤氏はカラヤンとバーンスタインの両方に師事した史上唯一の指揮者なんだね。今更ながら、聴き始めてます。

そんなわけ(どんなわけ?)で、崖っぷちでぶら下がりながら、現実逃避その2を最後につぶやいて終わります。

唐突ですが、「ミステリと言う勿れ」の久能整くんは、アイビーハウスの謎に気づいてるんだろうか。
ネタバレ嫌な人は、以下見ないで回れ右してね。



ひっかかるのは「7巻の、あの集合写真を撮ったのは誰?」と「喜和さんが出先からかけた電話、と言うけど、橘高が来たとき、彼女の(買い物に行って帰った)足跡はあったのか?」なんだよな。そんなの、引っかかるところじゃないのかもしれないけど。

ちなみにおいらは、整くんは、ライカさんに対して「正しく」接したけど、ライカさんの人格はそれで救われたのだろうか、と今でも考えてしまう。彼女が全ての罪を引き受けて「千夜子」を自由にする、という企みは成功したように見えるのだけれど…(ライカと千夜子を別人格と考える根拠は本人達の言い分でしかないので、最終的に、千夜子がライカの記憶を持っていた場合、ライカという存在はどうなったのか、ということを考え始めると、こんがらがって眠りに落ちてしまう…)

マジで狂ってるレベルの支離滅裂でした。陳謝!
寒い毎日ですが、皆さん、あったかくしてな!

追伸:泰三子の「だんドーン」も超気になる。毎週怖いが、待ち遠しくて仕方ない。
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ゴジラ-1.0初日!そして、吉岡秀隆ファミリーヒストリーに登場!

2023-11-07 23:50:36 | 吉岡秀隆
崖っぷちの上は強風。南西の風が髪をもみくちゃにする。
見上げれば晩秋の空。ああ。

「からまつの林を過ぎて、
からまつをしみじみと見き。
からまつはさびしかりけり。
たびゆくはさびしかりけり。

からまつの林を出でて、
からまつの林に入りぬ。
からまつの林に入りて、
また細く道はつづけり。」

突然、北原白秋なんか口ずさみたくなる、そんな風が吹く。
大地よ揺らぐな。空よ唸るな。どうか、遠き地まで届く平安を。


さて。今日の話題。
満を持して!吉岡秀隆氏がNHKファミリーヒストリーに登場だ!

ファミリーヒストリー 吉岡秀隆~いくつもの“縁”に導かれた俳優の道~
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2023132089SA000/

「僕は役者に向いていない」だからこそ視聴者の心を揺さぶる丹念で温かい吉岡秀隆の演技(スポニチ2023年11月4日)
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/11/04/kiji/20231104s00041000517000c.html

おいら、実を言うとファミリーヒストリー少し苦手であまり観てなかったんだが、今回はTV前に正座で視聴しました。(まぁ野暮用あって少し遅れたが、録画間に合ってよかった…)

圧倒された。そして、なんだか納得した。吉岡秀隆の原点そして目的地。彼の発する一言一言の奥にあるもの。
「興味ない」と言っていたはずの我が家族も、いつしか座って一緒に観ていた。

おれんとこの母親と吉岡氏のお母上は割と年が近いので、スケール大きく若く(マジ若ぇ!)はつらつとしたお母上のお姿に、我が母も随分と励まされた様子。
そして、実兄の悲劇的戦死について語られた後、「…うちだけじゃないからね」と仰ったお母上の優しさ。生まれてすぐに戦争で父親を失った母は、その言葉に心揺さぶられた様子だった。「そうなんだよ」と小さく呟いていた。

吉岡秀隆と役者業との縁。放送では黒澤監督との関係は取り上げられなかったけど、それについては以前BS(どこだっけ?)で「若き日の黒澤明~幻のシナリオに隠されたクロサワ映画の原点を探る~」という番組があったほどだ。今回は山田監督の「男はつらいよ」と倉本先生の「北の国から」、そして「Dr.コトー診療所」中心の紹介だったが、吉岡自身から(映画の題名への言及はなかったが)「八月の狂詩曲(ラプソディ)」が転機になったという話があったのは少なからず胸に来るものがあった。
おいら、初吉岡が「八月の狂詩曲」だったから、本当にあの作品は(映画自体も素晴らしいが)吉岡や他の登場人物の生き生きとした存在感が素晴らしいと思うのだ。

そして11月3日は、「ゴジラの日」でもある。
【トークノーカット】『ゴジラ-1.0』より神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴、安藤サクラら登壇!初日舞台あいさつ
https://youtu.be/OEp4bOHEzCc?si=Ng-lzRRoQ2--2Gy3

