二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

独楽

2005-09-30 22:12:54 | Weblog
円を描き、それは螺旋へと変化し
きゅるきゅると スピニングを続ける 物体。

のように。

頭の中がぐらぐら回ってます。残業三昧。むしろバンザイ?とりあえず今日は撤収。明日は行きたくないぞぉ(涙)。

突き詰めると、何も希求していない自分のむなしさに気づきます。だから、忙しい方がいいのかも。

明日は、とりあえず仕事をしたとしても(するだろーが)、自分のこともやるのだぞっと。それは何のため、とか問わずに。とりあえず、明日もいい日でありますように。

そうそう、吉岡、大殺界うまく乗り切れよ。おいらも明日から大殺界だ(苦笑)。まったくさー。やってらんねーぜよ、なー。予定は占いなんか待ってくれない。苦渋だろーが八方ふさがりだろうが、生きていくしかない。

意味不明な酔っぱらいのようですみません。軽く、孤独なのだ。別に、誰かが自分の思うとおりの人でないからといって、傷つくなんて傲慢なのだけど。

闇の中のフリッカー。それは、明滅する灯台のようで。

おいらは、霧の中を航行する船よりも、恐竜を呼びたくなっているのかもしれない。

バカだね。
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一歩ずつ

2005-09-29 23:10:00 | 映画「博士の愛した数式」
うう、気分は「寄せ」。

囲碁打ちたい。バイオリン弾きたい。ピアノ弾きたい。テニスしたい。自転車乗りたい。

欲望でいっぱいになりながら、地道(?)に働いてます。

がんばれ、自分。時に追いつけ。


今日の反芻。

『博士の愛した数式』
「僕も、数学って苦手だったんですけど、すべてを数字で表そうとする、数学というのは、とてもロマンチックな世界なんだなぁ、と思いました。」

吉岡、数学得意そうに見えるけど、文系だったか。それとも、以前、主役の寺尾聡が「数学は苦手」とインタビューで言っていたから、気を遣ったか。(たしか「僕も」って、言ってたから、ふと邪推してみる。)

いずれにせよ、おいら、原作好きなので、楽しみです。

あ、それから。

祝!「隠し剣 鬼の爪」全米公開!
あの映画のよさがアメリカ人にわかったらいいな。意外とわかってくれるかな。
願わくば、「四日間の奇蹟」とか「Always三丁目の夕日」なんかもワールドワイドに公開されたらいいだろうな。と、無責任に述べて、今日は終わりといたします。
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今日も今日とて

2005-09-28 22:54:42 | 吉岡秀隆
残業三昧。

最近、夜遅くなると内臓が重い。やっぱ年なんだろうか。10時すぎて夕飯なんて別にたいしたことじゃないはずなのに、最近すごく負担になる。(夜、残業の前に夕飯を食べに出られる人がうらやましい。。。昼以来飲まず食わずは、やっぱきついわ。。。)

閑話休題。

「あいづふるさと映画祭」を思う。自分の記憶からは、すでに遠い霧の彼方に消えていきそうなくらい、遠くなってしまった。絶対忘れられないけどさ。あれから数日しかたっていないのが、信じられない。(日常とは残酷だ。)

あ~、そうそう。忘れる前に書きたかったことがあったんだ。

今回のゲストだった倍賞さん&吉岡さんは、トークショウの前に、湯川村にある、高羽監督の墓前にお参りしたらしい。司会の人が吉岡氏に「初めてお参りされたんですよね」と言っていた。吉岡にとっては、今回の会津への旅は、高羽監督へのお参りの意味もあったんだな。

色々な本などを読んでいると、吉岡は、お世話になった人の「最期」によく立ち会っているようだ。(おいらの思いこみかもしれんけど。)若いのに偉いなぁ、と思う。(親しい人にお別れするのは当たり前だ、と言われるかもしれんけどね。)

おいらは、なぜか「最期」に立ち会ったことがあまりない。今のところ、そーゆう巡り合わせらしい。(出席した葬式の数はけっこうすごいけど。)

お世話になった人でも、墓前に参る機会って、案外と、ない。

尊敬してても、きっかけがなければ、お参りしたくてもできないことが多いわけで。

高羽監督にお参りできて、よかったな。吉岡。と、よけいなお世話とは知りつつ思ったのでありました。

今日はこれで精一杯。。。
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トークショウ(レポートではなく、感想)

