体感ビジネス論 第七十八夜
・・・頭の体操というか、思考を検査する問題です。
その商品の原価は45円、卸売り売価が70円の製品があります。
全体の不良率は10%。
Aさん(勤務年数1年)は1時間に10個しか作れません。不良品は必ず1個発生します。
Bさん(勤務年数3年)は1時間に25個作りますが、不良品が必ず3個発生します。
さて、貴方が工場長ならばリストラするのはどちら?
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さて、この問題、単純なように見えるのですが、アプローチの方法hがいくつかあります。そして、答えもいくつかあります。
どのアプローチで考えるかで、その人の思考がわかります。
まず、Bさんを”残す”と判断する人が7割くらいでしょうが、この判断をする人は現場や営業向きです。(多分・・・弱気 笑)ただし。理由が問題です。BさんがAさんによりよい理由はいくつかの理由があります。
ここまで書くと、Aさんを”残す”理由はないのか?と思うわれるかもしれませんが、経理的な視点や管理者的な視点で見るとAさんが残る理由もあります。
両方を残すという理由を述べられる人は未来の大経営者かと・・・仲良くしておきましょう。(爆笑)
この問題に正解はありません。あくまでも、アプローチの仕方からの考え方を見るものです。
最後に・・・両方リストラという回答もあります。理由になる部分は埋め込んでありますから・・・。
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