皆さん、ゴジラ-1.0(マイナスワン)はご覧になりましたか?
いや、マジすごいっす。ホント、○ぬかと思った場面が何度あったことか。

おいら、パニック映画は冒頭から亡くなる人に順番に感情移入してしまうので、そこそこの確率で映画後半でバテて終了後にはぐったりなことが多いんです。(ストーリー自体は楽しむんだが、頭のどこかで自分が○に続けているような感覚が消えない…)
今回は、違った。
笑っちゃうくらいどうみても勝てそうどころか逃げ切れそうにないのに、手を握りしめて固唾を呑んで物語の行方を見守りたくなる、この感覚はなんなのだろうね。

明日は週のど真ん中。そして「コタツがない家」第四話。
時の歩みが速すぎて呆然としてるけど、まずは吉岡秀隆氏の今後の一層のご活躍とご家族皆様の御多幸を祈って今日はここまでといたします。おやすみなさい。
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屋根の上の酔っ払い(笑)~ドラマ「コタツがない家」を観た!

2023-10-20 00:30:45 | 吉岡秀隆
崖の上はやんわり温い。寒気の前の生暖かい風が不穏だ。

どうも。あっという間に木曜夜です。
昨晩は、小池栄子女史主演「コタツがない家」初回でした。ドキドキしながら薄目で視聴し始めたのだが、最終的には、目ん玉ひん剥いて(苦笑)観る羽目になりました。

視聴後の感想としては、よいドラマだと思いました。本心で、次回も観たくなったよ。

おいら、基本ドラマ好きというわけではない(どっちかというと自分のペースで進められる本やマンガの方が好き)なのだが、吉岡氏関係とNHK大河、朝ドラは何となく心惹かれる。
日頃はドラマよりドキュメンタリーとかサラ飯とか、72時間とか、小さな旅なんかが観やすい。まぁ、家族がお笑い好きなので、気がつくと明石屋師匠のバラエティ視聴率が高いのだが(苦笑)

「コタツがない家」は、そんな「ドラマ検定8級」のおいらにも入りやすい、よいドラマでした。

なんたって、分かり易い。
それは見え透いている、ということではなくて、観ていて違和感が少ない、という意味だ。
全部を説明しがちな昨今のドラマの傾向は踏襲しつつ、それ以外の隙間の見せ方がよくて、登場人物が生きている感じがする。
登場人物のキャラクター造形は漫画的(マンガ原作?)だが、まだ語られていない雰囲気みたいなものが魅力的に匂ってくるから、次回が気になるのだ。

名優小林薫のなんとも言えぬ快演が光る。
一見非常に「いい人」っぽいながらも、確実に面倒くさい頑固な性格が匂い立つような、リアルな為人。
その小林薫に引っ張られるように、若い小池栄子の「娘」役が映えるのだ。大きな瞳を見開いて涙をこらえる場面は、思わず(烈女という雰囲気の彼女なのに)ああけなげ、とよろめきそうになってしまった。

吉岡秀隆の一癖どころか十癖もありそうなひねくれ亭主の演技も、期待以上に楽しかった。
凄く軽いのに、所々ぞっとするぐらいリアルで面倒くさい。(彼が「同居」についてネチネチ主張する場面は、リアルのどこかで何回も聞いた話に似過ぎていて、一瞬気が遠くなるかと思った(苦笑))
人がいい、でもいい人ではない(笑)、ダメな男のリアル50代。やべー(我が身を省みると魂の色が似すぎていて、、、)そんなダメ男が、目を剥きながら、舅(岩のように大きな存在感!)に将棋で立ち向かっていく様は、泣き笑いの様相を呈して、何だかものすごく面白かった。

そして、そんな名優達の中でこそ、純な作間龍斗の存在感が、清涼感を感じさせるのだ。
孫、なんとかわいいのだ。頑固親父は孫に救われるのだ(涙)。そして彼の今後も又、頭痛いぐらいリアル味があって心配だ。

編集者の北村一輝のうさんくさい世慣れた感(笑)も、癒やしの泉のような猫のチョーさんも、全てを達観したような歴戦の勇者感を漂わせる貝田清美母上も、呑気なようで各々すねに傷持つ私生活を隠し持っていそうな万里江さんの部下達も、、、
うん、なんかしっくり来て観やすいぞ。

このドラマは、思い切りコミカルでありながら、部分的にものすごくリアルで生々しい。
そのギャップがほどよい緊張感となり、ガハハと笑い飛ばすには身につまされる気持ちになりながら、それでも自分のことは棚に上げて観てしまうのだ。

