中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

選挙について中学生と一緒に勉強した♪

2017-11-17 06:47:01 | 学校
 若者の未来の幸せのために寄り添われている皆さん、おはようございます!
 
 武雄市の小中学校では2学期制をとっているため
 今の時期、定期テストが行われています
 (三学期制の学校も11月の下旬から12月の初旬に行われると思います)

 3年生にとっては最後の定期テスト
 学習会でも、各自が一番対策をしたい科目の勉強が進みました

 3年生の社会は公民です

 今回のテスト範囲に選挙が含まれていました
 選挙の歴史から現在の制度など

 その中で、衆議院議員選挙の比例代表制の得票率から
 当選者数を出す問題が問われています

 すっかり忘れていましたが、ドント式という方法で当選者数が決まります
 ベルギーの法学者ドントが考え出した議席割り当てのための計算方式だそうです。

 先の衆議院選挙で各政党の得票数は次の通りでした
 

 九州ブロックの当選者数が20名です
 一番左の列が各政党の得票数なのですが
 
 2列目からは、得票数を2で割り、3列目は3で割り・・・・・という一覧表をつくります
 そして、表から大きな順に20選んでいくと各政党の当選者数が決まります
 (実際のテストでは、割りやすい3桁か4桁の架空の得票数が与えられます)

 私も改めて勉強になりました

 生徒さんの中には、公民の好き嫌いがはっきり分かれます
 好きな生徒さんの多くは身近で起こっていることを勉強できるから楽しい
 と言います

 自分事として捉えてるんですね
 そして、そのような生徒さんの多くは、今、世の中で起こっていることに
 敏感です

 社会の定期テストで最近、必ず出されるのが時事問題
 予想問題を話し合うのですが、実によく最近の動向を把握している
 衆議院議員選挙でも、新たにできた政党の名前をきちっと把握していました

 社会の動きに目を向けるためには、
 ご家庭での普段の会話も大切ですが
 地域の役割も大きいなと感じました

1%の声を集めるプロジェクトはじめました!

2017-11-15 21:59:46 | 夢実現
 若者の未来の幸せを応援する皆さん、こんばんは!

私は、8年前の当時48歳で武雄市役所の新規採用職員として
 採用されました。
 一番若い同期は18歳でしたので、実に年齢差30歳の同期入庁でした

 その時、2つのことを誓いました
 ひとつは、私のそれまでの経験や人脈を最大限に活かして
 武雄のまちを住民の皆さんとともに創り上げていくこと

 そして、もうひとつは、人材の育成です
 私がどんなに仕事を頑張っても、武雄の未来に残せることは
 ほんのわずかなことです

 人材を育成して、その人材が、武雄に残り、またはuターンして
 未来の武雄を作り上げていけば、こんなに嬉しいことはありません

 これからの地域づくりは、人づくりが大切という理念は
 私の最初の職場である農林水産省から
 高知県土佐町役場に出向した4年間で
 人口5千人のまちづくりを体験する中で学びました

 その後、鹿児島での5年間のまちづくりを経験し、
 20~30代の若手の育成を行い、その人材が
 今のまちづくりの中核として活躍しています

 武雄に来てからは、直前に熊本県宇城市の雇用促進協議会で
 実践してきた、仕事を通じての人材の育成手法も取り入れ

 高校生のまちづくり参画コーディネート、
 地域と学校の連携による中学生の育成
 大学生と地域をつなぎ、中学生の学習支援活動
 等の取り組みをボランティアで行ってきました

 業務面では、移住担当として、
 これからの武雄を創り上げていく、Uターンを含む移住促進
 や青少年育成活動等を行ってきました
 
 
 そして、今、原点に戻り、
 「武雄の未来のため、必要な人材は?」という問いを
 自分にぶつけてみました

 自分なりの答えは出つつあるのですが、
 やはり、市民の皆さんがどのような人材像を思い描いているのか
 知りたいと考え、とある行動を起こすことを決心しました

 平成29年11月1日現在の 49,310人です
 その1%である 494人が思い描く、
 「未来の武雄を創り上げていく人材イメージ」を
 集めて、整理してみようと思っています

