中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

境界線を越えてみましょう!

2016-09-09 07:09:01 | 夢実現
 9月9日です。
 9月に入り、皆さんの行動範囲、お付き合いの範囲は広がりましたか?

 今日は行動範囲を広げることのご提案です。

 私は今まで、県境付近に住むことが多かったのですが
 県境付近の皆さんの共通の悩みが

 県庁所在地が遠い

 なのですよね。

 確かに県庁に用事がある場合は不便でしょう

 でも、県庁に用事ってそんなに無いですよね。

 じゃあ、県庁所在地に目を向けるのではなく
 県境を越えて、交流してみよう!
 できれば、県境を越えた異業種交流!!!

 私は鹿児島県伊佐市で勤務していた時、
 水俣市役所の皆さんと新規採用者研修を合同で企画して
 会場は県境に近い、水俣市の愛林館でした

 ここで、県境を越えた新人職員同士が研修しながら
 沢畑館長さんから徹底的に現場へのこだわりを叩き込んでいただきました

 でも、県境の向こうの情報ってあまりないですよね。
 新聞の地域欄も、NHKのローカルニュースも 
 県境を越えたわずか数キロ先の情報が入ってきません

 今はSNS等で情報の入手が可能ですので
 行動範囲を見直して、県境を越えてみませんか?

 昨日は熊本県小国町を往復してきたのですが
 武雄から小国まで約130km
でも、佐賀県~福岡県~大分県~熊本県と
 なんと4県移動でした
 
 福岡県と大分県の県境(国道442号旧道)で見つけた
 県境の石碑です
 
 

お久し “ 鰤” です

2016-09-09 00:38:38 | 夢実現
 毎日、新たな出会いや人のつながりを楽しみにしている皆さん、こんばんは
 昨日は、午後、お休みをいただき「自主研修」で熊本県小国町へ行ってきました
 
 

 総務省から小国町に派遣されている桑名副町長さんと
 大学、総務省の同期の鹿児島県長島町の井上副町長さんが
 プライベートで小国町にいらっしゃるので
 今週の月曜日に対談をしようということになり
 その情報を上天草市の友人から教えていただき、
 
 以前からお話を聞いてみたいと思っていました。
 井上副町長さんのブログ、地域づくりは楽しい
 改めて、じっくり読ませていただいたところ、
 ぜひとも会いたいと思い、昨日の行動に至りました。

 お話の内容は、今夜はエッセンスだけ
 
 ● ぶり奨学金:地元信用金庫と連携し、長島町(長島大陸)に卒業後10年以内に戻れば、返済しないで良い奨学金制度
        官民の連携は大切な視点であるが、企業と町民の皆様からの寄付のみで運用されており、行政の手出しはない
 ● 東京でアンテナショップをつくると莫大な費用が掛かるが、郊外に10万円の物件を借りて、そこで料理の準備をして
  キッチンカーで都心の人が集まる場所で長島町の物産をPR
 など、すごいことだけど、「自分でもできそう」という新たな視点からの取り組みを、わかりやすくストレートに
 お話をいただきました。
 

 地域づくりの現状や課題を解決するには、とにかく現場に出て、現場で汗を流している方の
 お話を聞くことが大切

 日頃から普段、あまりお付き合いのない業種の方と接点を持つことが大切
 違った環境にいる方が触れ合うことで化学反応が起こる

 これからの時代、人材への投資が必要
 長島町では、●●研修に職員を派遣するのではなく、
 自分で行きたいところを調べ、アポを取って、訪問する
 「ひとりでできるもんリーダーシップ研修」を行っている

 長島町はイワシ漁で栄えた歴史を持っているが、不漁が続き
 鰤に活路を見出し、世界市場のシェア10%となっている
 (本日のブログのタイトルは、講演の冒頭の井上副町長さんの挨拶の言葉です)
 町の主要道路には町民が管理する花壇が整備され
 花が訪れる方を迎えてくれる

 会場の墳育はすごく良かったです。
 月曜日の決定にも関わらず、会場は急きょ椅子を増やすなど
 町民皆さんであふれており、熱心にメモを取り、質問されていました。

 これも、小国町に脈々と続く地域人材育成が見事に花開いていると
 感じました。

 地方創生時代の、まちづくりに成功している自治体は、
 域内の人や団体を大切に育てる視点を持ち
 課題解決や他組織との連携を支援する等、行政は後方支援を行うことが
 成功の秘訣だと感じました。

 対談終了後に、登壇されたお二人の副町長さんと
 北里耕亮 小国町長様に挨拶をさせていただきました。

 北里町長様へは、昭和61年に初めて自主研修で小国を訪れて以来
 いつも先進的な取り組みを勉強させていただいていることに対し
 感謝の言葉を伝えさせていただきました。


 以上が、小国での自主研修報告第一弾です