まとまりのない感想、陳謝です。もちっと推敲しろ、自分。

ともあれ、ドラマの前にやってた特番で、思いがけず山田洋次監督のお元気な演出のお姿を拝見し(歌舞伎界を演出する山田洋次監督、オーラがすごい)、思わず背筋が伸びたことを報告し、今日(あ、日付またいでしまった(汗))の報告を終わります。

なお、水曜夜は夜更かしすると「週刊モーニング」更新の誘惑と戦うことになり、昨日は敗戦でしたが、来週からは少し睡眠を優先しようぜ、自分。

では、おやすみなさい。
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吉岡秀隆、メガネについて語る

2023-10-16 00:32:59 | 吉岡秀隆
「メガネが芝居の幅を広げてくれた」吉岡秀隆 zoff focus

吉岡秀隆氏、zoff focusのインタビューで、メガネについて語っている。

ふむふむ。へぇ。という感じで、おいらも野次馬読者となる。
昔たまに観た「トリビアの泉」ばりにへぇ。へぇ。へぇ。してしまった。

zoffお洒落で価格帯も手頃だし使ってみたいんだけど、如何せん、おいら極度の近視と老眼なので、近年はどうしてもパリミキ一択になってしまう。

吉岡がかけてる眼鏡、デザインが好きだ。おいらのかけてる眼鏡もコンセプトはだいたい同じ。えっへへ(苦笑)。
今回は眼鏡の特集なので、目のアップが印象的なのだが、うん、吉岡、いい表情してるな。仕事充実してるんだな。よかよか。

今週18日はいよいよドラマ「コタツがない家」が始まる。直前の番組で番宣するらしい。「尻に敷かれるひねくれ亭主」というマンガみたいな役柄が、どんな風に演じられるのか、結構楽しみにしている。結婚した茶川さん、みたいなこじらせ方してるのかな(笑)。

おいら「サザエさん」大好きで、中でも「マスオさん」の穏やかさ、優しさ、善良さには毎週脱帽している。
奥さんの実家に同居で、舅さんと晩酌するぐらい仲が良くて、姑さんとも甥姪とも仲良くて、彼自身が自分の境遇を楽しんでいる。
しかも声が、天下のヒーロー、田中秀幸氏だからね。
マスオさんは、全人類の手本となる最高にかっこいいロールモデルなんだぜ、とおいらは勝手にむちゃくちゃ傾倒してるわけです。

その真逆のような吉岡演じるダメ夫もまた、わくわくしてしまうのだ。
水曜日が楽しみだ。
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空蝉の 真昼のごとき 影を踏む 

2023-10-14 22:55:00 | Weblog
どうも。ごぶさたっす。
崖の上はあっという間に秋。日が暮れると寒いね。
タイトルは、夏の終わりみたいに思ってたらいつの間にか仲秋の名月だってさ、という己の心情の断片です。(苦いねぇ)

崖から落ちそうになりながら、よたよたと低空飛行の今日この頃です。
なぜか数日前から、中島みゆきの「二隻(そう)の舟」が耳から離れず、脳内をグルグルしています。
8分超えの曲なんで、最後まで空耳再現するのしんどいんだけど、ピアノやコーラス、インストの音色やリズムなんかがすごくよいので、観念して、伴奏付き(笑)で脳内リピート再生しています。

さて。最近、吉岡秀隆氏の活躍がめざましく、新番組(10月18日(水)初回!)「こたつがない家」への出演や、映画「ゴジラ -1.0」への出演(11月3日(金)公開!)、zoffへのインタビュー出演(ウェブで大公開だ!)等、おお~っ!と感嘆の声を上げているおいらです。

頑張ってるなぁ。ありがとう。

ニュースが毎日心も頭も削るので、鈍化する日常に呑まれないようにするには、元気の出るニュースが必要なんだ。
藤井聡太さんの大快挙もそうだし、大谷さんの大活躍もそうだし、おいらにとっては吉岡氏の活躍も、心と体を守ってくれる「マホカトール」みたいなもんです。

弱っちいな、俺。

全ての苦境にある人々が、一日も早く安全な生活を享受できますように。おいらが好きな全ての人が、穏やかで健やかな毎日を送ることができますように。

あったかくして寝ようね。おやすみなさい。

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「ゴジラ-1.0(マイナスワン)」2023年11月3日公開!