2005-09-27 23:37:48 | 吉岡秀隆
日曜日に開かれた「あいづふるさと映画祭」で、午後、ゲストトークがあった。

招かれたのは、倍賞千恵子と吉岡秀隆。おいらが最も尊敬する俳優達だ。

二人が目の前にいる、という事実だけで、気の小さいおいらは心臓が口から飛び出しそう(古典的だな。。。)だった。

倍賞さんは、渥美さんの一周忌とかおいちゃんが亡くなったときのインタビューなんかで拝見したとき、痛々しいくらいやつれてみえたのだが、今回はステージ上で光り輝くようだった。黒のドレスもエレガントで、何だか、勝手ながら、とてもほっとした。

倍賞さんはとても美しくて、しゃきっとしていて、吉岡と並ぶと、まるで親子のような雰囲気だった。

吉岡は、倍賞さんと呼吸がぴったりあっていて、ステージ上で緊張甚だしかったが、受け答えそのものはリラックスしていて、その中で、ごく自然に倍賞さんに気を遣っている様子が、とてもほほえましかった。きっと、吉岡の持ち味って、こういうところにもあるんだなぁ、と思えた。人に自然に寄り添うことのできる空気感を持っている。柔らかい平和な雰囲気を、その場に放射できる人だ。(成長したなぁ。。。)

司会役の人のきさくで平和な雰囲気のおかげもあって、その場はとてもくつろいだ感じで進行した。ほんと、仲の良い3人が「おしゃべり」してるような感じだったのだ。

吉岡は、しゃべるより前に、まず水を飲もうとするところとか、うなづきながら倍賞さんの話に聞き入るところとか、見ていてけっこう「ああ、吉岡らしいなぁ」という雰囲気だった。観客にそう思わせる(わかった気にさせる)ところが、すごい役者なんだろうなぁ、と思う。

さて、おいらは今、記憶曖昧な状態なので、詳細は後日に回すが、今日も一つだけ思い出したことを書きたいと思う。

吉岡は言った。(以前も聞いたことがあるが。)

「仕事が、、、嫌いなんですよ。仕事と思うと、辛くて(だったかな、そのような意味のことを言っていたと思う)。。。(中略)。。。でも、現場に行くと、仕事以上の情熱を持っている人達がいて、、、そんな人達のそばにいて、続けてこれた。。。(後略)」

このくだりがねぇ、、、改めて身にしみた。おいらも、仕事嫌いだから。昂じてくると、いつやめよう、いつやめよう、って毎日思ったりする。

でも、やめられないんだよなぁ。。。

もちろん、吉岡のように、才能ある役者がその意志にかかわらず、一流の監督達に認められ求められるのと、一介のサラリーマンたるおいらの状況じゃ、全然違うんだけど。それでも。

「辛い」と思いながら、求められた課題に対して全力で100%以上を出し切る吉岡の律儀さ、頑固さ、矜恃が、ものすごく好きだ。

願わくば、おいらも。ちゃらんぽらんな中に、一つ筋を通したいな。そんな気にさせてくれる人だった。吉岡秀隆。

そんなわけで。
感謝します。吉岡秀隆様。だから、自信もってこれからも色んな役をやってください。

(いずれは「桑田判事」とか、「NHK大河で帝」役とか、「朝ドラで主人公の相手役の兄」とか、色々とチャレンジしてほしいなぁ。あ、それから、「刑事部屋のボス」もいつかやってほしいぞ。一番演じてほしくて、絶対やらないだろう役は「銀河英雄伝説」のヤン・ウェンリーだが(笑))

あ~、残業終わらないので、この辺で、、、
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あいづふるさと映画祭に愛を込めて

2005-09-26 23:39:12 | 吉岡秀隆
下の記事に「すげーすげー」とガキンチョのようなことしか書かなかった自分への反省をこめて。(ちょっと余計なことも書くが。)

この素晴らしい映画祭は、ほとんどボランティアで運営されているらしい。今回の主催は「あいづふるさと映画祭実行委員会」「鶴ヶ城天守閣再建40周年記念事業実行委員会」。後援は「会津若松市教育委員会・湯川村教育委員会」。

