マンゴーの花咲く頃に

ラオスに暮らして数年目、何の縁があってかラオス人と結婚することに。結婚手続き、結婚式準備などのドタバタの備忘録。

婚約式の日取りを決める

2012-11-14 06:57:20 | 婚約式
2012年1月(結婚式まで1年ーもちろん、このときには結婚式の予定は決まっていませんでしたが)、初めての相方の実家訪問。ヴィエンチャンの街から車で2時間ほどのところに住むお義母さんを初めて訪ねました。

それなりに緊張しましたが、アヒル料理のご馳走で迎えてくれました。(後で聞いたら、実はお義母さんも相当緊張していたそうですが。)

始めのうちだけかもしれませんが、近所に住む親戚が集まっての食事会は、「なんだラオス語話せるじゃないか」「おー、もち米、食べられるのか」「わお、アヒルの血もいけるのか」(実は大好物)、と終始和やかでした。

相方はラオス人には珍しく下戸ですが、この時集まった親戚にも酒好きはおらず、アヒル料理なのにビールなし、というラオスでは極めて珍しい(?)状況でした。私も緊張していたので、ビールを飲みたいと考える余裕はありませんでしたが。

それにしても、家の冷蔵庫には常にビールが冷やしてある私が、まさか酒の飲めないラオス人と結婚することになるとは。人生何が起きるか分からないものです。

さて、その日の夜。私は「今日会ったばかりだし、お義母さんが私を嫁として気に入らなかったということもあるかもしれないし、少し時間をおいた方がいいんじゃない?」と言ってみたものの、相方は「大丈夫!」といつもの根拠のない自信で、お義母さんに婚約式の準備について相談することに。お義母さんはお義母さんで、「あらそう?」といたって普通にカレンダーを持ち出し、早速、日程調整開始。

呆然としている私が聞かれるままに、仕事でヴィエンチャンを離れる予定などを答えると、いつのまにか婚約式の日程が決定していました。

このとき初めて知ったのですが、ラオスでは、月が欠けていくときは縁起が悪いので、吉事は月が満ちていくときに行わないといけないそう。しかも、月齢が奇数の日の方が縁起が良いとのこと。これを厳密に守ると、吉事に向いている日はカレンダーの中の4分の1。これが土日などの仕事の休みの日にあたるとなると、なかなか日程が合わないということになります。

婚約式のときは、相方の仕事の都合もあり、確か、月齢の奇数、偶数は無視して日程を決めた記憶がありますが、後に結婚式の日程を決めたときには、この制約のためにいろいろと面倒が起きました。その話はまた後ほど。

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