2023-09-10 20:48:06 | 吉岡秀隆
暑さがやまず、夏バテ気味の崖の上。
なんでこんなにしんどいのか、と重い身体を引きずりやけ気味に空を見上げる。
どこもかしこも稲刈りの田んぼの上を覆う曇天。

この年でコロナで1週間の臥床状態が筋力・体力の低下を招いたのだろうな、とは思う。思うが...(泣)
ハイ、気力不足っす。たかがリーマン内勤メインなのにこのていたらくは、確実にたるんでるのは確か。そして脳みそも確実に何割かいかれてる...(爆)

カロナールに助けられても青息吐息の毎日ですが、数日前にびっくりするニュースがありました。

『ゴジラ-1.0』メインキャスト発表 山田裕貴、青木崇高、吉岡秀隆、安藤サクラ、佐々木蔵之介が出演

おお!ゴジラ!しかも、キャストすっげー!!!(「どうする家康」での活躍から山田裕貴の出演も楽しみなところ。まだ「平八郎」な山田氏しか知らんが。)

それにしても吉岡氏ついにゴジラに出演かぁ。山崎貴監督だもんな!期待大だな!

。。。なんて、脳天気にニュース見てた自分は正直、予告見てびびりました(褒め言葉っす)

公式HPの予告映像の怖いこと!迫力ありすぎてびびりました。
海外でも予告映像の評価は高いみたいなので、公開が待ち遠しいです。

ちなみに撮影はもう完了とのこと。今年の11月3日なんて、もう2ヶ月後じゃないっすか!!
10月にはドラマもあるし、この秋は吉岡秀隆三昧?なのである。

最近しおしおにくたびれてる中高年にも活が入りそうです。感謝。

各地の災害・事故・事件のニュースにノックアウトされそうな日々でも。
心を強く持って、日常を大切にしよう。まずは体力。睡眠。食事、やで。

このHPを覗いてくれる奇特な方々へ。感謝と敬意をもって。

どんな涙に暮れる日も、夜になったらねるんやで。明日のことは、明日考えよう。
身体も心も大事にな。ほな、皆さん、おやすみ。
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吉岡秀隆、10月ドラマ「コタツがない家」に出演!

2023-08-29 00:51:39 | 吉岡秀隆
速報です。(生きてます。新型コロナにやられたり諸々あった今日この頃。)
崖っぷちで立ち上がる中年に嬉しい知らせ。

タイトルのとおり、なんと吉岡氏、日本テレビの連続ドラマに初出演。
スゲー!と久し振りに大興奮なのである。

昨日は家族が24時間テレビを観てて、おいらは同じ部屋で画面も観ずに他のことやってたんですが、突然「夫役の吉岡さんです」だったか、紹介があって「エ?!」と画面を見たら、吉岡氏と小池栄子ちゃんと若者(ジャニーズJr.)がニコニコと小林薫さんの顔写真入りうちわを振っていた。

コタツがない家

コタツがない家

2023年10月期水曜ドラマ「コタツがない家」公式サイト。主演・小池栄子。てんやわんやな日々に小さく小さくきらめく幸せを描きだす、笑って泣けるネオ・ホームコメディー。

日本テレビ

 


上記リンク先は公式ホームページです。キャストの紹介欄が良いね。
監督や脚本、スタッフ、キャストの皆さん。楽しみに期待しています‼️

なんか、サザエさんっぽいホームドラマなのか、寅さんっぽくなるのか、三丁目の夕日的なのか。
そんな予想を覆すもっと新しい何かなのかもしれませんが、それにしても、吉岡秀隆と小林薫の夢の共演(しかも婿舅)は嬉しい。二人の名演技をコメディで堪能できるなんて、何という幸せ。
そして、奥さんが小池栄子ちゃんなのも嬉しい。息子役の若者(作間龍斗くん)も初々しくて楽しみです。

鬼才吉岡秀隆が、いかにも凡庸な男を演じる贅沢。尻に敷かれながらつい不注意な言動で女性の苛立ちを誘う(笑)おいらのような中年(中高年?)を演じてくれそうな予感に、期待と不安(マジで似てるダメさだったらどうしよう(-_-;))は限りなく、、、

ちなみに本日はネットニュースでも各所でこのことが取り上げられているので、皆様もぜひチェックされたし。(吉岡氏の公式ホームページでも今日から告知されているようだ)

そんなわけで、久々に深夜の更新なのでした。
今日もまた崖っぷちのままだけど、割合に絶体絶命っぽい(今週の五条悟並みに)んだけど、10月を楽しみにジタバタを続けます。

連日の猛暑やゲリラ雷雨ですが、みんなに健やかな眠りが訪れますように。Take care.
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K2~コミックDAYSにて5月31日まで全話無料祭り!