 アンケートを取れば、約500の回答は比較的容易に
 集めることができますが

 今回は、一人ひとり対面で聞き取り形式で行います
 しかも、質問です!みたいじゃなくて
 何気ない会話から、理想とする人材像をくみ取るという
 手法を取りたいと思います

 例えば、先日、Uターンの方との会話では
 「Uターンして、今までの経験を活かしたくて、
  公民館の講師登録しました」という会話から
 人材(活用)イメージ⇒Uターン者の経験を活かす人材活用
 
 企業退職者との会話では
 「結婚が進まないのは、異性の前で話ができる若者が
  少なくなってきたと感じている」
 ⇒ 人材(育成)イメージ⇒異性の前で物おじしない会話力

 学習支援会場での中学生との会話
 「高校で資格をたくさん取って、地元で働きたい」
 ⇒人材(育成)のイメージ⇒キャリア教育の一層の充実
 ⇒人材(活用)のイメージ⇒資格と結びつく、合同企業説明会の開催

 このような人材育成や活用のイメージをまとめていけたらなと
 思っています

 イメージが固まってきたら、ここで、レポートしますね
 お楽しみに!!!

「地域づくりは人づくり」良く聞く言葉だけど、何をすれば良いのと思っているあなたに朗報です!

2017-11-12 01:02:16 | 夢実現
 若者の未来の幸せを応援されている皆さん、こんばんは!
 
 私は、今年度、島根大学の「地域・教育コーディネーター育成コース」
 2期生として15名の学習者仲間とともに実践を学んでいます。

 この度、3期生の募集が開始されたので、このコースのことを
 多くの方に知っていただきたいと思い、記事を書いています。

 私は、地域に飛び出す公務員として、中高生の幸せな未来のための
 寄り沿い活動を行っています。一方、市民協働課や生涯学習課の業務を通じ
 これからの地方都市の輝く未来を決定づけるのは、人材や団体の育成が
 最重要課題であると感じています。

 この両面が実践の中で学び合えることに魅力を感じ、
 1年間の学びを決定しました。

 このプログラムのパンフレットは次の通りです(拡大は画像をクリックしてください)
 
 

 そして、内容をもう少し詳しく説明すると
○ このプログラムは文科省の事業認定を受け、
 島根大学地域教育魅力化センター、海士町、島前高校等の協働により
 始まったもので、全国の学校魅力化に携わる教職員やコーディネーター、
 行政職員、NPO・塾・民間教育企業関係者等が、学びあっています。
 ⇒ 私は学び始めて半年経過し教育と地域の関わりに関しての先進地である
  海士町をはじめ島根県で取り組まれている実践者の皆さんの
  刺激的な実体験をうかがいながら全国で活動する学習者が
  お互いの得意分野を持ち寄り、学び合うことで「知る喜び」と同時に
  「伝え、教え、貢献する喜び」を感じることができます

○ 学習形態としては、今後の教育現場でのICT活用も見据え、
 自宅や職場、学校から参加する19時半からの対話的遠隔ライブ授業、
 現場でのプロジェクト学習、集合ワークショップ、先進地域への
 フィールドワーク、地域・教育に関するオンデマンド講義等で構成されています。
 ⇒私は仕事を終え、帰宅し自宅のパソコンを立ち上げると
  講義を担当するサポーターと学習者仲間が画面に現れます。
  音声やチャット、サポーターから送られてくる資料等を分析しながら
  学びを深めていきます。この学びは、自分だけでなく、チームや現場の変化に
  繋げていくためには何をしなくてはならいかを常に念頭に置いて行動します。

