井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

腐ったりんご

2020年03月11日 | 歴史・政治

森雅子法相が「ありがとうジャック」と愚かしく情けないツイートをした相手、アリババのジャック・マー(馬 雲)氏だが、森氏はジャックマー氏がマオカラーのスーツを愛好する中国共産党員であり、極悪非道な天安門事件の擁護者であることをご存知だろうか。

中国ではアリババにマスクを注文しても払底、しょせん日本へのマスク寄贈は「マー劇場」としてマー氏のパーフォマンスに冷ややかである。当の中国人たちが冷静に見抜いているのに我が国の法相の感激と浮かれようのみっともなさ。日本がマー氏に遥かに先立って 中国にマスクと防御服を大量に寄贈していることも失念しているらしい。マー氏が二階俊博幹事長に相談、二階俊博幹事長は早速防御服10万着と大量に中国に送り追加支援している。二階俊博幹事長も森雅子法相と共にマー氏とは個人的付き合いがある。

してあげたことは何も言わずしてただいたとはしゃぐ法相。中国共産党シンパなのであろうか?

マー氏はチベット自治区ラサ市に1億元を投じ、同自治区で優れた教育人材を育成すると、とくとくとして発表したが、そもそも人民解放軍がチベットで残虐非道を尽くしていなければチベット人は祖国を喪い、流浪の民とはなっていず、自治区自体があり得ない。
中国の残忍な所業をわずか1億元で糊塗し、世界の世論からの目逸らしを目論んでの「善意」もどきに見える。

 その財力からして微々たる金額でしかない100万枚のマスクの日本寄贈が私には、チベットへの厚顔無恥な偽善と重なって見える。

そもそも、コロナは武漢発である。「武漢ウィルス研究所」と人民解放軍とは密着していると海外にいる反体制派の中国人が告発している。

極論すれば「犯人」が微々たる額を寄付して来て被害者である日本の法相が揉み手で媚びている構図。ジャック・マー氏は日本毀損者である孫正義氏と親交があるが、森雅子法相は、仲間に入れてもらって嬉しいか。法を踏みにじる人民解解放軍の支持者なのか。法相という肩書が泣きはしないか。

 中国人の日本入国を初期に禁止していれば、日本国内に関しては最小限の感染で抑えられていた。習近平氏来日という足かせがあっての手ぬるい措置とはいえ、自民党内の媚中勢力が足を引っ張った要素も大きいのではないか。

 箱の中のりんごは一個腐ると残りのりんごも腐敗する。

 自民党という箱の中の腐れりんごは、誰と誰か?