2023-05-22 22:01:41 | その他アニメ/マンガ
崖っぷちで小休止。崖の上は黄砂。山々も海の向こうも、煙っている。

どうも、お元気ですか。灰色の幕が垂れ込めたような、月曜日の夜です。

さて、タイトルの記事は、3月末から開催されている、講談社の人気マンガの電子版無料視聴期間のこと。
巷で大きな衝撃と感動が広がっている、名作「K2」の無料祭りです。
「K2読んだか?!」と「今頃知ったのかよ!」の応酬はそこかしこで発生しており。
ああ、何年か前に「「スーパードクターK」「K2」を語るコブクロの黒田」、というYouTubeが確かにあった、、、黒田氏、すまん。おいら、あのとき、黒田氏の「いかにK2が素晴らしいか」についてのプレゼンは記憶してるんだが、当時はそのままになってしまったんだよなぁ。惜しかったなぁ。でも、今回一気に読んで、一気にはまりました。

以下、「K2」についての紹介文(by コミックDAYS)

「K2
真船 一雄
天才的な頭脳と並外れた肉体、そして神業のようなメスさばき――伝説の医師・ドクターKが現代に降臨! 「スーパードクターK」「ドクターK」に連なる新たな“K”の物語。かつては治療不可能とされた病を駆逐する最先端医療と奇跡のオペ! すべての患者の心を照らす、スーパー・メディカルエンターテインメント!」

とりあえず、あと9日です。9日あります!449話、一人でも多くの人が、「K2]体験をできますように。
なんかね。読後感が素晴らしくて、清涼感がすごい。一話でも読むとものすごく勤労意欲がわいて、職業的倫理観が刺激されるんだなぁ。この作品。出てくる登場人物が皆、人として憧れずにはいられない魅力を持っている。
もちろん、中年としては、毎日マンガ三昧、というわけにはいかないのですが、毎日、10分でも読むと、なんか元気出る(苦笑)。

実は、3月上旬に読み始めてK2の世界にすっかり傾倒したおいらは、5月3日に秋田の「横手市増田まんが美術館」にも行ってきました。
作者の真船一雄氏は、おいらの少し年上です。トークイベント&サイン会があると聞き、滑り込みで申込し、参加することができました。生原画展示展は豪華すぎて、美麗な原画(プロだから、という言葉では言い尽くせないぐらい、原画が美しい!)を前に挙動不審になって、うろうろしてしまった。今となっては「もっとかぶりつきでじっくり観てくれば良かった」と後悔しきりです。
美術館内のカフェには、おいらも知ってる多数の超著名な漫画家さん達のサインが壁を飾っており、「ほぇ~」と魂抜かれたようになりながら、オムライスを食ってきました。
ちなみに、カフェの壁にはビデオ画面があり、アニメ「釣りキチ三平」のビデオが流れていました。おいらは「釣りキチ三平」大好きだったのですが、当時、チャンネル権が親父の支配下にあった我が家では視聴が許されておらず、いつも悲しく思っていたのでした。(病院の待合室とかで雑誌が置いてあると、むさぼるように読んでたなぁ、、、)

そして、後日のSNSによると、カフェでおいらが座ってた席の真上に、翌日、真船一雄氏直筆の「神代一人=K」先生の絵が飾られていたらしい!ああ、5月4日も美術館行けばよかった!!!と思ったのでした。(いろいろもったいなかった旅でした。)

月曜日から遠吠えしてる情緒不安定な中高年をお許しください。最近、割と一杯一杯です。
色々あるけど、頑張るべぇ。皆さんも、どうか良い夢を。

そして、素晴らしい「K2」を創造し続けている真船先生も、どうかよい夢を。(忙しいでしょうが、どうか、しっかり睡眠時間とれますように。)
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奥寺常幸隊員、誕生日おめでとう!(ワールドトリガーはよい!)