すべてのスタッフの皆様に、感謝している。

だって、1000円であんなに素晴らしい一日を体験させてもらったのだ。

さらに、会場スタッフは「朝から並んでいる人のために」と、開場時間を繰り上げて客を入場させてくれた。いろんな状況でも、忍耐強く笑顔で対応していた。もちろん、遠路はるばるいらしたゲストお二人も、笑顔で穏やかに客を喜ばせてくれ、大人な態度だった。大多数のお客さん達も、静かに理性的に行動していた。今回、自分含めて県外勢も多かったが、地元の方々、余所者にも優しくしてくださって、ありがとうございました。

改めて、映画祭のスタッフの皆様へ。
素晴らしい一日でした。心から、感謝します。(ここで書いても伝わらないか。。。)
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あいづふるさと映画祭

2005-09-26 22:42:35 | 吉岡秀隆
行ってきました。久しぶりの会津若松。

前回は史跡巡りだったけど、今回は「あいづふるさと映画祭」を見に。

会津若松の隣町、湯川村出身の、松竹の撮影監督、故・高羽哲夫氏を偲んで催されている映画祭だそうで、今年で7回目です。

会場の会津風雅堂は、とてもきれいなホールだった。しかもスクリーンがでかい!以前、東京国際フォーラムで「隠し剣 鬼の爪」の試写を見たときもスクリーンが大きいと思ったけど、今回も、それに匹敵するくらい大きく感じた。シネコンのスクリーンなんか比じゃない!

その大画面で、3つの映画を見た。
「花の白虎隊」「遙かなる山の呼び声」「男はつらいよ 第42作 ぼくの伯父さん」

初めて見るのは「花の白虎隊」だけだったが、3作ともとても感動した。

「花の白虎隊」
以前、飯盛山を散策したことがあって、現地が思い浮かぶものだから、白虎隊の話は、涙なしには見られなかった。最近のイラク派兵のせいだろうか。この映画を見ていると、遠い昔の物語としてではなく「地続きの、現実的な悲しみ」を感じる。太平洋戦争を思うときに感じるような、、、(おいらの故郷も旧幕軍だったからかな。)古い映画なので最初音声が聞き取りにくかったけど、途中からはそれにも慣れて、どっぷりはまって見ることができた。

「遙かなる山の呼び声」
これはビデオを持ってるんだけど、大画面の迫力はすごいと思った。映画は大きなスクリーンで見ることで、本当の感動を呼び起こすんだな。だって、ストーリー知ってるのに涙も笑いも止まらないんだから。高倉健は、心底かっこいいと思った。倍賞智恵子の可憐さと、疲れた表情のやるせなさと気丈さが、大画面からものすごく伝わってきた。吉岡秀隆の表情の豊かさや存在感も、よりはっきりと印象に残った。

「男はつらいよ」
これも、何度もビデオで見た作品なんだが、大スクリーンだと余計に感動するんだなぁ。。。あと、監督が描く「高齢者」への視点とか「若者」への視点が、とても(その真意をつかめたかどうかは不明だが)伝わってくるように感じた。最後の「赤電話」も印象的でよかった。監督、やっぱあそこは「赤電話」で正解ですよ^^

う~ん、気持ちいい。堪能。午前11時近くから午後6時まで(途中に休憩やゲストトークもあったが)こんなに長い間、ず~っと映画を見たのは初めてだ。泣いたり笑ったり。最近は映画にはまれなくて、途中で時計を見たり仕事のことを思い出すことが多かったのだが、昨日は全然そんなことにならなかった。

近くの席に、親子三世代で来ているらしき家族連れがいらしたが、映画に関する彼らの会話が聞くともなしに聞こえてきて、何だかとても和んだ。(プライバシー侵害にならんよう、会話の内容までは書きませんのでご勘弁を。でも、勝手にこの家族のファンになっちゃったよ。)

そうそう、あこがれの倍賞智恵子さんと吉岡秀隆氏のトークも楽しかった。詳細は後日に回すが、一つだけ。

「博士の愛した数式」大人版ルート(吉岡)が出るのはせいぜい5分だろう、と思っていた予想は大はずれ。

「長台詞があって大変でした」「40分近くの授業をほぼ全部やるので、、、」

おいおい、マジですか!?「吉岡秀隆 in 教育実習(か授業)」が見られるのか?!すげー!すげー!(たとえ、編集でカットが入ったとしても)これはおもしろそうです。作品の指向性からいって、従来の学園ものに少なかった「教科の楽しさを教える教師」になるのだろう。それを吉岡が演じるとは!

