中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

「地域の力による地域の学校の魅力化と地域の活性化について」2年で形にします宣言

2017-01-31 22:31:25 | 夢実現
 若者の夢実現の応援をされている皆さん、こんばんは!
 
 今日は、私の夢実現に一歩、動き始めた日です
 私の夢は、「地域の中学生や高校生が地元の方々との交流で
 それぞれの目標に向かって歩んでいく地域社会をつくること」

 そのため、私は放課後と週末にこのような過ごし方をしています

 ● 中学校と地域の連携活動の一環で土曜学習会ボランティア、
  や絵本の読み聞かせ
 ● 中学校でキャリア教育のお手伝い
  (仕事をすることの意味、仕事の見つけ方、お悩み相談受付)
 ● 高校生、大学生の地域をテーマにした活動のサポート
 ● 朝の挨拶運動、通学路の見守り、お昼休みのパトロール
 ● 佐賀県母子寡婦福祉連合会主催の学習支援でボランティア
  (高校受験生2名と向かい合う2時間、休み時間は小学生の遊び相手)

 私は、就職以来32年,行政と民間の双方で
 地域づくりのプロとして仕事をしてきました

 一方、小学校から大学までのPTAや育成会、
 そして、上記のような学校と地域の連携組織の
 コーディネーターとしてのボランティアを行って
 きました

 コーディネーターとしてのスタートは、
 学校と地域の連携活動や家庭教育支援、
 そして、それらの活動に携わる人材の育成を行っておられる
 熊本の 三角 幸三先生に弟子入りして
 みっちりと鍛えていただきました
 
 そして、もう一度、地域連携による地域教育の振興と
 ふるさとの魅力化について、
 今までの私の経験を振り返り
 体系的な学びを行いたいと思っていたところ
 島根大学でスタートした
 「ふるさと魅力化フロンティア養成コース」
 ご紹介をいただきました。

 海士町で行われている高校魅力化の取り組みが
 全県的な取り組みに広がり、
 島根大学に地域教育魅力化センターが設立され
 「ふるさと魅力化フロンティア養成コース」が
 開講されました

 コースの説明を受けたところ、
 ぜひ、応募したいと思い、

 1次試験、2次試験を受験し
 本日、合格通知をいただきました
 
 

 面接でお伝えしたことは、
 「九州で初の受講生として、2年で結果を出す。」です
 2年間で学びの成果をカタチにして九州でスタートさせます

 もうひとつ、伝えたことは、
 「終了レポートは、教育のプロである学校関係者と
  組んで制作したい。私はまちづくりのプロとして
  地域との連携を強化したいと願う教育のプロに
  影響を与える。逆に私は教育のプロから、
  学校の置ける地域連携の意義を学びたい」

 現在行っている、中学校と地域の連携による
 生徒の学びの多様化と高校の魅力化による
 地域の活性化の連携による相乗効果(2乗の2乗)

 この視点でも学びを広げていきたいと思っています

 繰り返しますが、2年で結果=形にします

 皆さんからの応援と一層の連携をよろしくお願いします

人生を運転免許取得に例えると

2017-01-31 07:10:30 | 夢実現
 若者の夢実現を応援する皆さん、おはようございます!

 今の季節、入学試験も大詰めを迎えていますね
 皆さんの周囲でも喜びの声が聞こえてくることでしょう

 喜びに包まれる受験生に
 「高校が(大学が)ゴールじゃないよ、
  入学してから頑張るんだよ!」って
 お声掛けされることもあるでしょう

 それでは、ゴールとは何でしょうか?

 就職?

 それとも、就職して最終的に社長になること???

