雨のち晴れ~私の不育症日記

2度の流産により不育症と判明。そんな私の不育症と闘う毎日を綴っています。

ヘパリン その後~

2008年02月18日 | 不育症
ヘパリン注射、痛い痛い!!とおびえていた私ですが、2月11日(高温期突入日)から、自宅で朝9時と夜9時に自己注射を開始しました。

あやさんから教えていただいた痛くない注射方法『刺す場所の肉をつまむ時に強めにつまみ、迷うことなく注射をすばやく刺す』を実行してみたところ、練習入院していたときの痛みはほとんど感じずに注射できるようになりました。
あと、注射針の鋭くとがったところを、思いきっておなかの肉につきさすのも痛くなくなる方法かもしれません。(とがってない方だといつまでたっても針がおなかの肉に入っていかず、ずっと痛い思いをします)

毎日のこととなると、いつ注射したとか忘れそうになるので、チェックシートを作って、朝の注射・夜の注射・アスピリンの服用・それぞれが終わったら○を書き込むことにしました。
これだと忘れんぼな私でも、忘れず続けられるかな~と思って。

ヘパリンをはじめて、やっかいだな~と感じ始めた点は以下のとおり

・せっかくの土日も朝9時には起きて注射しなくてはならない(本当はもっと寝ていたい!!)

・ヘパリン注射の前後1時間はお風呂禁止といわれているので、9時に注射する私の場合8時から10時まではお風呂に入れません。これが結構面倒くさい。

・ヘパリンは一度封を開けたら冷蔵庫に保存しておかなければならないため(雑菌の繁殖を防ぐため)、泊りがけでどこかへ遊びに行こうと思ったときに、ヘパリンの持ち運びが大変。
注射器やアルコール綿は持ち運びが簡単にできますが、ヘパリンはどうやって持ち運べばいいのでしょう?
ヘパリン自己注射をされているみなさんはどうやって、旅行とかされるんでしょう?もし、何か方法があれば教えていただければ嬉しいです。

なにはともあれ、当初感じていた「私にヘパリン続けられるのかな~」という不安は今のところ大丈夫そうです。
痛みもそれほど強くないし、肝機能の低下も自分で意識するほどではないし、これなら私でも続けられるかな?と思います。

不育症の治療はいろんな方法があると思いますし、アスピリン+ヘパリン療法が一番とは絶対言えませんが、もし「ヘパリンしたいんだけど、自分にできるかどうか不安があるから迷っている」という方がいらっしゃれば、その方に私は言いたい。

「2週間前、痛い痛いとびびりまくってた私が、今ではそれほど痛みも感じず、上手に自己注射できてます。副作用に関しては、個人個人違うと思うので、何とも言えませんが、もし、自分で注射するって言うことだけが怖くて、ネックになっているのであれば、それは私でもできたのだから、多分誰でもすぐに上手にできるようになると思いいますよ!!」

今後、ヘパリンの副作用(血液検査の結果等)がわかれば、それも書いていきたいと思いますので、いろんな情報を基に、皆さんがベストの治療法へ辿り着けるよう祈っています。

ヘパリン体験

2008年02月05日 | 不育症
先週の金曜日から土曜日にかけて、1泊2日でヘパリンの練習入院をしてきました。

まずは、ヘパリンという薬の説明、副作用の説明などがあり、

次に注射の仕方の説明。

それが終わったら、ゴムでできたおなかの肉の代わりのものを腹に巻きつけて



これに注射針でさす練習を何回もしました。

何回もこれで練習したあと、いよいよ自分の本物のおなかに自分で注射!!

看護婦さんに見守られる中で、針をおなかにぶすーっとさす。

「ぎゃー!!痛いじゃないのー!!」



針がこんなに細いので、それほど痛いとは思っていなかったのだけれど、かなりの痛さでした・・・・・

献血にはよく通っているので、少々太い針でもへっちゃらと思っていたけれど、あれは静脈注射ですもんね。痛みは少ないわけです。

今回は皮下注射なので、針がおなかの肉をぶすーっとさす間が、涙ちょちょぎれるほど痛かった・・・・・・

看護婦さんは「筋肉注射よりまし。それに慣れるよ。」って言ってくれたけど、私は筋肉注射と同じくらい(いやそれ以上)痛かったし、この痛みに慣れるってことあるのかしら?って不安になりました。

今はおなかに守るべき赤ちゃんもいないので、痛くてもがんばるぞ!!って気になれないのでした・・・・・

ヘパリンの開始日について主治医の先生と話し合った結果、排卵日に注射を開始することになりました。

先生いわく、「妊娠する前にヘパリンを開始しているところは、日本ではまだ少ないと思うけれど、ヘパリンには着床を促進する作用やそのほかにもいい作用があるので(これ、聞いたのですが、忘れちゃいました・・・すみません)、できれば早めに注射開始することを勧める」って言われて、「じゃあ、排卵日からにします」ってことになりました。

これから、色々大変だと思うけれど、ヘパリン注射がんばりたいと思います!!