2023-05-20 23:31:27 | その他アニメ/マンガ
ツイッターでも、あまりに控えめなムーブメントなので、、、(苦笑)
つい、ひいきのために声を上げました。キショくてごめん。奥寺。こんなおっさんに祝われてもとまどうばかりだろうが。

ワールドトリガーは、週刊少年ジャンプから月刊ジャンプSQ(スクエア)に移籍し、現在もSQで連載中の、葦原大介氏の超絶人気連載マンガです。
最近では、「ワートリ」「ワ」等の合い言葉で幅広いファンに支えられ、ゲームコラボやグッズ展開も幅広く、ミュージカル界にも進出したようであります。(小生、皆様の囀りに、噂を聞くのみ。いまだ現実にはそれらの展開に疎いのですが、、、)

ワールドトリガー公式ツィッターは、律儀にも、名前と生年月日がわかっている百数十名の隊員一人一人の誕生日を祝うツィートを数年来継続してくれているのですが、これは、大きなファンサービスであり、そもそも百数十人の識別可能な個性を持ったキャラクターが存在すること自体、希有なマンガとは言えますが、おいらの好みには相当合致するため、日々、公式のツィートを楽しみにしています。
そんで、本日は、B級6位部隊「東隊」に属するアタッカーの「奥寺常幸」隊員の誕生日、というわけです。

奥寺隊員は、作者である葦原氏から「奥手」と紹介されるだけあって、とにかく地味な印象です。
だがしかし!要所要所で鋭い発想や非凡な知性を感じさせ、16歳の若さで、閉鎖環境試験用特別部隊「古寺6番隊」においても、様々な個性を持つメンバーのmagnet(磁石)的存在であることを暗喩する描写がされており、「おう、こりゃ、東春秋隊長(25)の後を継ぐ逸材じゃん!」と、おいらとしては、百数十人ネームドキャラ中一押しのキャラクターなのです。

見た目の地味さ故か(相応に凜々しいのに)グッズ展開の中心にはいませんが、去年は「東隊」くくりで、大人気の烏丸京介との抱き合わせ(爆)グッズの販売もあり、おいらとしては「よし!この波に乗れ!」とか、なんか知らんけど、テレビでよく見るアイドルを、お茶の間から応援する中高年ファン的な、そんな微熱の情熱を時々傾けています。(ちなみに、東隊の相棒の小荒井隊員や、隊長の東隊長、オペレーターの人見摩子隊員もみんな好きだよ。その他の隊のメンバーも大体好きだ(苦笑)。でも、一番は奥寺なのだ。)

奥寺のよさはいくらでも語れるんだけど、ワールドトリガー公式ツィッターの本日の誕生日ツィートの紹介には感激しました。
曰く。
「5月20日は奥寺常幸隊員の誕生日です!
臨時部隊では古寺・六田・三浦・木虎隊員と共に「古寺6番隊」に所属。
古寺隊長や木虎隊員が迷った時、要所要所で行動を促すアドバイスをするなど、うまくチームを活性化させる役割を担っていますね!」

なんと的確に、奥寺を評価してくれるんだ!!!公式(編集者さん?)はわかってくれている!よかったな、奥寺!
大きいファン、感激の図、です。(大人げないです、はい、ごめんなさい。)

んで、その栄えある「奥寺誕生日おめでとう!」のツィートが、ワートリファンの間でも比較的地味な反応で受け止められ、そろそろ本日も終わろうとしていることに、世界の末端で何とも残念に思い、(いや、奥寺は派手なことは望まん性格だからこれでいいのだ、と思いつつも寂しく)、自分のブログで吠える、等という暴挙に出た次第。

(おいら、ツィッターせぇへんので(爆)。理由はベネディクト・カンバーバッチ氏と同じ。な~んてね(不遜))

お見苦しきこと失礼。善男善女は目をつむっていただければありがたく。同好の士は、密かに喝采上げられたく。
ああ、今日も終わろうとしております。もっと社会的なことをつぶやけないのか、この中年は。
ある意味自分の幼さにドン引きしつつ、今日はこの辺にてお休みなさい。
(おいら、社会派は語れんのよ。)(「騙れん」とは言わぬ。)

おやすみ、みんな。今日は、みんなに良い夢が訪れますように。
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ココロの形

2023-03-04 23:01:57 | その他音楽
どうも。皆さんいかがお過ごしですか。
崖っぷちの三月の風です。
崖の上は曇天。寒いけど、雪は溶け始めている。冬が解けていく。

この間、運転中に流れた音楽に心慰められた話をしました。
あれ書いた後に、我に返って思った。
「おいらはなぜ、ランダムチョイスの音楽に、救済されたかのような心地よさを感じたのか」

あの時は、救われた気持ちになったことを記録に残したくて、夢中だった。
確かに、あの時のオイラは、泣けないぐらい身体の真ん中が空っぽで、ただただその空虚さに凍みるような寒さを感じたのだ。
そして、流れてきた音楽が、自分の心と(ある程度)シンクロしているかのような錯覚を覚えた。

