一人で喫茶店

母は最近

一人で喫茶店☕🏠に行っている模様

週３くらいは行っていると思う

元々コーヒーは好きだし

喫茶店も好きだったが

一人で喫茶店に行くようになったのは

ここ半年くらいのことだ

私の仕事時間が延びて

ほとんど休まなくなったのと

子供も受験で

母の相手をしなくなったので

母も家に閉じこもっていることに

危機感があったのかもしれない

でも

コーヒー１杯だとしても

週３で行けば１週間で約1,200円

母が私に

｢今喫茶店に行ってきたの

ほら、週刊誌も読めるし｣

と言い訳っぽく言っていたが

いや、

週刊誌買った方が安いよね

と思ったが聞き流しておいた

きっと週３で行っている自覚はない

週刊誌の内容もたぶん覚えてない

さらに

お金は使いきれないほどあると

思っている母に

お金の話をしても

理解してもらえないし

問題さえ起きなければ

やらせておくしかないかなぁ

できれば

デイサービス行って

脳に刺激を与えながらの

コーヒーブレイクなら

いいのになぁ

ハンカチ

母は

涙を調整する機能が

年取ってから弱くなったので

いつもちょっとずつ涙が出てて

小さいハンカチが必需品

認知症になるずっと前からだけど

そのハンカチを

そこらじゅうで

落としてきちゃう

うちで発見されることも度々だった

認知症になる前は

落としたすぐ後に

うちに来て

｢落としていかなかった？｣

と探しに来たが

今では探しにも来ない

先週久しぶりに落としていった

ハンカチは

汚くて

たぶん落としたことも

覚えていないと思って

洗濯をしておいた

そういうときに限って

母は現れず

私も実家に行く暇もなかったので

３日くらい放置

やっと現れたとき

渡せたが

やっぱり

落としたことも

失くなったことも

気づいていなかった

昔からハンカチ

どんどん失くして

どんどん買っていたけど

さらにひどくなるよね

あーでも

どこも行かなくなったから

失くならないかな？

それとも

ハンカチが必要なことも

忘れちゃうのかな？

旅行

母は旅行が好きだ

昔は友達とバス旅行もよく行っていた

時々

私の家族旅行に乗っかって

一緒に行くこともあった

そういうときは旅行代を

全額負担してくれるから

金銭面では助かったが

旦那さんとうちの父の休みのタイミングが合わず日程が組みにくいことや

うちの両親が行くとなると

年齢幅が広すぎて

みんなが楽しめる場所を

決められないことが

毎回けっこうな悩みになる

去年は上の子２人が受験だったので

塾や模試の間をぬって

春に一度だけ

コテージに泊まりに行った

父は仕事で行けずに

母だけでも一緒に行きたいと言うので

連れていった

去年の春には

もう母の認知機能もかなり怪しく

意識してるつもりはなかったが

終始気を遣った

部屋割りの時は

いつも子供たちが

私の隣を奪い合うので

いつも通り

私も子供と一緒に寝ようと

思っていたところ

母は一人で寝てもらうつもりが

｢え？私一人で寝るの？さみしいじゃん｣

と言うので

仕方なく私は母と一緒に寝た

しかし母は寝息と言うかイビキと言うか

とにかくうるさい👂⚡

しかも寝る前にけっこうお酒を飲んでいたので部屋中酒臭い

不眠症気味の私は

気になって全く寝付けず

イライラ⚡⚡していた

息子の模試のために

一泊で帰った

たいした観光もせずに昼くらいには

地元に着いていたが

その時点で

母の顔は疲れきっていた

一緒に行っても私もしんどいし

もうほとんど近くのスーパーくらいにしか

行かなくなった母も

体力的に行けるかどうかなのに

母はしょっちゅう

｢また旅行行こうよ❗

お金は全部出すから❗どっか予約しておいてよ❗｣

と言う

正直いやです‼️

お金は使わせたくないし

日程は合わせづらいし

子供が楽しいところは

お年寄りにはきつい

実はコロナが流行り出した頃

母には内緒で

家族で伊豆旅行に行った

(もちろん緊急事態宣言前)

