久々の更新!

2008-01-30 18:08:05 | 自閉スペクトラムな日記
体調が悪くなり実家で休んでいました。寒さのせいか、精神的にかなりきていました。薬も合わなかった様です。24日に診察へ行きましたが、その後もあまりよろしくない状態になったので26日にも診察へ行きました。それまではパニック発作が重くなり大変でした。薬が一種類合わない物があったのでパニックが酷くなったのかもしれません。薬が一つ違うのになり少し落ち着きましたがこれが慣れるまで二週間位時間かかるらしく副作用で眠い眠い…。今にも寝てしまいそう…。Ah~眠いzzz。飲み始めの頃は一日中寝て過ごしている様な状態でした。今は少しずつマシにはなったのですがやはり眠い。

そんな眠い中「午後は○○思いっきりテレビ」をぼーっと観ていたらな~んとお菓子作りではないか…この時間は「笑っていいとも」を観たい時間だが実家の両親は正午はいつも日本テレビ。まっいいか…。お菓子作りの話だったから…

ここまでは昨日の下書き、ここから今日の話です。
整形外科へ行きました。もう一回注射打たないと腱鞘炎は(私の場合は重症のバネ指)二~三ヵ月後手術だよと先生に言われました。体調悪くてなかなか整形外科へ行かれなかったから脅かされているのか本当に手術になる可能性あるのか分からない。私は反応の悪い健常者に見えるのか普通の大人扱いされると非常に困ってしまう。冗談なのか本気なのかの区別は容易ではない。本当に注射打たないと手術と脅かされたのか本当なのか分からないのでリハビリの先生に質問してみたけどなんとも言えないらしい。初診時より痛みはかなり治まっているから脅かしと取っていいのか母又は主人に解説してもらうしかない。

今日もまだまだ眠いけど任天堂DS使って新しい料理にでも挑戦しよっと!

語りごと、非言語コミュニケーション困りごと

2008-01-21 11:22:34 | 自閉症の語りごと、発達障害
主人と喧嘩しました。今回は私が殆ど悪いのです。内容は省略します。

なんでいつも人間は言葉でない言葉で喋るのか、それがお互い通じあえるのか、なんで通じない人はいけない人、冷たい人になってしまうのか… 私には非言語コミュニケーションができる人間は天才的な才能に見えてきます。実際天才だと思っています。

「御主人様、私は言葉でしか意味が捉えられませんよ。言葉に隠れている裏を読むなんて至難の業であり無い機能と言っても過言でないよ。御主人様、私には言葉のみのコミュニケーションをお願いしますよ。」

私の主人が悪いのではなくこれが普通の人間なのだと思います。 しかしこの機能が正常でない人間も居るのだよ。 私の今までの人間関係のトラブルは非言語コミュニケーションにあります。人間は殆ど非言語コミュニケーションを使うので習慣になっている様だがこれはいくら私達が訓練しても非言語コミュニケーションが無限にあるので限界もあります。

私自身非言語コミュニケーション自体なくなってしまえばいいとさえ思います。

私は非言語コミュニケーションということを昨年アスペルガーとの診断を受けるまであることすら知りませんでした。それなりに年齢を重ねているので恥ずかしいくらいの氣持ちです。これができなければやはりKY(空気が読めない)になってしまいその場の相応しい対応が取れず、最悪な場合はこの人は「冷たい人」というレッテルまで貼られてしまう。私自身周囲からは「のろまで鈍くてぼーっとしている健常者、怠け者の健常者」としか見られないためかなりの罵声も浴びせられた。それでも努力して頑張り通した。努力で頑張り通したことを周囲は氣が付いてはくれない。

それよりも一番ショックな言われ方は「冷たい人」だった。これは非常にショックな一言。私だって人に親切にしたい。私だって人のお役に立ちたい。そう思ってもなかなか上手く回らない。氣が付いたら鬱になる。 定型の人達のなんてったって羨ましいことは、自分のフィーリングで人に親切できることだ。自分のしてもらいたいことを他人にしてあげれば喜ばれる。私には他人の喜ぶことを考えるには人に相談したりネットで検索したり書物で調べたりとかなりの労力が要る。それでも最後喜んでもらえたら私も嬉しい。

発達障害番組紹介

2008-01-18 20:22:51 | 自閉スペクトラムな日記
発達障害のことを取り上げている番組があります。

きらっと生きる。ぼくと友( とも )だちになってください。~発達障害( はったつしょうがい )・河上光( かわかみ ひかり )くん~

NHK教育テレビ 1月19日(土)午後7:00~7:29
            再放送 1月21日(月)午前5:30~5:59 明日は用事がある
            のでビデオを用意します。