2,3日後にふと、降ってきた考え。
「ココロの形が定まらない状態で不安が感知された時、その感覚を「寒さ」として感受した」

だとすれば、流れてきた音楽がおいらのココロを表現していたのではなく、逆に、流れてきた音楽に、空しいココロが共鳴し、その旋律・歌詞にココロが模られ、形を得て安定した、ということなのかもしれない。

卵が先か、鶏が先か、という話ならば。

心が先にあって、流れてきた音楽が、俺の心に似ていたのではなく。
流れてきた音楽の形に似せて、俺の心が生まれたのかもしれない。

なんちゃって。

昔書いた詩を思い出したので再掲。(自分でも忘れちゃうので、備忘録代わり。)

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小さな幸せ
(2005/03/12)

自分の中をいくら見つめても、そこには何もない。

ただ、ここにぽつんといて、黙々と生きている、何物でもない僕。
別にそれで困ることも何もないのだけれど。
忙しさが僕を満たして、僕を忘れさせてくれる。

それでも時々は、月明かりや、白々とした日の光が、
僕の輪郭を照らし出してしまうから。

そんな時は、あなたに会いに行く。
あなたにとって、僕が何なのか、を知るために。

あなたが、全ての僕をなぞるから、僕は
あなたの描く僕になる。

そうすると、人間になれたかな、って気持ちになれるんだ。

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あ、これ、まんま、これ。
おいら、昔から変わってねーな。
そんなことを、ふと思い出した夜でした。
(下書2023.2.19、投稿2023.3.4)
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降る雪のように

2023-02-04 22:49:39 | Weblog
崖の上から連投。

時節柄(雪には降ってほしくないから)、呼ぶようなことは言いたくないんだけど。

寂しさや空しさは、降る雪を見ている時の気持ちに似ている。

ハラハラと、あるいはザアザアと降る雪は
雨と違って、空気を満たすことがない。

降る雪を見ていると、空間の存在を、嫌でも思い知らされる。
虚しさが、可視化されたような、空白だ。

「降る雪を見ていると、気が狂う」と言ったのは、誰だったか。
(「星の時計のLiddell」だよな。彼の独白には少し共感する。)

冬は、雪のせいで、人は少し狂うんだと思う。
生きていることの虚しさを、日常の中で突然に、不意打ちのように突きつけられてしまうんだ。
ふと、我に返るかのように。

そんなね。感傷を感じたんだよ。
困りものの同僚や部下の心中にも同じ虚しさがあるのではないか、と、不意に妄想がわきあがり、
やるせない気持ちになったんだ。こんな共感、したくねぇのに。

凍てつく狂気の中で、正気を保つためには、
熱と、食料と、嘘でもいいから温かい人間の営みの摂取が必要なんだ。

今日、NHKの「大河ドラマが生まれた日」を横目で見ながら、時々泣きそうになるくらい、安心したんだ。
昭和の人々の心の動きや生活の営み。
それを摂取することで、おれは、「人間に還れる」と思ってほっとしたんだと思う。

ドラマの効能。
人間に、人間らしい心を吹き込む。

「愛とは、学んで得る技術です」と言ったのは、精神分析者の木田恵子先生。
エーリッヒ・フロムと似てるが、木田先生の表現の方が、おいらにはしっくりくる。

深夜の戯れ言。聞いてくれてありがとう。
おやすみな。
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やさしい偶然

2023-02-04 19:44:56 | その他音楽
どうも。崖っぷちの三月の風。生誕○年まであと約1ヶ月です。
月日の過ぎる速度にびびる毎日です。

今日は、長めの自分語り。偶然に救われた(大げさ)エピソードです。

この年(中年後期)になり、色々と社会経験も積んできたのだろう、と自分自身に問いかけたい気分ですが、まぁ、そういうわけで、そう言いたいぐらいには、すったもんだの日々が続いています。

一山越えるまもなく、また一山。連山っすよ。
でも、先輩の言うことにゃ、そんなの序の口。甘すぎや。赤子かてめぇ。
確かに。

そんな中で、先日、うっかり区切れよく週末を迎えてしまい、くたびれて退勤しようとしたら。
寒さの中で、猛烈な虚無感に襲われました。
ええ、あれは通り魔みたいなもんでしたよ。リーマンのおいらが、オヤジ狩りみたいに、虚無の鬼に、いきなり心臓鷲掴みにされたっす。(被害者Pの証言)

久々に震えました。
おいら、日頃は所謂「お花畑」系の精神構造なので、ストレス耐性高いし、よく眠るし食べるし笑うし、愚痴より対策派だし、割と高野豆腐並のメンタルだと自負していたのですが(決して鋼ではないことは自覚)、割と一生懸命やって何とか乗り切った後の虚無感には日頃から警戒してたんです。