それにしても吉岡、専門職ばっかり依頼が来て、大変だろうけどよくこなしてるなー。改めて尊敬します。
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進化するひと 吉岡秀隆

2005-09-23 22:13:02 | 吉岡秀隆
変な題名ですが。

第18回東京国際映画祭の予告編を見た。どれもこれも見たい映画ばかりで、行ける人がうらやましいが、特に、妙にツボに入ったのが「オリバー・ツイスト」。今公開されている「チャーリーとチョコレート工場」と同じように、おいらの幼年時代を刺激した作品だ。何で今頃映画化?って気もするが、、、見たいぞお。。。(「クリスマス・キャロル」を書いたチャールズ・ディケンズの作品だ。「救貧院」なんてのが出てくるんだぜ。子供が「おかわりをください」と言っただけで、周囲の大人が(ありえないことを言った!)と目を丸くするんだぜ。今時の人にとっちゃ、むしろSFだろうな。)

おっと、横道にそれた。

本題。

その、東京国際映画祭の特別招待作品の中には、おいらが尊敬する吉岡秀隆が出演している作品が2本入っている。「Always 三丁目の夕日」と「博士の愛した数式」だ。

そして、2,3秒映った「博士の愛した数式」の予告で、予想外のものを見た。

ほのぼのと数学教師する、吉岡秀隆。

なんてことはないのかもしれない。彼にとっては、一つの新しい役柄というだけかもしれない。

でも、ものすごく感慨深かった。多分に個人的な感慨だが、おいらは、彼にいつか教師役を演じてほしいと思っていたのだ。

若い頃(?)の吉岡秀隆は、大人とは対極的な「少年」「青年」を演じることが多く、とんがっていて、「教師?うぜー」とか言いそうな雰囲気があった。

それこそ、「四日間の奇蹟」のクランクアップ後、「ピアノを今後も続けては?」とインタビューで聞かれたときに「絶対いや!」と即答していたように、「教師役は?」と聞かれただけで「絶対いや!」と即答しそうな雰囲気が、20代までの彼にはあった。それを見ていると、何だか「いつか、教師役やってくれないかなぁ、、、」と思ってしまったのだ。とんがってる彼が、ちょっと痛々しく見えたせいもあるかもしれない。

それが、年を経て、医者や裁判官やピアニストを経て、彼が「教師」役をやるようになったのか、、、と思うと、すごいなぁ、と思う。なんというか、、、いや、ほんと、そんな感じじゃなかったんだ、昔の彼は。

でも、「博士の愛した数式」での彼は、とても自然に黒板の前にいた。(一瞬だけど。)

いいなぁ。うらやましいなぁ。おいらも、あんな風に大人になれたらなぁ、、、と、思うのだ。

おいらの苦手が、年を経て克服できたら。おいらが理解できないことが、年を経て受け入れられるようになったら。

吉岡の笑顔を見て、そんなことをふと感じたのでした。吉岡秀隆って、やっぱすごいわ。こんな風に、役者としての幅をどんどん広げていくんだな。

願わくば。無理してホラーチックな役とか、異常者系の役なんかに挑戦しないでくれ。そーゆーのは、そーゆーのやっても壊れない、心の丈夫な人に任せておけばいいから。

人生には、経験しなくてもよいことがある、と、教条的なことを言いつつ、、、(なんか、おいらまで感化されて教師っぽい?、、、)
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へろへろ

2005-09-22 23:25:42 | その他アニメ/マンガ
ちょっと、疲労困憊です。なんで、こんなに疲れてるんだろ。

食欲もないので、夜食後、ドリンク剤代わりに無理矢理にチョコを食べてみました、、、うぇ。酒も飲む気になれません。
それでも、口に入れたものはあくまで消化する、元気な胃袋です。

たぶん、ちょっと気持ちがゆるんでるんだろうな。

目を閉じれば、脳内空間では、さっそうと自転車とばしてたり、あれやこれやとやらなきゃいけないこと、やりたいことが駆けめぐってるわけですが(笑)。人間、こーやって年をとっていくのだな、と納得。