レイキ講習へ行って来ました。

2008-01-15 13:28:10 | スピリチュアル、ヒーリングなど
今回の三連休は本当に意味の深い私にとって重要な勉強を沢山できました。レイキ(靈氣)講習へ行きました。靈という文字を見るとみなさんとても怖い印象があると思いますがそんなことありません。氣とは気とも書きますが、こちらの「気」を使うとキが抜けてしまうとのことなのでこちらの「氣」をこれから使っていこうと思います。

レイキとは日本発祥です大正11年(1922)臼井甕男(うすいみかお)氏によって開発されました。大病を患ってレイキで健康になった日系二世の高田ハワヨ氏により海外でさかんになりここ十数年の間に日本へ逆輸入されたのです。

詳しいことは癒しの手という本がお勧めです。 字も大きめなのでとても読みやすい本だなと思いました。

ティーチャーからアチューメントを順番で受ける時、待っている人たちで別のティチャーから指導を受けながらレイキの実践やレイキマラソン(一人が台に寝転がり何人かでその人の体を手で触れる。触れられている人も触れている人も気持ちよく癒し効果が高い。)ティーチャーの体験談を聞きました。私は自閉症の脳のためか論理でのこととなると脳が正常に機能しないことが多々ありイライラしてきてしまうのですがティーチャーの話は魂に響くというかずしっと心に響くお話でした。これならば私にも理解できますし感動もありました。人間の手は本当に癒し効果が高く体だけではなくこころにも良いのです。つまり宇宙と人間は繋がっているのです。手を当てて大宇宙が癒してくれるのです。ティーチャーのお話ではいくら自分でヒーリングを行っていても暴飲暴食や寒いのにミニスカートをはいていたりと無茶苦茶していればヒーリングも追いつきませんとのことでした。自己啓発の話もありました。「自分も良くなって他の人はつぶれなさい」ではなく「他人も良くなれ!自分はもっと良くなれ!!」が一番良いそうです。「高次元の物が動く人は感謝心のある人」書ききれないくらいの沢山の良いお話を聞きました。

アチューメントも氣持ちよく、レイキの実践やレイキマラソンも本当に氣持ち良くこれからの人生が健康で繁栄が待っている氣がしました。本当にレイキ、人間の手がこんなに氣持ちが良いとは今まで氣が付きませんでした。お母さんの手に触れた様な心も温かくなりました。一番最初に受けたアチューメントでは浄化の涙が溢れてきました。 最近は学校の先生が受講するケースが増えているそうです。これは良い傾向だなと思います。学校は敷地を多く取るので清めが必要な場所も出てくるとのことです。学校を清めると荒れていた生徒が落ち着きだしたという例が沢山あるとのことです。

ここで私が思うのですが、これから下に書くことは全部私が思ったことです。何年か前からADHDが話題となり学授業中児童が歩き回ったりして大変と日本国中取り上げられました。療育も大事だと思います。それ以上に学校を清めるのももちろん大事だと思いますが、戦後日本は見えないものへの信仰がなくなり戦前の人間より神仏を信じなくなり神棚や仏壇の無い家は珍しくないくらいです。私も自閉症で他動性衝動性が強いタチですが授業を妨害までには行きませんでした。多分今の時代に生まれていたならば授業妨害等をしていたと思います。昔から「おっちょこちょい」と言う言葉があるくらいなのでADHDの人間は今と変わらないくらい居たのではと思います。自閉症児(者)は極端に感受性が鋭く他の人間が感じ取れないことでも感じ取ってしまうことが多々あります。もし、本人に自覚がなかったとしてもなんとなく落ち着かないとか他の人間より感じてしまうこともあると思います。健常児(者)にも共通の話になりますが成功者は神仏へ感謝、御先祖様へ感謝、両親へ感謝、あらゆる人々への感謝をしている方達なのだなと思いました。授業を妨害してしまう子ども達が悪いのではなく見えないものを排除してきた大人達の責任だと思います。子ども達が警鐘をならしているのではと思いました。自閉症児(者)は鋭い感受性を生かして国の財産になる場合もあります。鋭い感受性を良い方向へ向けるにははやり見えない物も大事だなと思います。

三回目のhttp://blog.goo.ne.jp/manmosu_hetima/e/692fb202c802fb36a2fb3b79be4f426d日記はこちらです。

