

Ring-Tailed Lemur ワオキツネザル (キツネザル科)
(Lemur:レミュール とは『亡霊』『妖怪』という意味もあり、見方によってはキモチワルイ、コワイ姿なのかもしれない。森の奥でギロリと睨まれたら、妖怪!と感じるカモ?)
体長:39~46cm 尾の長さ:56~62cm
体重:ネコくらい?
生息地:マダガスカル
おとなのメスを中心とした群れ(5~25頭)で森に住んでいる。
しっぽを高くあげたり、ゆらしたりして合図をおくりながら、地面を歩いたり、ときにはすばやく木に登ったりできる。
私がこの動物がとても好きなのは、まず、その色。目はオレンジ、顔は白にひし形の黒い模様、黒い帽子、体は栗茶からグレーのグラデーション、さらにシマシマのしっぽ、、、。
神様はどうしてこんなデザインにしたのかしら?ほかのキツネザルも、なかなか個性的な模様なので、これからもとりあげたいと思っています。
そして、まるでネコのような動き。キツネとサルというネーミングがありますが、私が名前をつけるなら『キツネコ』。じゃれたり、木に登ったりする時、毛つくろいする時、まるでネコっぽいと思うのですが、、。手は原始的なサル独特の指があって、食べ物をつかんで食べたりできるところはサルですけどね。
また、子供をおんぶして移動するところもカワイイ!私のいる動物園では、つい最近双子の子供が生まれて、おんぶを見ることができました。(プロフィール写真を見て下さい)。ママの背中に乗ることができるのは1頭だけなので、兄弟がママの背中を取り合っているのが笑えました。
今は大分大きくなって、ぴょんぴょん飛び回っています。
しかし、残念な事ですが、このかわいいキツネザルもまた絶滅の危機にあります。
森林伐採や、山火事で住む森が失われていることや、現地では食べる風習があったり、またペットとして密猟されたりと、保護がなければ子孫が残らない現状があります。
こんなに素晴らしい動物が、いなくならないように祈るばかりです。
☆版の大きさ:4.5×8
画像大きく対比よく、シマシマシッポがよけいかわいく見えますね!
私は‘シマシマ’が大好きです。
同じシマシマでも、‘ワオキツネザル’なんて
思いもつきませんでした。すごいな~。