だって、あれ、やばいからね。

自分がやったこと全部が、どうでもいいことのように思えて、何とか事態を終えたのに達成感なんかゼロで全然うれしくなくて、寧ろ心臓に冷たい氷が生まれたみたいな冷気と痛さと空虚さを体の内側から感じるんだ。その先は言わずもがな。

数年に1回、うっかり我に返るといけない。心にドバッと冷水が流れ込む。

それを、久々に体感しました。油断していたのか、それとも、「そろそろ一回我に返って反省しろや」という神様のお告げか。

淡々とハンドル握りながら、どんどんと心の体温は下がり続け、「わーやべぇ」と理性が警報を発令し、おいらはまず、「逆療法」と称して、やぶれかぶれで反省モードに突入し30分。自虐も含め、脳内会議。(逃げると、後で再発が厄介なので。)

そろそろこのままでは自滅モードに移行しそうなところで、脳内会議を打ち切り。
一旦停車して、音楽をかけました。

やさぐれている時は音楽も聴きたくなくなるのですが、帰宅までの道中事故るわけにはいかないので、正気を保つための保険です。

モードはランダム。第1曲は(偶然)コブクロの「Days」。

(弱ってるところにコブクロはきついか、と思ったが、久々に聞く歌声に「わぁ、やっぱり黒田すげぇ。沁みる」と少し心が震える。でも、心が半ば○んでるので、かすかにしか感じない。)

次はスピッツの「海を見に行こう」。

(S&Gの「木の葉は緑(Leaves That are Green」に似すぎてそっちが聴きたくなるので、「海を見に行こう」を聴くと日頃は少しいらっとするのだが、この日は、懐かしいチェンバロ音色のフレーズに慰められる。)

第3曲目は、コブクロ「風を見つめて」。

(これを聴いてるうちに、やっと「哀しい」と感じ、自分がどんだけ弱ってたかじわじわ実感してきた。もしかして、おまえ(音楽アプリのランダムプログラム)、俺の聴きたい曲、わかったのか?)

次にback numberの「ベルベットの詩」、king Gnuの「カメレオン」が流れるに至って、疑問は予感に変わる。

(今の気分を代弁してくれてはるような曲や。おまえ(音楽アプリのAI)、もしやほんまに、、、?)

そして名渡山遼「ウクレレによるドラゴンクエスト」より「序曲」、そして「祈りの詩」。

(気分が落ち着き、高揚してくる。もしかして、おまえ(AI?)、ほんまに俺のこと慰めようとしてる?)

次は、中島みゆきの「時代」(初期の)。続いて大貫妙子の「Tema Purissima」。そしてPharell Williamsの「Happy」。

(やべぇ、この音楽アプリ(のAI?)、日頃は俺の好み外しまくったランダム選曲することもあるくせに、今日は心の中を読むようなラインナップだ。おれ、何か、うまい具合にあやされてる?!)

そんなこんなで、「AI(というほどのプログラムではないかもしれないが)よ、感謝」と思うに至った帰り道だったのでした。
まぁ、最後はPaul Simonの「Diamonds on the soles of her shoes」で、今?何でやねん!?と思ったけど、これはこれで、「家に入る前に気分あげていけや」という激励だったのかもしれない。

おかげで、おいらは、氷点下の道中、自棄を起こさず、ローレライにも囚われず、無事に帰宅のミッションを果たしたのでした。

AIすげーな、と思いながら、同時に、「AIって、作成者がAIにどんな価値観を注入するかで、変わるもんな」という持論を思い出す。今の政権は、どんなAI使ってんだろ。スパコン使ってもあんな政策になるんだったら、作成者の価値観の問題か、インターネット上にあるデータ自体が、偏っている(この世の中のすべての価値観を網羅しているわけではない)ってことなんだろうな。

本当に大切なことは、ことばにならない。でも、ことばでなければ、伝わらない。
発しないものは、存在しないと思われる。

そんな、残酷な、昔SFで読んだフレーズを思い出しました。
そう、20年以上前は、それは「SF」として描かれた世界だったんだよ。

久々の休みで、無駄話が過ぎたようです。すんません。

(追伸)
以下に、16年前の記事を改訂(今の気分)。

いろいろと 矛盾を抱えながら僕らは歩く
哀しみも憤りも 風船のように束ねて
風に吹かれて
何もない芦原で 夜明けを迎えるために

寒いけど、みんなあったかくしてな。お休み。
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