診察日

2008-01-10 21:12:36 | 自閉スペクトラムな日記
今日は診察日でした。この間持って行くの忘れてしまった書類を今日は忘れないように午前中に支度を済まし手提げの中に入れておきました。これで用意周到と思っていたのですが昼寝をしてしまい寝過ごしそうになりました。でも余裕持って行かれる時間に目覚めたのでよかったです。

今日は普通の診察と血液検査と検○でした。血液検査は注射打つので痛くないを連発していました。そうしたら痛みは少しだけになりました。診察の最後に先生にお小水採ってきてと言われたので意外でした。この間は血液検査のみを聞いていたので。でもこの際細かく検査してもらえると思うとありがたいと思いました。

血液検査項目は
肝機能、甲状腺、コレステロールなどたくさんありました。

手帳の申請の用紙をお願いしました。先生に聴覚、視覚、嗅覚などに過敏があり大変とのことも話しました。嗅覚はわんちゃんの様でみんなの分からないニオイも感じてしまうという話もしました。視覚ではとにかく光が眩しくてクラクラして大変で、照明売り場へ行かれないことも話しました。聴覚もウルサイ音は耐えられないと話しました。とにかく手を何回も洗ってしまったり縁起物へのこだわりは私自身がんじがらめにされてしまいます。夜爪を切ると親が早死にするとか親の死に目に会えないとか、夜笛を吹くと蛇が出るなどこの様な話を聞いてしまうともうだめなんです。がんじがらめになりずっと気になって仕方なくなってしまいます。縁起悪いと言う事に過敏になってしまいます。もう20年以上夜爪を切る行為を行っていません。手帳の申請が通るのか分かりませんが出すことにします。

今日の診察でのお話はDSでの料理を作ったことを話しました。先生に昨晩DS使用で新しい料理二品作ったことを話したとき「結婚して四年目で今までできなかった人が二品作るとはたいしたものだと」お褒めの言葉をいただきました。家事を褒めてもらったのは生まれて初めてのことなのでとても嬉しかったです。「今日も作るのですか?」と聞かれましたが「お休みします。」と伝えました。一週間に一度一品作ることを目標にしたいです。


一昨日の話

2008-01-10 07:35:34 | 自閉スペクトラムな日記
一昨日の1月8日は主人が久々の休日でしたので一緒に出かけました。まずは宗吾霊堂へ行きました。その後は埴生神社へ行きました。手水の柄杓が竹でできていて素敵でした。

夜はハートをつなごうを見ました。再放送は 1月14日(月)、15日(火) 13:20~13:49です。

今回は就労です。
「今回も大人の発達障害について取り上げます。テーマは、前回大きな反響をいただいた「就労」。どうすればいい就職が実現できるか。就職した後経験する職場での失敗やトラブル。どう対処すれば、就労を継続し、能力を発揮することができるのか。具体的なケースをもとに語り合います。」

出演している女性は職場にADHDとのことを話し、自分に合った仕事や社長さんからの配慮パニックを回避するためのマニュアルを作ってのことでした。私は職場に恵まれたことがないため本当にここまで向き合ってくれる人間がいること自体今でも信じられません。殆どのケースがクビにされてしまうか本人が自主退社する様にしむけるかだと思います。でもこの様に向き合ってくれる理解者がいれば私達発達障害者も普通に仕事をすることができるのだと思います。私自身今でもカミングアウトの難しさに直面しています。どの様にカミングアウトをすれば相手が理解しやすいのか研究中です。

七草粥

2008-01-07 14:57:16 | 料理、お菓子作りなど
今日は1月7日七草粥の日です。我が家でも七草粥を作りました。

せり、なずな、ごぎょう、はこべ、ほとけのざ、すずな、すずしろ、春の七草。
今日は母に作り方を聞き作ってみました。

・材料は、(二人分)
・米一合
・水3~5合
・春の七草(せり、はこべ、すずな(カブ)、すずしろ(大根))母が京菜を調達してくれたのでありがたく使うことにします。
・調味料(塩、だしなど)私は塩のみで作りました。

※なずな、ごぎょう、ほとけのざは見つけられなかったので母が京菜をくれました。
作り方は一応七草を用意。
我が家は土鍋にこだわりました。普通の鍋や炊飯器でもいいそうです。