閑話休題。

支離滅裂な状態で、何故ブログに書き込んでるかというと。

「戦闘妖精・雪風」原作を読み返して、とてもいいなぁ、と書きたくて。(相変わらず。。。)

あまりに昔に読んでたんで、けっこう細かいところを忘れていたことに気づく。特に「インディアン・サマー」は大好きだったんだ。DVD「雪風」とは似て異なる世界。(原作のトマホークは、『鷹の目をした戦士』だからね。)零の性格も違う。原作の方が饒舌だ。このギャップを埋めようとしてDVDは苦しんでいたのだ、と納得したり、それでも謎に思ったり。

同時に、「フェアリー<冬>」が、何とも言えない体感を伴う内容だったことを思い出した。雪国出身の人は、「雪風」の中の、この章だけでも読んでみてほしい。「雪の冬」について、ものすごい臨場感を味わうことができます。これからの季節にはあんまり読みたくないけど(笑)

ほんとに、神林長平の独特な世界観、問題提起の仕方って、「今」にリンクしてるように思う。10年前よりも今の方が、世界は「雪風」に近くなった。(当時「特殊な性格」として描かれたはずの深井零は、今、その辺にいそうな人物に見えてしまう。。。それほどに、時代は変わったのだな、と思う。)

。。。と、ここまでが限界です。

体力増強を切に願いつつ、、、(フェイドアウト)
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あかあかや

2005-09-19 23:41:30 | Weblog
昨日の名月を偲びつつ。。。(だって、十六夜は「雲のむこう」になってしまった。。。)


あかあかや あかあかあかや あかあかや あかあかあかや あかあかや つき


明恵上人の月のうたです。昨日の月は、そんな感じだった。

ところで、明恵上人のこの歌。自分の記憶では、下の句が
「あかや あかあか あかあかや つき」
だったと思うんだけど、最近チェックしたら、「あかあかあかや」らしくて、ちょっと不思議。「あかや あかあか」のところだけリズムが違って、新鮮だなぁ、って思ってたから。(記憶違いだったとは。。。)

何で明恵なんか出したかって?
そりゃ「月」って言えば「明恵(みょうえ)」。鎌倉時代の高僧で、ものすごい修行の鬼だったのに、(世界でも珍しい)夢日記つけたり、桜の木に宛てて手紙書いたり、月への愛着が尋常じゃなかったり、、、すごく、興味深い人です。(最初に「あきえ」と読み間違えなきゃ、学生の頃、この人の伝記など読むこともなかっただろうが(笑)。)


月なき夜の慰みに。明恵の歌をうたいましょうか。


「雲いでて 我にともなう 冬の月 風やみにしむ 雪やつめたき」

   (思い入れの深さが、ちょっとだけ「雪風」チック?←バカだ、自分。。。)

「くまもなく すめる心のかかやけば わが光とや 月おもふらむ」

   (こんなこと思えるなんて、すごい。。。)

おいらの心は雑念だらけなので。月の光で消臭除菌ができたらなぁ、と、そんなレベルなのでした。
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まだまだ

2005-09-19 23:02:48 | その他アニメ/マンガ
一区切りついて、やれやれ。まだ全然終わってないけどね。

最近の「いつも」よりは、少しは進んでるかも。やはり、満月パワーなのだろうか。お月様、感謝。


そんな合間を縫うようにして、「戦闘妖精雪風」(DVD版)第3巻を鑑賞。

わお。すげー。中高生みたいにピュア(と思う自分の感性は摩耗しすぎだろうか。。。)な展開だ。饒舌なトマホーク・ジョンは、まるで女子高生のようにもみえる。(もともとピュアなキャラだったけどさ。)

それでも、決して不快じゃないのは、「雪風」という作品に対する、制作者の愛情が強く感じられるからだろうな。登場人物を、とても大事に「呼吸させようと」している。たとえ尺の関係で強引な展開になっても、わずかな一瞬の中に「生きさせよう」としてるように、感じる。(そういう不器用さは、嫌いではない。)

ふと、(息抜きついでに)原作の「改」を読む。おお。同じ世界だ。そうかー。「雪風」ってどうしようもなく機械系だと思ってたけど、そんなことなかったんだなぁ。

(わけわからん人に補足。「戦闘妖精・雪風」は、最初に出版された版と、後年書き直された「戦闘妖精・雪風『改』」の2つの版があるのです。「改」の方が、人間的、というか、救いがある。ちなみに、続編の「グッドラック」は、「改」の続き、ということになってます。一部の人は「これじゃ『エリア88』じゃん、ハードボイルドな雪風はどこいった!」と言ったそうですが、自分は「グッドラック」好きです。)

