井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

3万人デモの中身

2018年04月15日 | 日記

政治向きの話はこのところ避けるようにしているのですが・・・

安倍さんがどうも、マスコミと与党が仕掛ける印象操作の前に
危うくなりそうなので一言、言っておきたく。

水島さんたちの「安倍総理がんばれ」デモをマスコミはスルー。
議事堂前に3万人集結というデモは大々的に報道するのですね。

皆さんはとっくに解っているでしょうが、3万人全てが自発的参加者だというわけではありません。
朝日、毎日、東京などの紙面半分を用いての「意見広告」に呼応した層に加え、
動員が相当かかっていて、また規模は解りませんが日本人ばかりではありません。
中国などやる時は大きく仕掛けてくるので、まぁどんなものなのか。この部分は
想像でしかありませんが。このてのデモのプラカードに日本人は使わない簡体字があったり
ハングルが見られることも。今回は日本人なら決して間違わない漢字をプラカードに
大書したのがありました。

受付の「受」の字のつもりです。

画像は今回のデモに限らず適当に拾って来たものですが、日本語の
ていをなしていないものは、おそらく今回のデモのプラカード。

私など反日国がこれほど忌み嫌う総理だから、至らぬ点はあれどまだ安倍さんで
いいんじゃないの、と思っています。

今は大切にしなければならないトランプ大統領と気脈を通じている政治家は他にいないし、また
これほど世界の外交の場において存在感のある人はいません。

一人の政権が長く続くことを悪しざまに言う人もいますが、世界の政権の中で
日本ほど短期に人が変わる例は珍しいし、世界の認識に定着しません。

一人が長く政権を続けているのは、日本ばかりではなく、まだこれで
短いほうです。世界の「長期政権」という基準からは。

森友、加計、無問題とは言いませんが、安倍さんを今斬って捨てる害と危険性のほうが
それらの闇の部分の何十倍も上回ります。

官僚のずさんな部分など、どの政権のときにもありました。(それを擁護する気はまったく
ありませんが)

追記

私は戦争忌避者です。あんなもの大嫌い。
しかしながら化学兵器などという戦争の中でも最大の悪を用いる国が
現実にあるわけです。

3万人デモの中には純粋に「平和を守りたい」「だから平和憲法を変えようとしている安倍政権を
倒せ」という思いからの参加者もいるのでしょう。

しかしながら九条で日本の平和が守れるほど、世界情勢はやわではありません。
憲法が成立して以来、すでに72年間が経過しています。日本以外のどこが
平和憲法を持とうとしていますか。
皆、それが圧倒的現実の前では無力なこと、知悉しているのです。
現に、表立った戦争に巻き込まれていないだけで、日本は領土を奪われたまま、拉致被害者は
いまだ帰国できずにいます。武力を自ら使えないことをなめられた結果ではありませんか?

続く・・・・

「永世中立国」を標榜したスイスでさえ、国民皆兵制です。
自ら仕掛けることはないが、やられたら国民全員で国を護る、という気概に
支えられて平和はあります。

スイスで常備軍を構成するのは約4000名の職業軍人です。(プロフェッショナルを用意しているのです)
その上徴兵制度により21万名の予備役を確保しています。もともと歴史的に傭兵を持っていた国なので、国民皆兵制が国是です。

外国がスイス国内に基地等の軍事施設を設置することを認めていません。
日本は、否応なくその歴史的必然ないしは強要から、アメリカの基地を抱え込んでいます。
それが現実です。いかに口で戦争反対と叫んでみたとて、無益です。
巻き込まれる時は巻き込まれる。また侵略される可能性もあります。

 

続く・・・・

この危うい戦後73年間という歳月は常に、第三次世界大戦の危機を孕んで来ました。

最近で言えば、朝鮮半島の有事を警戒せねばなりません。これが大戦のトリガーにもなりかねません。
可能性は皆無ではないでしょう。

シリアは中東舞台の戦争になりかねませんが、半島や中国を引き金にした戦争はアジアを戦場とします。
両者が複雑に絡まりあって戦争が拡大する可能性も皆無ではありません。

そのための軍備は必要であり、憲法改正は急務です。
敢えて言えば、森友・加計問題ごときで国会を空転させ、憲法改正を急ぐ安倍総理を叩き落とすことの
危険性。戦争に日本が巻き込まれる可能性の前には、森友・加計など微々たる問題です。

核開発をあくまで続け、ミサイルを打ち続けている北朝鮮に空爆が絶対行われないという保証は
ありません。

いつ大戦が火蓋を切るか、解らない現状に安倍落としは危険極まりありません。

日本が国防を強力化することに反対する勢力とは、いったい何でしょうか。

北朝鮮包囲網も盤石だというわけではありません。

いつ何が起こるか解らないこの時期、トランプ大統領と緊密に連絡が取り合える
安倍総理を外すのは、本当に危険です。

平和憲法護持を訴える人々は「軍靴の足音が聞こえる」などと言って安倍政権を
貶めますが、軍靴は日本軍人の軍靴ではなく海外から押し寄せて来かねないのが
現状です。だからこそ、備えをしなければ、というのが改正論者の
立場です。

森川・加計ごとき些末事で北朝鮮のきな臭さから目そらしをされ、安倍さん追い落としで
日米同盟の堅牢さに水を差すデモが、果たして国思う人々のすることでしょうか。

 

誤変換他、後ほど

  

 


少年時代へワープ 「笛吹童子」

2018年04月15日 | 日記

あまりにも、少年時代に刻印された宝物の作品なので再見を避けていた新諸国物語「笛吹童子」ですが、
つい取り寄せて、見入ってしまいました。

記憶にあったのは高千穂ひづるさんが長い髪の毛を、振り回しながら
井戸に向かって「出てこい、出てこい」と歌っている1シーンだけでしたが、
福田蘭童と作曲家名まで覚えている音楽や歌詞は,そのまま記憶に
定着していました。

大友柳太朗さんが、トップの扱いなのに驚きましたが堂々たる華と存在感です。
大友さんとは後年「青い鳥ぱたぱた?」という国内外で強い支持を頂いた
作品でご一緒したのですが、自ら死を選ばれ、長く私の中にも
無残な傷として残っていました。

笛吹童子を演じる中村錦之助(萬屋錦之介)さんの、その後の有為転変にも
胸をつかれます。

GHQが発布した「剣戟映画禁止令」により、長く不遇の時を経て大友さんが返り咲いたという
事実も、今回調べて初めて知ったことです。

監督スタッフ、出演のほとんどの方がもうこの世にはいらっしゃらず、子役を
やっていた人が現在70歳越えか・・・・

人生も映画も、まことに一瞬の光芒であるなあという思いを深く致します。

さて、私を少年の日々へと連れ戻す作品は、あと「百面童子」と「紅孔雀」です。

あればまた手に入れて、つかの間少年時代にワープするのかもしれません。

 

誤変換他、後ほど