漫歩マンの健康日記

日々健康を求めて~~

遍路一日一話

2014-10-14 10:48:53 | 雑学
遍路一日一話をHPに記録しているが、ブログに書けと言われたのでなにも書くことがない日にブログにも書くことにする。
これは98歳の義母に送っているお話です。
先ず一話。

『こんにちわ 枕元に京都三弘法のミニチュアの「杖・笠・札入れ」を飾って頂いていましたので、それに因んだお話を・・・
今日は「杖のお話」です。

お遍路で橋の上では杖は突きません。杖を突くとコンコンと音がするからです。
昔、お大師さんが四国遍路の最中、疲れ果ててねぐらを探していました。見ると向こうに小さな橋がありました。
「今宵はここで休むことにしよう」とその橋の下で一夜を過ごすことにしました。
しかし、その夜は寒くて寒くて寂しくて寂しくて一夜が十夜に感じられました。
そのためこの橋を「十夜(トヨ)ケ橋」と呼ぶようになりました。この橋は今でも愛媛県の大洲市にあります。

このことから四国のお遍路では橋の上ではお大師さんがゆっくりお休みになれるよう、
「杖は突かない」というようなしきたりになりました。
    
こんなお話をまた送りますね。』
140925-2




コメント
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