｢あーちゃんには内緒だよ｣

と子供たちに言っていたのに

旅行が楽しみな末っ子が

危うく母にばらしそうな瞬間が

２回ほどあって

なんとかごまかして

無事行ってこれた

｢連れてって｣

と言われて

毎回悩むが

色々考えてると

めんどくさくなっちゃう

旅行はやっぱり

楽しい方がいいなぁ

料理の基本

母は

両親が共働きで

弟が３人いたので

子守りと食事の支度は小学５年生の頃から

母の仕事だったらしい

それから６０年以上料理を

作り続けてきた

認知症は新しい記憶から消えていくと

聞いたので

料理の基本が消えていくのは

もっと後だと思っていた

去年の春🌸はまだ筍🎍のアク抜きが

自分で出来ていた

ただ、生の筍🎍をどんどん買ってきては

アク抜きをして調理もせず

どんどん冷蔵庫に貯まっていっていたので

たぶん最後はほとんど捨てていたと思う

今年の春🌸は

３月くらいに

実家の冷蔵庫で

小さな生の筍🎍を１本見つけたが

アク抜きもしないまま

何日もたっているようだった

一応そのままにしておいたが

次に見たときはそれはなくなっていて

下処理済みの真空の筍が４つくらい出てきた

最近は買った当日に

食べなければいけないなまものを

忘れていることが多く

私がたまたま冷蔵庫から見つけるときは

だいたい２日くらい過ぎている

先日はパックに入ったままの

アサリを見つけた

元気なうちに塩水につけて

砂を吐かせて調理するのが

一般的だが

そのアサリたちは

パックの中で入水官を出し

さわってもびくとも動かない

母に

｢ねえ、このアサリもう死んでるよ⛹｣

と言うと

母｢あー、忘れてた

今日食べるわーちょうだい🖐｣

と言うのでアサリを渡すと

ボウルにアサリをザッと入れて

そのまま水道水を入れた

私｢ちょっとちょっと❗😱今アサリ何に浸けたの⁉️もしかして真水？｣

母｢え？真水だけど、違った？どうやるんだった？😰｣

私｢塩水でしょ？まあもう死んでるから砂も吐かないと思うけど

今、あなたトドメを刺したよ😎｣

と言うと｢まあいいわ、食べるから｣

と開き直った

本当に食べたかどうかはわからないが

あれで体調を壊さない両親が

とても不思議

母も調子がいいときはまだ少し料理ができるようだが

なまものの扱いには注意しなくては

すり減るかかと

いつの頃からか

歩くスピードが

かなり遅くなった母🐢

昔はすごく早歩きだったのに

歩き方もズルズルと

足を上げずに靴を引きずって歩く

そうすると

靴のかかとは

おろし金で擦ったように

削られていく

まだ１年前は

それでも１シーズンくらいは履けていた

しかもまだ１年前は

かかとの固いパンプスも履けていた

この半年くらいは

かかとは柔らかいゴムの

足にフィットした靴をずっと履いている

その半年の間で

同じタイプの靴を

３回買っている

全部かかとが削れて

最後は草履みたいになって

買い換えてる

一番最近買い換えたのは３月中頃だと思うが

４月に母がその靴のかかとを私に見せて

｢こんなんなっちゃった｣

と言った

まだ１ヶ月しかたっていないのに

買い換える前と同じくらい削られた

かかとにビックリした私は

｢まだ買ったばっかりなのにもうそんなになっちゃったの⁉️｣

と言ってしまった

いつどこで買ったか記憶にない母は

もう何ヵ月も履いている意識だったので

そんな言い方をした私にムッとして

｢買ったばっかりって…だいぶ履いてるよ❗｣

と反論

母は足が小さい上に形にもうるさいので

欲しいからと言って

すぐ見つかることはない

私がありそうな靴屋さんに一緒に行って

やっと見つけるのだ

１ヶ月しかはけない靴を

また探しに行かなきゃいけないのかと

気が重くなってしまって

｢買ったのは先月だよ❗｣

と言った

｢そうだった？…まあ私は毎日いっぱい歩いてるし…｣

とかブツブツ言って帰っていった

認知症の人が歩くの遅くなったり

足を引きずって歩くのは

良くある話みたいだけど

みんなかかとなくなってるのかなぁ？

介護用品で靴も売ってるけど

かかとどうなってるか

今度参考のために見てこようかなぁ

でもわがまま母は履いてくれないかもなぁ