米一合と水を入れます。

細かく刻んだすずな(カブ)すずしろ(大根)を一緒に入れます。

中火で沸騰してから約10分煮ます。弱火にして約10分。火を消して10分位蒸らします。

七草を約一分位茹でます。

刻んで土鍋に入れます。その時にお好みの量の塩、だしなどで味付けします。水分が足りないと感じた場合は熱湯を入れて再び火にかけてください。

できあがりです。


春の七草についていろいろ調べました。やはり正月で食べ過ぎた胃腸を休ませるための行事だそうです。旧暦での1月7日であれば、なずな、ごぎょう、ほとけのざ入りの本格的に近い七草粥になったのかなと思ったりもします。

七草粥についてはこちらのサイトもおススメします。 春の七草 七草粥の豆知識 作り方はyahooグルメmisbit.comもおススメ。 七草(ウィキペディア) 七草粥と漢方薬これもおもしろいと思いました。

封印された驚異の才~サヴァン症候群~昨日の続き

2008-01-06 16:06:49 | 自閉スペクトラムな日記
以前の記事はこちらをクリック。又はカーソルを一つ下げてください。こちらを先に読んでからこの日記を読むことを勧めます。

            「無我の境地」古来の知恵
                       東京大学名誉教授 養老孟司氏

人間の脳は言葉を話し、聞き、かつ読み書きもできる。一方、特定分野に突出して能力を持つ「サヴァン症候群」の人たちにとっては、この聴覚と視覚の間の連携がうまくいかない。だから音楽(聴覚)、絵画(視覚)など単体で飛び抜けた能力が現れる。コミュニケーションとは違うものをつなぐ能力だ。当然、他人とのコミュニケーションがうまくいかない。言葉もうまく出ない。

サヴァンの脳は異質な部位の連合ができないだけで、恐らく特別なものではない。脳の能力をフルに使えば、あれだけの驚くべき能力が出るということだ。我々は自分の脳のことを意識のもとですべて把握しているわけではない。
ところが現代人は脳で考えたことを外の世界に投影し、意識を中心にして人工物を営々と作ってきた。論理によって組み立てられたこの一面的な世界が「脳化社会」だ。文明、都市と言ってもいい。
そこでは「脳も体の一部に過ぎず、無意識が人間の行動を左右している」という重要な事実が忘れ去られてしまった。

人間は自分の脳のことはせいぜい、「眠い」とか「頭が痛い」ぐらいにしか把握できない。意識は決定的ではない。その証拠に、大事なことは論理で進まない。感情で決まる。誰が「あなたと一緒にいるのが論理的に得と判断した」と結婚を申し込むだろうか。

「衣食足って礼節を知る」ということわざの意味は深い。「頭ではなく、体を優先せよ」ということを教えているわけだ。

生物というのはもともと、次の瞬間にどう動くのか決まっていない。最も抵抗なく次の行動に移れるのは、ふわっとした状態だ。どこかに力が入っていると、ある方向に動きやすくても、別の方向には動きにくくなる。
剣の極意は「心をどこにも置くな」という教えだ。相手や自分の剣に集中しピンと神経が張っている状態ではなく、無心で構えている一見無防備な状態が、すなわち「隙がない」状態になる。日本人は古来、無意識の重要性をよく知っていたのだ。

キリスト教、ユダヤ教など一神教の世界の共通基盤は旧約聖書だ。天地創造という始まりと、最後の審判という終わりが決まっていて、すべての死者は最後に神の前で裁かれる。だから「不変の自我」という概念が、文化の根本に据え付けられてしまっている。

対照的に、禅宗などは昔から「自我を捨てろ」と説いてきた。無我で良かったのに、日本人は西洋流の自我を輸入し、「頭で考えれば何でも解決する」「みんな自我を持っている」と錯覚し始めた。

人間の知性を考える時に、体や無意識を含めずに考えても意味がない。知性とはそういう総合的なものだろう。


封印された驚異の才~サヴァン症候群~

2008-01-05 17:55:50 | 自閉スペクトラムな日記
昨日(平成20年1月4日)の読売新聞一面と二面にこの様な記事が出ていました。興味深かったのでそのまま書きます。