 今朝、ふと考えました

 運転免許に例えるなら、

 就職が「運転免許所得」なのではないでしょうか。
 もちろん、最初は初心者マークで
 周囲の皆さんに助けられながら
 一流のドライバーを目指していく

 その過程で、免許の種類を変えることもあれば
 もっと難しい免許試験に臨むこともあり
 ひとつの免許取得がゴールではありません

 
 運転免許の第一段階が小学校だとすると
 段階を上げていくための試験が
 受験と例えることができます

 4段階が大学ですが
 2段階や3段階から本免許試験を受ける方もいます
 (実際の自動車学校では、それは行われないと思いますが。。。)

 本免許を受けるためには
 仮免許を受け、路上という実習がありますよね

 この仮免許機関が最も大切なのです
 (なかなか本免許が受けられずに苦労した方も
  いらっしゃることでしょう)

 就職に向けての仮免許が
 インターンシップであったり、現場実習であったり
 職場体験であったりするわけです

 仮免許機関は、中にはご家庭の車に乗って
 家族が見守りながら練習をしたこともあるでしょう

 このようにたくさんの経験を積むことで
 夢の実現を目指すことができるのが
 仮免許期間なのです

 そして、仮免許の時は
 単発のイベントではなく
 継続的な取り組みに参加するのがいい

 これは、私の持論です

 その取り組みを見事に実現されているのが

 公務員キャリアデザインスタジオです

 「公務員と語る 公務員を語る」というイベントに参加していただき
 もっと、お話を聞きたいと思った学生さんを対象に
 「公務員おしゃべりカフェ」という日常を用意されます

 私も真似したい取り組みです

 九州でも始めるぞ!!!

 
 




地方創生に大切なこと

2017-01-30 00:06:59 | 夢実現
 若者の夢実現を応援されている皆さん、こんばんは!
 
 皆さんの中には、地方創生に関係した活動をされたり
 活動が地方創生関係の事業に認定されたりと
 地方創生という言葉が身近になっている方も
 いらっしゃると思います

 地方創生は、地方都市や農山漁村の
 少子高齢化にともなう活力の低下を食い止めようと 
 「むらおこし活動」「地域振興政策」など
 名前を代えながら行われてきています

 しかし、その一部には全国的な視察が集まるなど
 効果があったものもあれば
 お金のばらまきと批判されている取り組みもあります

 特に一過性のイベントで終わったりする事例も多く
 事業の費用対効果が問われる風潮も強まり
 「地域の担い手が育ったか」
 「地域の産業振興につながったか」という議論が起こり
 そのような視点を解決するための特効薬として
 現在の地方創生の基本理念があると感じています

 この取り組みに対しては、
 「今までにない視点で地域が変わり始めている」という
 評価もあれば、
 「また、同じことを繰り返しているだけ」もしくは
 「目新しいことだけを持ってきて地域と何が関係あるの?」という
 厳しい意見もあります
 
 地方創生という音頭の下、日本全域の地方都市、農山漁村が
 とりあえずは動いてみようという感じで
 動き始めてはいますが、
 もう一度、じっくりと足元を見つめてみる時に
 来ているのではないかと感じています

 その意味で、1月28日に毎日新聞“オピニオン”に掲載された
 柳田邦男さんの地方創生に関する論点は非常に参考となります
 
 記事の拡大は、次の2つをクリックしてみてください
 
 

 私個人の意見としては、
 前半部分についてはコメントは控えますが、
 後半部分の「今、大切な視点」には、地方創生についての
 考え方を整理する意味では、大いに賛同できます

 しかし、これからの地方都市の未来を考えるうえで
 若者が地方で仕事をして、
 若者が地方都市の未来を築いていくという視点を盛り込まなければ
 不十分だと感じております

 新聞記事の論点(後半部分)はベースとしては完璧だと思います
 それに加え、新たな取り組みや産業をよそから持ってくるのではなく
 ベースの延長に何があるか、何が生み出されるかを考えるべきです

