井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

文化度

2013年07月29日 | 歴史・政治

見る気もなかったのだが、たまたまテレビをつけたら日韓のサッカーをやっていて、
対韓国戦は、勝っても負けてもすっきりしないので、前半少しだけ
眺めて消した。見たくないというのはラフプレーか、審判買収の酷さか、
とにかく何か不愉快なものを毎回必ず突きつけられるからだが、今回は
スタンド席でそれは行われたようで、伊藤博文公の暗殺者である
安重根の巨大な顔写真と、「歴史を見ない国に未来はない」という
これも巨大な横断幕が掲げられたそうで、毎度のことながらその
スポーツと政治を切り離せない民度に、辟易とさせられる。
スポーツと政治をごっちゃにすることが、恥ずかしいことだという自覚がないのだ。
写真で見ると、個人でやれる規模ではなく、スケールが大きいので
国家関与か、少なくとも組織がらみであろう。

安重根のことは一度書いた気がするが、韓国では英雄視されている
テロリストである。殺人者を英雄視する文化度も文化度だが、
伊藤博文は、日韓併合に慎重派であって、そういう人物を殺した人物を
崇めるということは、では韓国は日韓併合を歓迎していたのかということに
なるのだが、そういう論理破綻も矛盾もどうでもいいらしい。
「日本の首相を殺した凄いやつ」だという評価なのである。

これも国際基準の倫理観からすれば恥ずかしいことだが、その自覚も
どうやらない。

呉善花氏という元韓国人、帰化して現在は日本人が韓国で入国拒否された。
呉善花氏は母親の葬儀にも際しても、済州島で入国が一時拒否された。

理由は韓国の発信する虚偽をその著書で暴いて、真実を書いたからである。

あちらの報道機関の言い方を引けば、

「2005年3月、日本帝国主義の植民統治が朝鮮の経済と教育の発展に大きく寄与したとして植民支配を徹底的に美化する本を出して波紋を起こすなど、韓国を卑下し日本を美化する著述・評論活動の先頭に立ってきた」

 
ということになるが、日韓併合が朝鮮経済と文化、教育の大幅なレベルアップをしたのは、
事実である。事実として検証できる範疇のことである。それに日韓併合は世界のいかなる「植民地主義」の定義にもあてはまらない。
まあそれはいい。韓国はそれを違うと言い張る。
しかし、だからと言って、一人の人間を入国拒否するのは成熟した国家のやることではない。
 
いつぞや、自民党の議員数名が鬱陵島視察に行こうとしたら、やはり空港で
足止めをくらい、日本に帰って来た。
 
その一方、竹島をめぐる反日運動に携わるタレントたちが、日本には入り放題で
大きく円を稼いですら行く。タレントにかぎらず、その思想性で日本が誰か個人を
入国拒否することはない。
サッカーのスタンドに、韓国を罵るプラカードや巨大横断幕が掲げられることもない。
韓国からの修学旅行生たちは日本の観光名所で反日の横断幕を掲げるが、
日本人の修学旅行生たちは、むろん反韓や嫌韓の横断幕を掲げることはしない。
 
その日本の態度を見ても、まだ自分たちがしていることの未熟さに気づかぬのだろうかと、
不思議である。後から聞いたところによると、他にも妨害の小細工をいくつ仕掛けてきたようである。

それにしても日韓ワールドカップの共催時に(共催など避けるべきであったと思うが)
日本にスタンドの建設費をよくもまあ貸して欲しいと言えるものだとこれも
その精神性が不可解である。「歴史を見ない国に未来はない」とまで蔑む国に
「うち、スタジアムの建設費がないからカネ貸して」と、すらっと言える臆面の無さ。
しかも返す気などなく、日本もそれを承知で貸す。
日韓でいったい、何をやっているのだろう。あちらのことはあちらでいい。
しかし問題は日本である。安倍政権はどこまで毅然と外交をやってくれるだろうか。

ラププレーもお約束であったようだ。

韓国の酷いラフプレー 日本vs韓国 東アジアカップ2013 7月28日

こういう国から定期的な親善試合を申し込まれて、唯々諾々と引き受ける日本サッカー協会も、いかなる立場の人が上のほうにいるのだろう?日本の選手をみすみす怪我させに韓国と組ませるのか?
韓国が(中国もだが)評判が悪く世界中でボイコットされているので、日本に持ちかけて来たのはみえみえであるのに。

韓国がからむと優勝しても爽快ではなく、腹立たしい気分が残る。

朝鮮語で書かれた反日横断幕。組織的にやらないと、これだけ巨大な横断幕は不可能。
ちなみに「韓国語」というのは存在しない。あるのは「朝鮮語」である。


7 コメント

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つい先ほど (くおん)
2013-07-29 07:44:25
フジテレビの朝の番組で、日本優勝!と大きく取り上げていましたが、試合終了後の韓国人へのインタビューを流してました。「日本も韓国もマナーを守って冷静に応援しました。」という感じのインタビューコメントを流したので、これは何かあったんだな、と思ってたら、案の定ですか。
フジテレビは一貫して南のイメージアップ、TBSは北のイメージアップ、NHKとテレ朝は南北の宗主国様の指令に応じて(笑)、朝の番組をチャンネル回して見るだけで日本のメディアの底が知れます。読売は日本の宗主国様でしょうか・・日本人のためのメディアは何処?
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嘘をつきますねぇ・・・ (井沢満)
2013-07-29 09:19:22
くおんさん

>「日本も韓国もマナーを守って冷静に応援しました。」という感じのインタビューコメントを流したので

冒頭しか見ていないので知りませんでしたが
ラフプレーもあったようで、動画をついかしておきました。
こういう国との定期的な親善試合を引き受ける日本サッカー協会にも、何かが入り込んでいるのでしょう。
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なんとまあ! (くおん)
2013-07-29 17:15:25
追加部分、拝見しました。
明らかに狙いをつけて足出してますよね。
選手は身体が資本なのに、こんな事を是とする国と親善試合再開とは、聞いて呆れます。選手を一番守るべきは協会でしょうに!?

