神園良輔の『マンション展望』

安全、安心、そして快適なマンションに・・・

クリスマスの飾りつけで防犯!?

2009年12月07日 | 危機管理・リスク管理
クリスマスの飾りつけで防犯力をアップしましょう。

犯罪者は、「隣は何する人ぞ」というコミュニティーが希薄なマンションを狙います。なぜなら;
・顔を覚えられない
・悲鳴が上がっても、飛び出してくる住民がいない
・財物を持ち出しても、誰何(すいか)されない
……と“仕事”がしやすい環境が整っているからです。

とはいえ、固く冷えたコミュニティーを活性化するのは容易ではありません。
そこで、オススメするのが“小道具”。エントランスなど共用部分に、ひな祭り、端午の節句、七夕……といった年中行事の飾り付けをしましょう。小道具をきっかけに住民間に会話が生まれます。

折りしもクリスマスシーズン。クリスマスのイルミネーションは見栄えがしますから、マンションが華やかになります。住民が立ち止まり「きれいですね」「もう12月ですか。時のたつのは速いですね」……と言葉を交わすことでしょう。

なお、共用部分に人が留まることは、“防犯パトロール”としても機能します。また、道行く人の視線を集める“防犯カメラ”の役目も果たします。