 例えば、②に「生きがいを語り合う」で今まで、行ってきたこと
 今までのお仕事の自慢話をしようという提案があります

 自慢をすることでその仕事の魅力が伝わり若者がその仕事を目指すという
 効果はあるかもしれません

 一方、自慢できることはないと言われる方もいるかもしれませんが
 良く話を聞いてみると、すごいことをされてきたのに
 時代の流れに合わなくなったり、
 まだまだ需要があるのに、必要な方に届いていなかったりして
 自信を無くしているという事例も見受けられます

 例えば、そのような反省やお悩みをお話することで
 それなら、うちの孫がその勉強をして都会で働いているので
 やってもらおうかという話になるかもしれません

 武雄でもご婦人方が取り組んでいる地域のお菓子作りを
 高校生が取材し、
 宣伝のためのアイディアを出した事例なども
 報告されています
 
 

 ①や③、④でも、地域の未来のために何ができるか
 その中で、仕事としてできることはないかを考えると
 新たな若者の雇用の場づくりも無限の可能性を秘めています

 これから、地域に根差して生きている方の自慢話とお悩みを聞き
 そこから何か新しいお仕事や役割が誕生しないか
 若者とともに考えていきたいと思います
 
 

地域で育った若者から地域への素敵なプレゼント

2017-01-29 14:51:12 | 就職
 若者の夢実現をお手伝いする皆さん、こんにちは!
 
 時々、中尾さんはどうして、若者の夢実現のお手伝いをしているのですか?
 と聞かれるのですが

 楽しいから  と答えます

 
 それでけではないでしょう? って言われると
 若者からエネルギーをいただいています って答えます


 若者からいただくエネルギーは
 私が同じ年齢の時に持っていたパワーをよみがえらせてくれることもあれば
 思いつかなかったことを教えてくれることもあります

 特に、私が学生時代
 苦手だった分野などは 新しい発見の連続です


 昨日、有田工業高等学校の卒業制作展に行ってきました

 ここは、名前の通り、磁器の産地で有名な佐賀県有田町にある
 工業高校です

 機械科、電気科という一般的な学科に加え
 磁器の産地らしく、「セラミック科」
 そして、「デザイン科」がある
 ユニークな工業高校です

 ここのデザイン科が、数年前から
 地域のお困りごとをデザイン力で解決するというコンセプトで
 課題研究(大学の卒論にあたる)を開催しており
 毎年、今の時期に卒業制作展を開催します

 作品は、こんな感じです














 地域の農産物の加工所に出かけて行って、
 インタビューして、パンフレットを制作したり
 観光地の案内看板をつくったり

 お世話になった高校へのプレゼントをつくったり
 (写真には無いのですが段差を解消する階段をつくったり)

 中には、道の駅などで、作品が即採用されたりして
 実践力の高さが特徴です

 生徒さんは、今まで、育ってきた地域や学校に感謝の気持ちを持ち
 高校を卒業します

 卒業生は地元だけでなく、全国で活躍されていますが
 みなさん、どこにいても故郷の事を常に思いながら
 それぞれの道を歩んでいます

 その姿を拝見し
 また、パワーをいただいた中尾なのでした

これから、ものすごい会社になるであろう 可能性を秘めた会社が 地方都市に、ものすごい数あるのですよ

2017-01-28 06:52:23 | 就職
 若者の夢実現のお手伝いをされている皆さん!
 おはようございます!!!

 私が土曜学習会や学習支援で寄り添っている
 中学生も入試が大詰めを迎えてきています

 高校生も私立大学の入試がはじまり
 国公立の前期日程試験まで1か月をきりましたね

 大学3年生は3月から始まる会社説明会に向け
 準備を進めていることでしょう

 このように生徒、学生さんの未来を大きく決める
 時期に来ていますよね

 私が地域の住民として関わっている
 地域の中学校を応援する“武中のちから”という
 取り組みがあります

 この一環で中学1年生全員にお仕事についての
 お話をしました
 (お仕事について考え始める導入部分のお話です)

