二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

自己チュー自己レス

2005-11-24 21:21:27 | オーボエ
先日の「オーボエ」をめぐる話題について。

>官能的ならいいのか?>自分。

と問題を提起したけど。

改めていろいろと作品を聴いて、結論。
官能的なら、いーんです。とにかく歌。心を揺さぶる歌が好きだ。

たとえば、本田美奈子も。新垣勉も。米良美一も。クライバーンも。ヨーヨー・マも。茂木大輔も。石川さゆりも。五木ひろしも。森進一も。郷ひろみも。森口博子も。山崎まさよしも。さだまさしも。平原綾香も。夏川りみも。大貫妙子も。etc.etc.

(勢い余って、同列にしていいのか、という人々が並んでますが、おいらの中では、ある意味「等価」です。)


今日は、先日録画したのに忘れていた「題名のない音楽会21」を発見して感激。羽田健太郎氏、若尾圭介氏、假屋崎省吾氏と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の競演を聴いた。

假屋崎って、こんなにまともな部分もあったんだな。クラシックの名曲にあわせて美しい生け花を創り上げていた。

若尾氏のオーボエもよかった。色気はあまりないけど(えらそーな言い方だ!)とても美しい音色で、語りかけてくる響きだった。

生で聴くと、きっともっと気持ちいいんだろうなぁ。

そして、羽田氏のピアノは笑顔と相まって、もちろん気持ちよかった。

番組では、テーマが「夢」でメドレーしていたが、「大衆」のおいらは涙が出るほど好きな曲づくしだった。フォスターの「夢路より」なんて、中学校時代の合唱で嬉し恥ずかし熱唱した曲だもん。あの時、練習の伴奏は足踏みオルガンだった。当時、中学校の部屋には必ずオルガンが装備されていた。今はないんだろうなぁ、足踏みオルガン。「トロイメライ」も印象深い。おいらにとってシューマンは長年「トロイメライの作曲者」だったのだ。(あんなにどでかい曲をいくつも書いた人とは知らなかった。)

話題転換。
それにしても!

高橋尚子はすごい。本当に、すごい。絶句。(してないで、ちっとは見習え>自分)

追伸:
出光ゼプロのCMに、角島が出てる。わお。綺麗だ。
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三丁目VS春の雪

2005-11-22 22:52:40 | その他映画
明日はオフ。父親は「春の雪」を見に行くつもりらしい。おいらは「お互いこの年になったら三丁目でしょう?!春の雪なんざ、若者が観るもんだよ、、、」と言ったが、父曰く、若者に混じることにこそ意義あり、ということらしい。明日は、、、どっちだ?!(平和だのぅ^^;)

いずれにせよ、観ることができたら幸せだな、と思う。
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オーボエの音

2005-11-18 22:04:06 | オーボエ
最近、気分転換の嗜好が「バイオリン→オーケストラ→協奏曲→オーボエ」と変化してきた。

マンガ「のだめカンタービレ」の影響大なのはもちろんだが。

その「のだめ」の企画CDを聴いたら、ものすごくはまって、特にオーボエの音色に一目惚れ(というか、聴いてすぐさま恋に落ちた(笑))なのだ。オーケストラなのに、個々の音がよく聞こえてとても魅力的な演奏だった。ああオーボエ。(もともとおいらは、管楽器ではホルンが一番好きなぐらいで、弦楽器偏愛者だったのに。)

誰が演奏しているのだろう。「のだめ」のアドバイザーである、N響の茂木大輔氏だろうか。それとも、この間「週刊朝日」でとりあげられていた、熱狂的な「のだめ」ファンの池田昭子氏(やはりN響)だろうか。

とにかく、夕焼けの雲の切れ間から降りてくるような音楽に、思わずむずがゆくなるくらい心地よくなってしまう。音のかけらがきらきら光りながら、天から降ってくる感じなのだ(おおげさ?)

そんで、もっと気持ちよくなりたくて、色々な演奏者を聞き比べている。興味ある人がいるかどうかわからないが、以下はおいらの独断と偏見に基づく感想である。

茂木大輔氏:今のところ、一番好きなのはこのお方の音色。繊細で色彩豊かで、プーランクとかうっとりしてしまう。まさに「カンタービレ(歌うように)」の世界だ。(でも、モーツァルトの演奏は意外と硬派?第2楽章は顔が熱くなるぐらいロマンティックだけど。)

ルルー(Francois Leleux):軽妙洒脱。茂木氏よりは淡泊?穏やかな音色が優しく軽やかに響く。池田氏の師匠と知って驚いた(彼自身がずいぶん若く見えるので。)いい音だなぁ。あ、、、やばい。トランペット(David Guerrier)もすごいや、このCD。ますますはまりそう。

ブールグ(Bourgue):茂木氏と比べるとこの方も淡泊に聞こえるが、落ち着いたいい音色だ。変な言い方かもしれないが、テンポとかメロディの運びが安定していて、とても「正確」な印象がある。(素人が偉そうに、、、でも、そんな風に聞こえるんだよー。それも気持ちいいのだが。)

ホリガー(Holliger):オーボエ界の神様。色ボケのおいら(爆)には、神様の音は、時に理知的で厳しく聞こえる。だらしない気分で聴いちゃいけない感じがする。ものすごく高尚なのだ。この方の色気ある演奏で昇天したいのだが。(バカ、、、)

ゴリツキ:モーツァルトのオーボエ協奏曲は、この方でインプリンティングされてしまった。「鳥のさえずり」と形容される軽やかで愛らしい音色は、まさに「ピンク色」を連想する。単純すぎるおいら、、、いや、本当にそんなイメージなのだ。精神が高揚する、というか。(他の演奏者と比べて)

パッシン:CD捜索中(苦笑)。茂木氏の師匠。共演者が演奏を忘れた、というくらいに魅力的なその音色を聴きたい!