そんなこんなで。最近考えもしなかった形而上学的なことにうっかり思いをはせているうちに、あっという間に連休終了。

まぁ、でも、この週末は、いろいろやったかも。

仕事してるし、その割に、車で遠出もしたし、囲碁も対局したし、ヴァイオリンも弾いたし。(本物も弾いた~、気持ちよかった~♪)

遅めの青春、って感じ?(笑)

あ、それから。このブログのスタイルとして「対人関係の出来事は書かない」ことにしてるんですが、「こいつは誰ともしゃべっとらんのか」的に思われている?

どう思われてもいいですけど。とりあえず寂しくはないです(笑)。
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あきらめない

2005-09-17 12:42:22 | Weblog
思いっきり寝ました。

家族の視線が痛いです。ま、放っておいてくれた寛容さに感謝ですが。

今日は自転車day。最近の不健康を返上することができればいいのですが、年代物のMTBは果たしてちゃんと動くんでしょうか。途中でパンク、とゆー最悪の事態だけは避けたいです(笑)。

っつーか、これから出勤だし。やることがある、というのは幸せなことなんでしょうな。。。

この土日、ある意味正念場です。

あきらめない。最後の瞬間まで。

自己満足な、ちょっとした選手宣誓。
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「戦闘妖精・雪風」DVDはいい!の補足

2005-09-14 00:06:36 | その他アニメ/マンガ
何だか、完全に「雪風の手先」になってますが。手先ついで(笑)に。

下の記事が、何のかんのと言葉を多くしてる割に不親切な書き方だと思い。ちょっとわかりやすく(営業的に)補足です。


<戦闘妖精・雪風DVDについてのメモ>

アニメーション制作は、CGを駆使して本格的なSFの世界を描く集団として定評のある(らしい)「GONZO」。一般社会(笑)との接点としては、「電車男」のオープニングアニメを作ってるそうです。

他のスタッフとしては、大倉雅彦、山下いくと、多田由美、等。主題歌はムッシュかまやつ(5巻で聴き直して、改めてすごいバランス感覚だと思った)。

音楽は、昔「筋肉少女帯」で活動していた三柴理(みしば さとし)。超絶技巧のピアノとリズム隊との絡み合いがエロティックかつ迫力です。

主な声の出演は、堺雅人、中田譲治、池田昌子、麻上洋子、土師孝也等。

初回限定版には特典映像あり。

全5巻。ただいま、最終巻である5巻が「初回限定版」として、サントラ2を同梱して絶賛発売中。

詳細は公式ページ(http://www.faf.jp/)を御覧あれ。

とゆーことで。おいらは仕事に戻りますが。いいよー、これ。(完全に手先だな。。。)
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「戦闘妖精・雪風」

2005-09-13 22:54:33 | その他アニメ/マンガ
下にもっともらしいこと書いててるくせに、おいらは「雪風」好きだ。すんません。(謝る必要があるのかどうかわからないが。)

神林長平(かんばやし ちょうへい)という作家を知っていますか。

硬派(?)のSF作家として早川書房等で長年活躍している人だ。もっとも、硬いのは彼の文体であってコンセプトではない、と言ってたファンもいたが。とりあえず技術系なのは確かだ。そして発想は理系、、、なのかなぁ。おいらには哲学よりの文系に感じられる。独特でとても刺激的な作家です。(最近では丸くなって、「おおっ、娯楽小説!」ってな作品も書くようになりました。それもまた、力の抜け加減とかミーハーさ加減がほどよくて好きだ。)

そんな彼の代表作、「戦闘妖精・雪風」という作品がある。必ず還ってくる「雪風」という名の戦闘機とそのパイロットを中心として、異世界での戦争を描いた作品だ。

原作は「戦闘妖精・雪風<改>」「グッドラック 戦闘妖精・雪風」の2冊。それが、三年半前にDVDでアニメ化され始めた。

全5巻。先日完成した第5巻を観た。(ちなみに1,2巻を観た時点でついていけなくなって、「完結」の文字に興味をひかれて久しぶりに観たのだが。)