それに横断幕、あんなに大きいとは!笑ってしまいました。どこが、マナーを守って応援した、んですかね?
チャンネル変えながら見てたので、わかりませんが、その前にこの横断幕をフジが放映してたとは、とても思えないですが。。。
この誰の目にも明らかな非常識行為を、マナーある応援だったと主張する韓国人観客を放映したら、視聴者は、「こいつ頭おかしい」としか思いませんからね。

案の定、何をやっても甘い処分しかしないから、反省などする訳なく、ますますやりたい放題ですね。今回の件だけとっても、親善試合凍結の理由に値すると思います。それが世界の常識です。
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Unknown (maruko)
2013-07-29 20:57:51
 井沢さま、この法人の存在が鍵かもしれないと思っております。

(1) 名  称:一般財団法人 高円宮記念日韓交流基金
Prince Takamado Memorial Foundation for Japan-Korea Exchange
(2) 設  立:平成20年(2008年)12月1日
(3) 基本財産:300万円
(4) 目的:日本と韓国の友好に尽力された高円宮殿下を記念し、
日韓パートナーシップに基づく教育・文化・スポーツを中心とした青少年交流及び学術交流などの顕彰・助成等を通じて未来志向的な日韓関係を構築することを目的とする。
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半島勢力・・・・ (井沢満)
2013-07-29 21:35:56
くおんさん

大して豊かな国でもないのにロビー活動の費用は惜しまないようで、FIFAにも五輪委にも相当渡っているな、と睨んでいます。
そんなお金があるなら、日本に借りた日韓ワールドカップの時のスタジアム建設費を返して欲しいですね。


marukoさま

はい、その団体にはロッテ他、半島勢力が噛んでいるのは知っています・・・。
高円宮殿下が、半島利権に密着した方でしたね。小和田恒氏とも密着なので・・・まぁ言いづらいですが・・・一つの円環というか・・・日本にそういう・・・・反日の輪みたいなのが存在します。
局所的にしか見てない人は、気づかないのですが・・・・。

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Unknown (maruko)
2013-07-29 23:49:41
 ご存知でいらっしゃたとは、さすがでございます。
 中国や韓国は痛烈に批判していても、皇室内部にまで反日勢力が入り込んでいることが理解できない保守の方々も多く、私はそのことに危機感を感じております。

 それにしても井沢さま、これほど数々のことを明らかにされていて、お仕事は大丈夫なのでしょうかと気になります。
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総て承知しています (井沢満)
2013-07-30 00:33:15
marukoさん

>中国や韓国は痛烈に批判していても、皇室内部にまで反日勢力が入り込んでいることが理解できない保守の方々も多く

多うございますね。「不敬」の二文字でがんじがらめに硬直、思考停止している人たち。
こんこんと基礎から説けばおそらく解るはずなのですが・・・・・。日本を真実大事と思う共通項があるなら・・・。
一番多い浅い理解が、皇室批判は中韓に利する、日本の保守を二分する・・・ということですね。
しかし実は違うのだというところへ、一歩踏み入る一種の勇気と知性が欠けているように見受けます。
中国韓国の仕掛けることは、おどろくべき細心さで長期展望で行われ、あらゆるジャンルにわたり、それは皇室とて例外ではありません。いえ、最も狙われる場所です、外務省、教育関連、放送と共に。
一つ一つの事象を念入りに学び調べていると、全体像に気づくはずなのですが、一つ一つは理解していても、事象を結び合わせ、全体を俯瞰で捉える能力に欠けているようです。

これも、こんこんと説明しつつガイドする人がいるといいのですが。

個々1つずつの事象に対する優れた論客はいますが、日本侵略の見地から俯瞰で皇室問題を論じる人が・・・わかっていても言わないのか・・・?


>これほど数々のことを明らかにされていて、お仕事は大丈夫なのでしょうかと気になります

これで非常に、押さえ気味なのですよー笑ー
テレビで語っている時よりはもうちょっと開放させていますが。

私が不特定多数が見るテレビドラマに関わる人間でなければ、もっと率直に書きます・・・・。

書けば多少は人で賑わうブログになるでしょうが、実名で所在も知られ、危険なので、筆を抑えると同時に、ブログが噂で盛り上がって評判になりそうな気配を感じると、ご飯の話題など、どーでもいことに逸らしていますー笑ー
本当にネタがない時もあるのですが。

テレビもナマなので、ダーッとぶちまける、という選択も可能ですが、スタッフと局に迷惑がかかること、そして私は発信の場を決定的に失うことになるので、抑えて抑えて喋っています。場を失っては元も子もありませんのでね。
それでもネットが時にお祭りになることがあるのです。

ブログも真実を包み隠さず述べていけば、わっと人が集まるのでしょうが、そうなれば危険・・・です。
小出しにぼちぼち・・・読者を増やし過ぎぬようコントロールしながらマイナーにやっている分にはまだ大丈夫ですよ。

marukoさんも、お書きになっている片鱗から察するに、おわかりですね、皇室の状態がどうなっているのか、周辺からどう侵食されているのか・・・も。そして、余りにも理解できる人がいないので、イラッとなさっているのでは。
お2人の批判者ですら、全体像を解っていない人が多いのです。
局部的にあのお2人を批判するが、しかしどういう構図の中でそのお2人が、どう動かされているか、掴めていない人たちがいます・・・、相当多いですね・・・・。

では、この程度で。


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