結局、「濃い」演奏が好きなのか?官能的ならいいのか?>自分。

と一人つっこみしたところで、今日の戯れ言は一旦お開きにしたいと思います。それにしても、すごいことハマッったなぁ。(現実逃避?。。。まぁ、それは確実にありますね。)
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前見て 歩け>自分

2005-11-16 22:20:08 | Weblog
気分は遠浅。潮干狩りができそうで、呆然と立ちつくすおいら。いつから、こんな風景だったろう。

津波が来るのは、何分後?



でも、きっと、おいらは逃げない。(逃げる時間もない)。
たぶん。

「ここは、遠浅なんだよ。あさりがいっぱいとれるんだ。」と、誰か笑ってのんびりと言ってくれないかな。そんな妄想に支配されているんだ。

風がやんでいる。天使は何もささやかない。それでも。



やれやれ。
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嵐の前?

2005-11-16 00:34:20 | Weblog
いや、むしろ、廃墟に吹く風。。。

縁起でもない。踏ん張るべ。
コメント (2)
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真剣に。

2005-11-14 22:04:07 | Weblog
考えなければならないときなんだが。集中できない。士道不覚悟(切腹?!)。

寒すぎて、苛々する。煩悩の固まりです。あまりに寒くて、とうとうデロンギのヒーター買っちまいました。エアコンだけで乗り切れませんでした。家族よごめん。予想外の出費です(懺悔)。
自宅は極楽だからなぁ、、、人間、一度甘やかされると、どんなに「ここは山小屋だ。山小屋なんだ」と自分に言い聞かせても、寄る年波(最近こればっか)のせいか、どうにも我慢がききません。10代の頃は室温5度とか10度ではんてん着込んでかじかんだ手をこすりながら勉強してたんだよなぁ、、、偉かったなぁ、自分(遠い目)。

以前、本当に寒いところにいたときは、先輩から「とりあえず石油(灯油)ストーブ買え。でないと『死ぬぞ』。」と脅されました。本当でした。室温が氷点下で、外気温が上がっても、屋内の寒さで水道水が凍結しました(笑)。ドラム缶1本買って一冬で消費しました。なのに今はこの気の緩みよう。はっきり言って、本当はデロンギ1台じゃ間に合わんです。でも、諸般の事情で灯油+ガスストーブ不可なので、命綱はこれだけ。後は自家発電(あんどアルコホル)で乗り切るしかありません。

あ~、どうでもいいことを延々と述べているうちに、だいぶ書いた感じです。あほな充足感。壁に3本ほど線を引っ張った気分(意味不明)。明日こそは意義ある生活を送りましょう。

てなわけで。皆さんもどうぞ寒さにはお気をつけて。

追伸。デロンギは可愛いやつです。こいつを隣に侍らせて、おいら、少しは勤勉になれそう。
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時間よとまれ(節操なしモード)

2005-11-11 22:04:27 | Weblog
モラトリアムはおいらの方で。

でも、時間は待ってはくれなくて。


最近、ブラームスの交響曲第1番ばかり聴いている。気持ちの落ち込みに効く(笑)らしいけど、確かに気持ちのいい曲だな。気持ちよすぎて、勢い余って現実忘れちゃいそうだ。

自戒。

お手軽な感動野郎を返上したいのだけど。

No border, cup noodleの あんな単純な映像に感極まってしまうんだ。どこまでも続く空。淡い笑顔。何も解決されないのに。何も意味していないのに。なぜ、こんなに。

きっと 歯ぎしりするような悔しさや悲しみや絶望を含んで、色々なものが、淡々と存在している。わかりにくいものも。わかりやすいものも。等価だ。


明日は 記念日。ある限りの優しさと、調和と、愛情と、感動を、あなたへ。

全部リボンを付けて、贈るよ。ジュテーム。

(ちょっと常軌を逸してます。すんまへん。明日も仕事だ。)
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毎日新聞夕刊(東京)

2005-11-11 01:29:22 | 吉岡秀隆
11月7日から10日まで、毎日新聞の東京版の夕刊で、吉岡秀隆のインタビュー記事が掲載されたらしい。

○ttp://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/cinema/archive/index.html

これはバックナンバーのインデックスだから、記事が読みたい方は11月7日-10日を探して欲しい。

すごいな。ほんと、吉岡秀隆の語彙とか、語る内容には、いつも尊敬する。同時に、35歳になってもモラトリアムしてる一面も持っているのだが(笑)。何だか、精神の成熟と感受性の若々しさが、いいぐあいに混ざり合って、すごくいいなぁ、と思う。

