中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

中学生が働く職場を訪問して買って、食べて、遊んでキャンペーンを!(中学校2年生、職場体験の秋)

2016-09-30 18:34:46 | 学校

 子ども・若者の夢実現を応援いただいている皆さん、こんばんは!

 昨日は武雄中学校の1年生に向けての「働くとは?」講座でしたが、
 昨年も私のお話を聞いていただいた、2年生が、
 来週はいよいよ職場体験に出ます。
 (10月5日(水)~7日(金)まで)

 今年も、武雄市内外の81の事業所の皆さんにご協力いただいております。
 写真をクリックしてみてください
  
 
 私も20年近く、中学生から大学生の職場体験を
 延べ50人くらい受け入れてきましたが

 はっきり言って、すごい充実感はあります。
 いろいろな刺激をいただいております。
 職場への提言もいただいています。

 しかし、その期間は、仕事量は2倍になります。
 前後の準備を合わせると莫大な労力となります。

 81の職場の皆さんも、
 きっと同じ思いで、中学生を迎えていただくことと思います。
 未来を支える若者のために

 そこで、毎年行っている、
 中学生が頑張っている職場を訪問して
 買って、食べて、髪切って、泊まって、遊んで、学んで
 キャンペーンを今年も行おうじゃありませんか!

 皆さんのご協力をよろしくお願いします。
 ※ 中学生は職場によりますが、だいたい、9時過ぎから16時くらいまで
  各事業所でお仕事をしています
   昼食時間は、表にいないこともあります。また、出先訪問等で不在の時もあります

自分を見つめ、未来を見渡す旅(中1の秋)

2016-09-30 02:10:53 | 就職

 子ども・若者の未来を応援する皆さん、おはようございます!
 今週は中学生の未来を応援する取り組みに参加してきました。

 武雄中学校では、1年生の今の時期に「仕事」に関しての話を聞くことをスタートに
 10月には地域でお仕事をされている、概ね30代までの若手の方から
 実際、どのような仕事をしているのかを学校の教室で体験します。
 (1組は美容師さん、2組は消防士さん、家庭科室ではパティシエさん、美術室ではネイリストさん
  ・・・という感じて、2つの教室を選ぶことができます)

 そして、2年生になると、マナー講習があり、いよいよ職場体験へ
 (武雄中学校2年生も来週、市内の約70の職場で体験を行います)

 3年生では、1~2年での活動に加え、独自に調べた情報をもとに
 進路を決定していきます。

 この3年間の取り組みが評価され、キャリア教育の文部科学大臣表彰を
 いただいております。
 
 


 今週は、最初の取り組みである、働くということは?仕事とは?というテーマで
 1年生にお話をさせていただきました。

 伝えたことは2つ
 ● 今までの12年を振り返ってみよう、皆さんには12年間の蓄積がある
  まずは、今日の今のみなさん自身に自信を持ってほしい
  12年間の蓄積を持って、今日からお仕事探しが始まる
  皆さん一人ひとりの今日のスタートに拍手したい
 
 (下のワークシートの①、②を行います)

 
 ● 皆さんは、一人ひとりが無限の可能性を秘めている
  「どうせ自分は」と自分に制限をかけると可能性が低くなる
  好きなことをするのも仕事、人に感謝されることをするのも仕事
  この両面から仕事のことを考えてほしい
 
 (ワークシートの③、④を行います)

 最後に感想文を書いていただくのですが、
 今年は私自身への課題を課しました

 「質問や今抱えているお悩みがある方は、“お返事希望”と感想文に書いてください
  一か月以内にお返事します」

 これから、1か月忙しくなるか?それとも、反響がないか?

 嬉しかったこと
  ※ 最後のお礼の挨拶は、小学校時代からよく知っているAくんだったこと
  ※ ぜひ聞かせたい方がいるということで、ビデオ撮影が行われたこと
    ⇒ 別途時間を設けて、お話をしますと伝えています



 ※ 当日利用したワークシート(クリックで大きくなります)は、4年間700人を超える方に活用していただき
  中学1年生向けにアレンジを加えた私のオリジナルです
   興味を持たれた方は、遠慮なくお尋ねください

時にはリアルな対面が必要だ☆彡

2016-09-28 23:35:55 | 夢実現

 いつもfacebookでつながっているので
 気軽なやり取りをしていますが、
 時にはリアルに対面でじっくりと
 お話することの大切さを改めて実感しました

 同じ思いを持って熱く行動する人間は
 突っ走っているように見えても
 共通の課題や悩みを打ち上げることで
 次の行動に移すことができます

 そして、我々の気持ちを理解しながら
 冷静な一言を発していただく
 あなたの存在も大切です

 すべては、私たちの活動の原点である
 大切な存在である子どもたちのために
 
 
 

算数の文章題は分解して図式化すれば、その先が見えてくる(学習支援の現場から中継です)

2016-09-27 22:12:31 | 夢実現

 子ども・若者の夢実現の応援をされているみなさん、こんばんは
 今日は、佐賀県から委託を受け、佐賀県母子寡婦福祉連合会(岡ハルエ理事長)
 が主催するひとり親家庭を対象とした学習支援でした
 (記事は今年3月時点の情報ですが、武雄市内では武雄町と北方町2か所でオープンしています)

 今日は、小学校3年生の算数で、苦手意識がある文章題にチャレンジしました。
 中学校で行っている学習支援に5年間ボランティアで参加していますが、
 中学生でも同じ傾向がありますね

 今日は、いつもと趣向を変えて、算数(数学)の文章題の解き方をお伝えします。

 ※ 問題は小学校3年生向けですが、文章題の解き方という意味で中学生でも応用できます
  また、この手法は、目の前にある地域課題を解決するための課題(文章)を図式化するという
  ことにも応用できます。

