母の忘れもの

軽度認知障害になった母の記録

担当者さんが訪問

2020-06-04 12:22:02 | 日記
地域包括センターに電話した2日後
担当者さんが訪問してくれるというので
急遽私も仕事を休んで立ち会うことにした

父にはすぐ連絡して家にいるように伝えたが母には前もって知らせなかった
知らせても忘れてしまうし言った瞬間だけ怒ってただ文句を言うだけだから

当日母に何て言おうか少し考えたが
最近理解力もかなり落ちて話も秒で忘れていくので特に対策はせずに実家に向かった

私が行くと母は
「どうしたの?今日は。
仕事休みなの?」
と言うので
「うん、ちょっと用事があってね」
と言った

「今日は何しに来たの?」
と聞くので
「用事があったから」
と言うと
「なんの用事?」
と聞いてくる
私「お客さんが来るから」
母「何のお客さん?うちに来るの?」
私「地域包括センターってところから老夫婦2人の生活の状況を確認に来る」
間違いではないよね…
母「私、何にも聞いてない❗」
あ、ヤバイな…

私「それよりさ、私が作ってあげたマスク、ちゃんと使ってくれてる?」
話を変えるとすぐのってきた
母「買い物の時スーパーにつけてったらよくお話する店員さんが‘どこで売ってるの?’って聞くから‘娘が作ってくれたの’って言ったんだよ☺️」

機嫌が直ったところに担当者さんが到着

うちの両親と私と担当者さん2人の計5人

担当者さんは今母が要支援1の介護保険の認定がおりていることの確認と介護保険の説明を一通りした後
私と父と担当者Aさん、母と担当者Bさんに分かれての話し合いになった

私たちの方では主に母に対して困っていることを担当者Aさんに打ち明けた
毎日買い物に行って同じものをどんどん買って来るのに料理をあまりしていないようだとか先日寝込んだ件だとかお金の計算ができていない様だとか色々話した

担当者Aさんは何度か訪問して母と打ち解けて体験型のサービスに参加してもらうところまでにしたいと言ってくれた

最近母の症状が進んでしまっていることに私も父も思い知らされている
介護の話し合いをして、無頓着だった父に買い物や食事もことだけでなく服装や母の食事の取り方等にも気を配らなくてはいけないことを認識してもらえたのは意味のあることだったと思う
私自身も介護に向き合う覚悟が少しできたと思う
専門家に助けてもらいながらがんばります💪