母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

会いたくない

2020-06-19 17:04:32 | 日記
実を言うと
ここ半年くらい
母に会いたくない病
にかかっていた

基本的には私はあまり思い悩まない性格
困ったことが起きても
まあなるようになるとか時が解決するとか
思ってやり過ごすことが出来ていた

4年くらい前から
不定愁訴があらわれるようになり
3年前急に夜眠れなくなり肩こりや頭痛や吐き気と一緒に感じたことのない不安感
襲われるようになった

まあ今から思えば更年期なんだけど
当時はいろんな病院で相談して
最後に行ったメンタルクリニックで
鬱だって言われて抗うつ剤処方されて
飲んだら良くなるどころか
すごい吐き気で起きられなくなった
寝込みながら不安感と一緒に怒りもわいてきてすぐメンタルクリニックに電話して
再診予約キャンセルして
ネットで不定愁訴を診てくれる鍼灸院を探した
針治療に通いながら体調も少しずつ落ち着いていった
何がムカついたって
薬飲んで明らかに悪化して
12月だったんだけど
年末に家族で予定してたディズニーランド旅行が行けなくなっちゃうじゃない❗って
本当に鬱だったのか?

眠れなかったりはまだあるけどうまく付き合えるようになってきた

でも半年くらい前からなんだか落ち着かず
寝つきが悪いときがある
原因は長男(大学受験)と長女(高校受験)
口では「本人次第だからね~
なんて言っても
本人たちが不安を口にしたり
本番前日なんか毎回寝付けない

学校が決まるまで私も不安定だった
結果は2人とも第一志望はダメ
滑り止めの学校に行く事になったが
娘の合否発表の時
第一志望がダメだった事より
行き先が決まったことにホッとした

そんな半年の間
母に会うのがすごく負担に思えて
意図的に避けたり居留守を使ったりすることもあった
当然母の診察や必要な用事では会うことはあったが
用もなくフラフラあらわれる母をシャットアウトしていた

母の認知症特有の繰り返しの話とかつながらない会話とかおしゃれじゃなくなった服装とかどれをとっても腹が立ってきて
会ってても目を合わせたくないほどだった

でも
なぜか子供たちの長かった休校生活が終わって(息子はまだオンライン授業だけど)
生活が整ってきたら
憑き物が落ちたみたいに
ピリピリしてた気持ちがやわらいで
優しくとまではいかないが
母の相手が出来るようになった

やっぱりなんだかんだ言っても
心に余裕がなかったのかも

まだ更年期は続きそうでちょいちょい不調も出るけど
自分も家族も大事にしながら
母の事も上手に付き合っていけるように
手を抜きながら頑張るぞ