 感想文は全員に出していただくのですが
 「質問・お悩み受け付けます」といったところ
 230名中、約100名から質問、お悩みが出てきました

 お話をしたのが小学校を卒業して半年時点でしたので
 スポーツ選手、警察官、美容師、パティシエ、
 学校の先生、保育士など
 身近に感じることができる方を上げる生徒さんが
 多かったのですが
 (中には、どうしたらユーチューバーになれますか?
  という質問も数名から寄せられました)

 その中で、複数名の生徒さんから
 「なりたい仕事は決まっていないけど、
  良い大学、良い企業に入りたいです」
 という質問や決意が返ってきました

 これから、1年生は職業調べを行い、
 仕事の選択がどんどん広がっていきます

 私のお話の中で、
 「やりたいことを見つけて(見つからなければ、
  やりたい方向やテーマで良い)
  その実現のために、どのようなことをすれば良いか
  一緒に考えていきましょう!
  そして、やりたいことを実現できた時
  そのことが、世の中でどのように役に立つかという
  視点でも考えてきましょう!

  あなたたちは全員、無限の可能性を秘めています」と
  伝えています
 (無限の可能性を秘めているという言葉は、皆さん、
  印象に残ったようです)

 一方、未来を選択するときに
 やりたいことが、できることに変わっていったり、
 「良い大学に行って、良い企業(就職先)に入る」という
 周囲の言葉に惑わされ、
 「良い大学って何?」
 「良い企業(就職先)って何?」
 という疑問にぶつかることもあると思います
 
 そのような疑問や悩みを抱える若者は大抵
 「できるだけ偏差値の高い高校、大学に進学して、
  東京に本社がある大手企業に就職するか、
  地元に戻るのだったら県庁か銀行に就職する」
 という昭和時代の立身出世の価値観を引きずった
 大人の言葉に惑わされていることが多いと思います

 私が国家公務員をやめ、従業員数4名の企業に
 再就職したときも、多くの大人たちから
 「もったいない」「ばかげている」等
 たくさんのことを言われました
 (農林水産省の同期入省で、女性初の
  局長になった方からは、
  「中尾君の生き方はうらやましい」と
  言われましたが。。。)

 さて、前置きが長くなりましたが、
 ここから本題です
 (いつも前置きが長くてスミマセン)

 先日、地域に飛び出す公務員仲間である
 宮城県村田町役場の三浦純さんが
 絆創膏の呼び方マップをfacebookで記事にされたところ
 三浦さんのお友達の方の多くが
 「私もカットバンって呼んでいる」と
 反響が返ってきていました

 カットバンは、佐賀県の鹿島市にある
 祐徳製薬工業株式会社が製造販売しており
 佐賀・長崎では、絆創膏 = カットバンが
 あたりまえとなっています
 福岡では、今回のマップを制作した
 熊本で製造されている「リバテープ」と「カットバン」が
 しのぎを削っています

 そして、マップを改めて見てびっくり!!!
 鹿児島、中国、四国は、近県ですのでなんとなく
 わかるのですが

 三浦さんのお住まいを含めた
 東北6県が、絆創膏 = カットバン!!!
 昭和50年代に広がっていったという
 記録が残っています

 佐賀県西部の人口約3万人の鹿島市に本社がある
 会社の商品が東北6県に浸透している事実

 このような身近な製品だけでなく
 例えば、
 ● 超一流の部品をつくる技術や人材のいる会社
 ● サービスの内容が大手企業から注目されている会社
 ● 公務員をやめた人間が集まってくる会社
 ● 東京からUターンした方が始めた地域商社
 ● 超大手企業の経営者がお忍びで経営哲学を学びに来る
   漬物屋のおばあちゃん経営者

 など、実は、ものすごい会社が地方都市にはたくさんあります

 そして、忘れてならないのは、
 これから、ものすごい会社になるであろう
 可能性を秘めた会社が
 地方都市に、ものすごい数あるのですよ

 ものすごい会社にしていくのは
 あなた自身かもしれません♪