でも、何よりも衝撃を受けたのは、彼が引用した山田洋次監督の言葉で。

孫引き失礼。
**************************************************************************
<演じたいのは、人同士のつながりだ。>

 だって映画の一番の魅力は人だから。人が人と出会うことで成長し、救われる。それが僕の絶対的なテーマです。

 例えば、村に悪さばかりして嫌われ者の大男がいる。ある日改心して、村人のために尽くして尽くして「ほかに何をしてほしい?」と尋ねたら、村人は「あなたにいなくなってほしい」と。山田洋次監督は教えてくれました。「この時の大男のショックこそがドラマなんだよ」と。

 「男はつらいよ」もそう。寅さんは人のために一生懸命。でもみんなには迷惑。そんな寅さんの悲しみが、僕にはよく分かる。だからそんな人間ドラマを演じたい。人間は人間によって傷つけられるけど、一方で、人間によって救われる。だって行き着くところ、人は一人では生きていけないから。

**************************************************************************

人間に対して、こんなに救いの無い絶望を抱えたまま、寅さんの物語作ったり、「学校Ⅱ」の気球とか出しちゃうあたりが、山田監督のすごいとこなんだよなぁ。。。360度のねじ曲がり方(笑)。大好きだ。(勝手読みですが。)

聞き手の「小国綾子」さんに感謝と敬意を込めて。




救いのないニュースがラジオから流れ続ける。それでもぼんやりと明るい秋の午後を、おいらたちは小さく祈りながら、手をつないで歩いていく。

そんな甘っちょろい妄想を胸に秘めて、呼吸する昨日今日。
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「ALWAYS 三丁目の夕日」公開!

2005-11-07 02:00:27 | 吉岡秀隆
・・・と言いつつ、例によってまだ見に行けないのだが。今週中にはぜひ!(自分に激励)

キネマ旬報を、買った。
先日行われた(おいらも馳せ参じた)あいづ映画祭の模様が、克明にテープ起こしされている。いや~、よかったよかった。おいら、あのステージに非常に感動したのだが、(寄る年波もあって(爆))記憶が薄れたらもったいないなぁ、と思っていたのだ。これで、永久保存。キネマ旬報編集部に大感謝。

今回、「吉岡秀隆特集」ということで、関係者の御尽力(?)もあり、密度の濃い取材が行われたようだ。吉岡、人徳すげー。改めて敬服。

ところで、表紙のコンセプトは「星の王子様」?なんか、そーゆーの(生身の匂いの無さ)も当たり前のように似合うのが、吉岡の強みだなぁ、と思う。半年無職、ってのに笑ったけど。それも、すごく「らしい」や。無理せずぼちぼちやってくれれば、ファンとしては嬉しいです。(当方、ラピュタでドーラ一家に追いかけられてるパズー達のごとく「後がない」状況なので、余裕のある人を見ると、なごみます。転移します(笑い))

別件。

最近はまっている「のだめカンタービレ」だが、それ以前からはまっていたバイオリンのマイブームと相乗のような、でも、時間の無さで転覆、のような、微妙な盛り上がり方をしている。

今日は久々にバイオリンday。とはいえ、レッスンに通っているわけでもなく、超自己流で、ブラームス1のソロパートとか、「雲のむこう、約束の場所」とか、三丁目の夕日のテーマとか、タイスの瞑想曲とか、むべ恐ろしげなる音調で弾きすさびました。(いとかたはらいたし★)

今は「R☆Sオーケストラ conducted by 千秋真一」のブラームス1にはまってます。このCD、癖になります。いやなこと満載の日常を、可及的速やかに、妄想ワールドへと塗り替えてくれます。特に、ソロパートが美味。オーボエファンになりました(単純!笑)。

胃痛の先週から、今日は一日逃避モード全開。4時間後にリセットして戦えるのか?。

まー、なんとか、するべーさ。(で、寝ます^-^;)
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11月

2005-11-01 22:18:13 | Weblog
あっという間に11月。
毎日いっぱいいっぱいで、万聖節だろうが何だろうが、消化するだけの日々が続いています。情けない~、、、

あ~、バイオリン弾けない。せっかくできた指のタコが消えてしまいそうだ。。。(ため息)

某漫画に毒されているせいもあるでしょうが、大殺界ど真ん中のこともあり、色々と降りかかることもあり、気分はとっても青緑です。。。(そんな時は大きな判断をしてはいかんように感じる。でも、そうもいかないんだよな。。。日々是決戦?)仕方ないので、好きな音楽を片っ端からかけて、自分に燃料補給。(ブラームス1とか、モーツァルトの協奏曲とか、100曲クラシックとか。所詮ミーハー仕立て。)

全てをとる、という気構えはとても勇ましくて愛情深いと思う。全てを投げ出してしまいそうになりながら執着しているおいらって何だろう。

困ったなぁ、、、一番困ってるのは、周囲の同僚だろうが(笑)。勤労意欲の急低下に効く薬くださひ。。。(苦笑)
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