  我々は、人生の参考になるような人との出会いや講演会のお誘いなど、
  人生を変えるきっかけとなるチャンスは目の前に山のようにあるのですが
  ちょっとでも、自分の考えや行動と違うと
  「参考にならない」と切り捨ててしまいがちです

  でも、ちょっとだけ視点を変えただけで、
  自分の事としてとらえることができるようになるから
  不思議です

 さて、本題です。
 今日の授業の再現をしますね。

 さあ、まずは、問題を声を出して読んでみよう!
 こちらが問題です
 

 「さて、最初にどうする?」
 「14と17を足す?」「ぶっぶ~~~」「ひく?」「ぶっぶっぶうううう」
 「え~~~~どうすればいいと?」

 「問題文をよ~~く見てごらん。この問題は3つの章でできています」
 「文の終わりの “。” が・・・3つの文だね」

 「あたり!よく見つけたね。じゃあ、問題文をこうしてみよう」
 

 「①の第一章、何か出来事は起ってる?」
 「いいや、ただ、二人が持っている枚数が書いてあるだけ」
 「そうだよね。それなら、何も起こってないので、足したり引いたりする必要はない」

 「注目すべきは②の第二章。ここでは、次の日に先生が18枚の色紙を持ってきている
  図で書くとこうだ」ジャ~~~~~ン
 

 「初めて物語が動いた。18枚を二人に分けたんだ。同じ枚数。一人当たりの枚数を出すにはどうすればいい?」
 「18を2で割って、18÷2=・・・・2×8で答えは8枚」
 ※ 割り算をするのに、掛け算をして解くという習い方をしているようです。
  注)学習支援で時々起こるのが、我々が習った解き方で教えて、子どもが混乱するということ
    必ず、「学校では、どうやって解いている?」と確認しながら進めます

「さあ、そして、第3章だ。今もっている折り紙の数はどうやったらわかる?」
 「最初に持っていた枚数に、先生からもらった枚数を足せばいい」
 「そうです。よくわかったね。実は、第1章で何も起こらなかったのが、
  第3章で重要な動きをするための材料になっているんだ」

 「さっき書いた図を今度は縦に見るんだね。」
 「そう。そこによく気が付いた。縦に2つの足し算ができているよね」
 「うん。ひとつずつ計算したら答えがすぐ出た」
 「正解!!!単位もきちっと書けたね」

 こんな感じで、楽しく会話しながらお勉強を進めています。
 小学校3年生が2時間集中するんですよ。
 でも、ちょっと力が入りすぎて手に汗をかいていたので
 私のシャツで拭っていました

 この文章題の図式化は、中学2年生の連立方程式の文章題で
 威力を発揮します(中学生が参加したら、また、中継をいたしますね)

 今日は20時まで学習支援を行い、10分移動して図書館に行き
 今日のまとめを行いました
 ※ 武雄市図書館は、年中無休で9時から21時まで開館しています

 

 

 
 


 

 

 

学校と地域の連携にはちょっとだけの経験が必要だ

2016-09-26 20:51:36 | 学校

 子ども・若者の未来を応援する皆さん!こんばんは。
 今夜は21時になろうとしているのに、31度を超える室温でバテ気味の中尾です
 

 私の2枚目の名刺活動のひとつに「中学校と地域の連携応援」があります。
 武雄に来る前の2年半、私は熊本県宇城市小川町の商店街の中に住み
 市役所の中にある宇城市雇用促進協議会で雇用され
 厚生労働省の「地域雇用創造推進事業」の事業推進員をしていました

 shごと以外でも、当時、小川小学校の校長先生だった三角幸三氏
 (現宇城市中央公民館長)が推進されていた
 小川小学校と商店街の交流、連携事業のお手伝いをさせていただき
 学校と地域の連携についてみっちりとノウハウと学校側の気持ちを仕込んでいただきました。

 武雄にきて、競輪事業所、県庁国際戦略グループと勤務して、3年目に
 武雄中学校と地域をつなぐ「武中のちから」のシンポジウムを拝見し
 中学生の堂々とした発表に感激して、押しかけるように武雄中学校の門をたたいたのが
 4年半前のことです
 

 この後、地域コーディネーターという役職をいただき
 中学生と大人の意見交換や中学生が地域に恩返しするボランティアのコーディネートもさせていただき
 現在は、アドバイザーとなっています
 

 その間、三角先生の助手として、長崎県の学校支援コーディネーター養成講座にお招きいただき
 そのご縁で武雄中学校に視察いただくなど
 活動は県外にも広がっています

 今日は、終業後に今週に予定されている、1年生向けの職業講話の打ち合わせに出かけたところ
 明日開催されるとあるコンクールのリハーサルに同席させていただき
 見事な発表を拝見しました
 

 打ち合わせのあとは、毎年、ボランティア講師で参加している土曜学習会の打ち合わせ
 この取り組みは、武雄市教育委員会の主催で実施され、教育委員会に雇用された大学生等による
 学習支援活動で、今年で6年目となります

武雄中学校は、武中の力を通じて地域ボランティアを募り
 先生方のサポートを行います
 (個別指導方式で一人の先生が約20名指導しますので、同時に質問が出た時の応援を行っています)

 この取り組みは、県外からも注目され、福岡県志免町で実施されている学習会の立ち上げの際に
 協力をさせていただきました

 武中のちからでは、主に数学と英語の指導をしていただく
 ボランティアを募集しています

 1回でもOKです。
 ぜひとも、中学生の未来づくりにご協力ください
 スケジュールは以下のようになっています