浅草で履物やといえば必ず名前があがるお店のひとつに長谷川商店があります。
問屋さんなのですが、たずねていけば個人でもお買い物できます。とにかく鼻緒と台が豊富、しかも卸値なのでお値段がものすごく安い、と評判で、私もかねてからずうっと行ってみたいと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれませんでした。
が。チャンスはふいに巡ってきたのです。ついに今日やっと足を運ぶことができました。
評判通りのお店で . . . 本文を読む
毎年のことだけど、8月もお盆を過ぎると空気が変わります。
相変わらず気温も高いし湿度もあるのでなにがどうと聞かれると難しいのだけど、分かりづらい言い方をすると「景色が黄色っぽくなる」気がするのです。
以前そんな話を母にしたら面白がられましたが、まあ「景色が黄色っぽくなる」かどうかは別としても、様々な形があるにせよ、みななにかしら個々の感覚で季節の変化みたいなものを感じるのではないかなあと思います。 . . . 本文を読む
名残惜しいですが、浴衣の季節もそろそろおしまいですね。
半襟をつけて木綿の着物として着られそうなものはもうちょっと着るつもりだけど、一見していかにも夏の浴衣!というものはそろそろ来年までお休みしてもらうことにしました。
というわけで今日は昨夜着納めで着た絞り風の浴衣の洗濯をすることに。
といっても特別なことをするわけじゃなし。ネットで押し洗いをして軽く脱水をかけて、そのまま軒下につるしただけです . . . 本文を読む
アップするアップすると嘯きながらずるずるきていた京都旅行の旅行記。
さきほどやっと終わりました。
書き始めたのはまだ旅行の興奮さめやらぬうち。
どこへ行ってなにを見て、なにを思ったというのをとにかく事細かに記していったので、膨大な作文のようになってしまいました。当然私の写真満載ですし、自分の記録のために書いたような文章ですので、正直あまり人様にお見せできるようなシロモノでもないんですが・・・。
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少し前の記事で「雑貨やで売られてる手ぬぐいは高い上に欲しいと思う物がない」と書きました。
そのときにちらりと頭をかすめていたのが京都の「町屋手拭 永楽屋」でした。
まだちっとも着物に興味がなかった頃に、何度か足を運んだことはあるのですが、結局買わずじまい。総柄の「豆絞り」的な安価なものから、観賞用として壁にかけても楽しめそうな一枚ものの大きな絵付けのものまでずらりと並べられた店内は、これらが手ぬぐ . . . 本文を読む