井沢満ブログ

後進に伝えたい技術論もないわけではなく、「井沢満の脚本講座」をたまに、後はのんびりよしなしごとを綴って行きます。

私は船越さん側です

2017年12月15日 | 日記

ご夫婦のことは、内部に分け入らねば解らない、はたで
無責任なことは言えない、ということが無論前提なのですが・・・

それにしても、船越さんがお気の毒だなぁと当初から思っていました。

女性からメールが来ただけで、その携帯を鍋で煮るというごときことは
妻がテレビで語っていて、よくまあ船越さんが耐えていらっしゃるなあ、と
思っていたのですが、ご夫婦がそれでよければ他者がとやかく
口挟むことでもなく。

ただ、なんて感謝と慎みの心がない女性であろうか、とそれは
ずっと思っています。

夫は初婚。妻のほうは再婚で、しかも子連れ。それをハンディとは必ずしも思いませんが、
当の妻のほうにしてみれば、いささかの感謝の念はあってもよかろうかと。
とりわけ、連れ子が男の子であった場合、まず夫とは上手く行きません。
仮に幼いころ関係がなだらかでも、子が成長するに連れ、義理の男親とはぎくしゃくするのが
世の常です。いくつもそういう事例を見ています。幼いころは夫も、妻の連れ子を
可愛がり遊び相手になっていても、息子が自我を形成するころになったら
金属バットを持ち出した例も身近に知っています。

それが、男の子は長じても船越さんを慕っているのを見ると、
よほど、船越さんが温かく誠意を持って対したのであろうと
思われます。人格者なのでしょう。

そのことへの感謝と慎ましさが、なぜ妻のほうにないのだろうか、と
かねがね不思議だったのですが、今朝の記者会見。

呆れ果てました。あたかも、離婚は自らが望んでいたかのような口ぶり。
財産は要らないと、船越さんサイドは前々から表明していたのに
財産分与は無し、とそれをあたかも自ら勝ち取った「戦果」のごとく
語られるのにも違和感。
本題に入る前の話が、くどくどしく7分間。1秒いくらのテレビの
電波を使うほどの内容でもなく。カメラの前で母親に電話して
泣いてみせるあざとさ。女優という肩書でしたっけ? 下手です。

船越さん、お疲れ様でした、と他人事ながら一言。

ウェディングベルは、結婚というバトル開始のゴングの音だ、
と言った人がいますが、概ねお互いに修行させられることが
多いのが結婚生活です。ベースにひたすら要、忍耐、要、妥協。

・・・・普通は、ね。そうでないカップルも少数、いるでしょう。

忍耐と、妥協ばかりではなく、良き側面もあるから続くのだし。
子がいて仕方がない、生活力がなくてしょうがなく、というケースも
あるでしょうが。

船越さんは結婚という名の荒行からの、卒業ということでよろしいのでしょう。

 

 

誤変換他、後ほど。