なんと言えばいいのだろう。ものすごい迫力だった。もちろん原作と異なる部分もあるが、それもまた納得がいった。

ある意味、「雪風」のアニメ化は、ちゃんと昇華されて作品になったのだな、と実感した。(途中は???だったのだ、実は。)

この作品は、観ただけでは理解できない。原作が、ただ字面を読んだだけでは理解できないように。(感想だって千差万別だ。)でも、理解させるためではなく、原作の世界を映像にしようと、そのことに特化して創られたかのような、今回のDVDは、すごく美しく原作とリンクしていたと思う。

おいらが最初抵抗があったのが中心人物達の描かれ方だったのだが、今回、それについても目から鱗の発見があった。彼らの関係性を「ブッカー=アイフルのCMのお父さん」「深井零=愛犬」と考えると、だいぶ納得がいく。それでいいのかどーかはわからないが、おいらにはそれで十分だった。(これはネタバレじゃないからご安心を。)

そして、音楽担当の三柴理は相変わらずいい仕事している。今回のDVDを買うとサントラ2がついてくる、っつーのが、豪華すぎて泣けた。(そんなに下手に出なくても、、、)

そんなわけで、ささやかなエールを。

「戦闘妖精・雪風」いいです。少しでもSFに興味持ってる人、飛行機が好きな人、スピードを感じたい人、激しく優美なピアノが好きな人、ぜひこの作品を観てほしい。きっと、異世界に迷い込んだような、新鮮な刺激を体験できるだろう。おいらも3,4巻これから買います(笑)。
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今日(9.11)

2005-09-11 23:17:59 | Weblog
薄く、遠く、消えていく白い雲のように。

すべての思いが、空へ還ってゆくのだろうか。

あの日のことを思い出すたびに
憎しみがわき上がらないように。

あの日が何かの道具に使われないように。

飛び交った電波。駆け下りた足。声。

すべてが。

消え去りもせず、呪詛にもならず、
私たちを導くことは可能だろうか。

少なくとも。
私たちの心に、皆をつなぐ穴が、ぽっかりと穿たれて。

そんな、空しい傷だったら。
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「チャーリーとチョコレート工場」

2005-09-08 22:10:09 | その他映画
巷で大騒ぎの映画ですが、今日のめざましテレビでも、ちらっと映画の数カットを流してくれた。

陥落。完全に心奪われましたです。目から鱗。

出てくる絵のすべてが、原作の「あのシーン」「このシーン」の完璧な映像化だ!!!あ~、生きててよかった、ってくらい久々に感動した。

リスのシーンは、昔自分で描いた想像図とおんなじだし、何よりも、「チョコレートの包み紙の中から出てきた金紙」が、想像通りだよ~ん!(感涙)

さて。

こどもは作者なんか気にしない。「チョコレート工場の秘密」は超愛読書だったが、著者ロアルド・ダールの名前を認識したのは、大人になってからだった。いや、この人、ものすごく癖のある人で、もともと児童文学専門ではなかったらしいのだが、とにかく屈折したユーモアがすんごく快感だ。

「チョコレート工場~」以外にダールの著作で知ってるのは数冊だけど、一押しはこれ。

「ロアルド・ダールの鉄道安全読本」←おすすめ!!!

もちろん児童書だが、イギリスの駅で実際に配られていた,子ども向けのパンフレットが元らしい。これは本当に子供向けなのか?なんだよなぁ。。。と心配になるぐらい、毒もあって、おもしろいのである。

さて。「チョコレート工場の秘密」の話で、一番印象に残っている場面は?と聞かれたら、読者は何て答えるのだろう。

実は、おいらのベストシーンは、「チャーリーがすごく寒い雪の中を歩いていて、おなかがすいてすごく切なくて、買ったチョコレートをむさぼり食べるシーン」、、、だったりします。

子供心にすごく、共感できたのさ。しかも、「チョコレートをむさぼり食べる」ことは、チャーリーにとってもこの時初めてだったんだ。(いつもなら、もったいないから少しずつ食べる。)これも、心から共感。「チョコはひとかけらずつ食べるもの」とゆーのが、ね。

さぁ、五感にゴンゴン訴えてきたあの作品が、どんな映像に仕上がっているか。久々に映画館に行ってみるか。
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