日本の知力
「野良犬がウイスキー飲んだ。ふらふらしてどうなる? 13億6747万3723.75。まむしは猛毒? 2億7349万4744…」。男性(33歳)がとりとめのない話を間断なくしながらボードを数字で埋めていく。彼が「大きい数」と呼ぶ9から11ケタの数と、大好きな「0.0625」との掛け算だ。
愛知県内の授産施設で働くこの男性を30年近くみてきた神野秀雄・愛知教育大教授(障害心理学)は、人並みはずれたこの計算能力の正体を「記憶」と見る。3~9ケタと1ケタの掛け算も1~2秒で即答でき、「計算にしては反応時間が短すぎるから」だ。
記憶だとしても驚異的だ。「9ケタ×1ケタ」の問題は約90億通り。神野さんは「人間がこんなに記憶できると言い切る自信はない」。男性の口からその奥義が説明されることはない。
「こんな才能は25年の臨床経験で1人だけ」。次良丸睦子・聖徳大教授(発達心理学)は1999年、6歳の男児に出会った。4歳でピアノを始め、幼児向けの「アイネクライネ・ナハトムジーク」を一度聞いただけで弾きこなした。
3週間前の演奏会。幼児向けの楽譜に見向きもせず、母親が前夜にCDで聴かせた大人向けのバージョンを弾き、周囲を唖然とさせた。

「サヴァン」…電光石火計算、再現演奏など狭い分野で特異な才能を発揮する人々をこう呼ぶ。これらの才能は孤立しており、創造性の発露は見られないのが普通だ。対人関係が苦手で、自閉症などと診断されるケースが多い。
サヴァンが広く知られるようになったきっかけは、驚異的な能力を持つサヴァン男性をダスティン・ホフマンが演じた88年の米映画「レインマン」だ。モデルの男性は9000冊もの本を写真のように忠実に記憶している。
サヴァンは知的障害が「あるにもかかわらず」ではなく、「あるからこそ」能力を発揮する。アラン・スナイダー豪シドニー大教授(脳科学)は「人はみな同様の能力を潜在的に持つが、普段は封じ込めている」とみる。サヴァンの場合は障害のため鍵が外れ、脳がのみ込んだ情報を抽象化も取捨選択もしていないナマの状態で出し入れできるというわけだ。実際、脳機能の一部を抑える実験でサヴァン的才能が現れた。
ニコラス・ハンフリー英ロンドン大教授(進化心理学)は「進化の過程で人類はサヴァンのような能力を積極的に放棄した」と考える。人類は集団を形成するようになったが、社会生活を送るうえで「あまりにも大きな能力」はかえって邪魔になる可能性がある。人類は、より抽象的で総合的な言語能力、対人能力を優先させたというのだ。

絵画の才を示すサヴァンもいる。幼児、自閉症と診断されたイギリスの人気画家スティーブン・ウィルトシャー氏(33)は2005年に来日。六本木ヒルズ屋上から東京を30分ほど眺めて景色を頭に焼き付けるとスタジオに1週間こもり、縦1メートル、横10メートルの細密なパノラマ画=2面に掲載=(こちらの日記では翌日に続きを書きます。)をサインペンで描き上げた。

膨大な記憶力、細部へのこだわり、忠実な再現力は現代の科学者や熟練技術者や芸術家にも有利な資質だ。人並みはずれた資質が人類の知的遺産の創造に寄与してきた側面もある。
仁平義明・東北大教授(認知心理学)は言う。「だが、人間が作る社会は実に多様な能力を人間に要求する。大切なのは異なる能力間のバランスなのだ」

新聞では二面に続くのだがそちらは明日の日記に書きます。
この日記の続きは翌日書きました。こちらをクリックしてください。又はカーソルを上にあげてください。

2日と3日の出来事は…

2008-01-03 21:03:12 | お出かけ
2日は皇居へ一般参賀へ行きました。予定では一番早い時間でした。しかし体はたまに言うこと聞かなくなり朝寝坊。朝寝坊だけでなく体が言うこと聞かないことは珍しいことではないのだが…何とか支度を終えて出かけました。参賀の後は靖国神社参拝へ行きました。その後はこの間神社巡りを行った清瀧神社豊受神社へ行きました。正月三が日は何処の神社もコミコミだなと思いました。

3日の今日は友人と三人でアイススケートへ行きました。アイススケートは初めてなので最初はつかまらないと大変でした。なかなかバランスが取れず自分は自閉症スペクトラムで普段から歩く時もバランスを保つのに意識が必要なのでそのために滑れないのかなと思いましたが少しだけ滑れるようになりました。最初は足がグラグラしてしまい痛くて大変でした。通りかかったおじさんに靴の紐が緩いことを指摘してもらいました。私はギュッと紐を縛り再びスケート場へ。そうしたら滑れる滑れる…さっきまでが嘘の様。もうつかまらなくても滑れるようになって調子こいて何回も転びました(笑)友人も私の上達に喜んでくれました。

きっと明日は筋肉痛。