雨のち晴れ~私の不育症日記

2度の流産により不育症と判明。そんな私の不育症と闘う毎日を綴っています。

ヘパリンの回収について

2008年03月11日 | 不育症
昨夜、「さあ~、夜の分のヘパリン注射、しましょうかね~。」と注射の準備をしながらテレビを見ていると、衝撃のニュースが流れました。

『アメリカのバクスター社製の血液凝固防止剤、ヘパリンナトリウム製剤で死亡などの副作用が相次いでいるため、アメリカではヘパリン製剤を回収しています。日本ではそのような副作用は報告されていません』というような内容だったのですが、今から打とうとしている注射がそんなことになっているとは知らなかったのでもうビックリしちゃいました。

このまま注射していいのか?
でも注射しないと赤ちゃんがどうなっちゃうかわからないし・・・
とりあえず、今回は注射しちゃいました。

それから、ネットで色々調べてみたら、怖い情報がわんさか~。
日本は今のところ大丈夫って言っているけど、いつも厚生労働省はごてごてですもんね。
信用できない。
とりあえず、私が使っている「沢井製薬株式会社」のお問い合わせページに「このまま御社の製品を使い続けても大丈夫なのか」と質問メールを送り、翌日朝に病院へ電話して、担当医にも聞くことにしました。

そして翌日、新聞に関連情報が載っていないか、急いで調べてみたら、あった!!
「日本でも扶桑薬品工業、テルモ、大塚製薬工場の3社が自主回収」とのこと。
えー!!!そうなの??
カプロシン(ヘパリンカルシウム)は大丈夫なのかな?
どきどきどき・・・・・

それから、病院へ早速電話。
先生に「ヘパリンが回収されてて、心配なんですけど、このまま使って大丈夫ですか?」と聞いてみました。
先生はその時点で多分知らなかったのだろうけど、「わかった。調べてみるね。」とおっしゃってくださり、調べてから電話をいただきました。
先生いわく「薬剤部に調べてもらったけど、今回収されているのは「ヘパリンナトリウム」で「ヘパリンカルシウム」じゃないし、使っていてもほぼ大丈夫だ」とのことでした。

「ほぼ大丈夫」ってところがなんだか心配だけど、とりあえず「大丈夫」なのだし、あとは沢井製薬株式会社の返事がどういう風になっているかで今後のことを決めようと思います。

っていうか、今後のことを決めるって言っても、「重篤な危険あり」っていう返事でも来ない限り、私はヘパリンをやめられないのですけど。
ヘパリンをやめて、アスピリンのみになったときに、赤ちゃんがはたして順調に育ってくれるかわからないし、不安です。
やっぱり、ヘパリンはやめられないのだろうな・・・・
赤ちゃんにヘパリンの悪い影響がでないといいけどな、それだけが今の一番の心配事です。

追記:
先ほど、カプロシンの販売会社である沢井製薬株式会社から問い合わせに対して返事が来たので載せておきます。

『さて、お問い合わせを頂きましたヘパリン製剤の副作用により回収を行っている問題でございますが、回収されているのは有効成分がヘパリンナトリムの製剤で、中国でヘパリンナトリウムが作られたものになっております。弊社のカプロシン皮下注用は有効成分がヘパリンカルシウムで今回回収となっているものではありません。また、有効成分であるヘパリンカルシウムにつきましては、イタリアで作っており、今回回収しているところとは無関係でございますし、カプロシン皮下注用では死亡を含め、重篤なアレルギー症状の副作用は報告されておりません。 今回、●●様におかれましては、ご不安なこととは存じますが、弊社製品につきましては上記のとおりでございますので、ご安心してお使い頂ければと存じます。』

以上のとおりなので、心配せずに注射を続けられるようです。
あ~、今回のことはびっくりしたな~。



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