マンゴーの花咲く頃に

ラオスに暮らして数年目、何の縁があってかラオス人と結婚することに。結婚手続き、結婚式準備などのドタバタの備忘録。

婚約指輪を買う

2012-11-14 22:42:22 | 婚約式
3月(結婚式まで10ヶ月)、婚約指輪の購入。

私が地方出張から戻る2日後に婚約式という無理なスケジュールを組んでしまったため、指輪選びは、婚約式の前日に。その日の夜には会場である相方の実家に向うため、指輪選びに許された時間は1時間程度。

と、思っていたら、選択肢が少な過ぎて、1時間も必要ありませんでした。

タラートサオ・ショッピングモールの2階、知り合いの情報で「信頼できる」と言われた店へ直行。(いい加減な店だと、不純物が混ぜてあるとのことですが、この「信頼できる」という情報がどのくらい信頼できるものなのかはよく分かりません。)

金のアクセサリーは似合わないのですが、ラオスでは銀とかプラチナの結婚指輪という選択肢はなさそうだったので、普通の「カム」(金)よりは、色がやさしい「カム・ファラン」にしようというのは決めていました。

「カム・ファラン」は「フランスの金」という意味ですが、名前の由来は調べていません。ラオス人に聞いたら「フランスから輸入した金だ」と言っていたけど、本当かなあ。

いずれにしても、「カム・ファラン」の方が「カム」(普通の金)よりも安く、「カム」が売ろうと思ったら重さで売値がつくのに対し、「カム・ファラン」の売却は難しいようです。まあ、婚約指輪の売却を考えるのは縁起が悪いでしょうが、財産として持つなら、普通の「カム」を買った方がいいということになります。

私の短くて太い指には、大きな指輪は似合わないので、「一番細いカム・ファランの指輪を出して」と言って、指輪を並べてもらい、端から試して、指に入ったものに決定しました。所要時間5分。

私はアクセサリーにほとんど興味がないので、シンプルな指輪で十分ですが、お金と時間をかけられれば、日本などから見本の写真を持って来て、ラオスで金の指輪を加工してもらうということもできると思います。

ちなみに、ラオスでは、婚約指輪を交換するということ自体、外から入って来た割と新しい風潮だと思いますが、婚約指輪と結婚指輪を2組買うという習慣は私が知っている限りまだ浸透していないようです。ラオスで言う婚約指輪(ウェーン・マン)は、日本人が考える結婚指輪のように、その後も普段身につけるものということになります。

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