神園良輔の『マンション展望』

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赤ちゃんの“営業スマイル”~ヒトはなぜ集団で暮らすか(2)

2009年12月29日 | 社会
赤ちゃんがニコニコしていると、わが子でなくても、「かわいい」と抱きしめたくなりますね。あれは、生きるための術(すべ)だそうです。

心理学の本で発育と社会性の獲得に関する記述を読んでいたら、「三か月微笑」なる言葉が出てきました。新生児は、生後3ヶ月ころになると、誰に対しても微笑む。養育を促進するためである――という趣旨。

これは、ヒトの進化と密接な関係があるようです。二足歩行を始めて産道が狭くなり、未熟なまま出産するようになった。すると外敵に襲われる危険が増す。だから、集団で守り・子育てをする必要が出てきた。また生き残るために、新生児は自然と微笑するようになった・・・。

「ほほえむと親でなくても、可愛がってもらえる」と学習した情報が遺伝子に刷りこまれていたわけですね。。。(^-^)