 コース参加初日は島根での対面授業だったのですが、入学行事の直後の時間に
 このコースに込められた想いと願いを聞くことができました。
 1.個人の変化
   ただの知識習得ではなく、理論と実践をつなげる知行合一の学びと
   思考の枠組みや観方・あり方を省察する探究的な学習を通じて
   学習者の行動変容、リーダーシップ・資質能力の開発にコミットします。

 2.現場の変化
   学習者の各現場で抱えている実際の課題を扱う協働的課題解決型の学習や、
   各自のプロジェクトに対するコーチングやメンタリング、ゼミ等を通して
   学習者の現場に成果や前進を生み出すことにコミットします。
  *「学習プログラムに参加することで日々の業務が疎かになる」ではなく、
    このプログラムで学べば学ぶだけ、現場での成果・価値が高まるという
    学習と実践の相乗効果にコミットします。

 3.社会の変化
   全国の学校魅力化や地域・教育、次世代の子どもの学びに携わる
   メンバーが集うこの場を協働・共創が生まれるコミュニティーとして
   日本の教育や地域に新たなうねりを創リ出していくことにコミットします。

    ⇒ 私は半年学び、自らの思考や行動が変化してきているなと感じています。
   サポーターの皆さんや学習者仲間からの気づきや発見につながる、様々な情報や
   アドバイスが自分に変化をもたらしていると感じ始めています。
   そして、この1年の学びの成果をボランティアで関わる現場だけでなく、
   地域社会全体に波及させていきたいと思っています。

 ※ コースの概要は以下の通りです!

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  地域・教育コーディネーター育成コースの概要
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 □主対象
  地域との協働による魅力ある学校づくり、社会に開かれた教育課程や地域を
  舞台にした学び、学校を核とした地域創生、地域の次代のつくり手育成などに
  取り組む教職員、行政職員、コーディネーター、NPO・塾・教育関係者等

 *現在までの学習者所属団体一部
  五ヶ瀬中等教育学校(宮崎県)/和気閑谷高校(岡山県)/尾瀬高校(群馬県)/
  兵庫県教育委員会/与謝野町教育委員会(京都府)/今帰仁村教育委員会(沖縄県)/
  白馬村役場(長野県)/武雄市役所(佐賀県)/高島市役所(滋賀県)/
  黎明学舎(新潟県阿賀町)/民間教育系企業・NPO(東京都・大阪府)/大学教員等


 □目的
  ‐学校魅力化や現場の教育・学びの改革を効果的に進める資質・能力の修得
  ‐各教育現場や地域の課題解決及び、地域を越え相互に学び協働する
   学習するコミュニティーの構築

 □内容例(一部)
 【教育魅力化論】学校魅力化に向けたビジョン・戦略・施策の立案、
  学校や行政の当事者意識の醸成、プロジェクト推進の要諦など

 【グローカル人材育成論】次代の地域のつくり手の育成、グローカルキャリア教育、
  地域の課題解決型学習のデザインやファシリテーションにおける要諦など

 【カリキュラムマネジメント論】社会に開かれた教育課程の実現、主体的・対話的で
  深い学び、探究学習、協働的プロジェクト学習、越境学習、学びの評価など

 【コーディネーター論】学校と地域の協働、多様な関係者との連携体制の構築、
  改革推進の仲間・チームづくり、外部人材の活用の要諦など

  *いずれの講義も、学習者の抱えている各現場の課題等も扱いながら
   チーム学習や協働学習などを取り入れた構成主義的な学習スタイルで進めます。
   プログラム概要はこちらです  

 □基本受講スタイル
 1.平日夜の双方向遠隔ライブ授業(月に2~3回程度・各家庭や職場等から参加)、
 2.休日に年4回程度、島根大学や海士町などでの実習やワークショップ、
  *グローバル実習(海外の先進地巡検はオプションによる任意参加です)
 3.各学習者が設定した課題やテーマに対する1年間のプロジェクト学習、
  等のかけあわせです。
 
 *昨年度の学習者の声 
 

 □募集人員:15名

 □受講料:48000円

 □オンライン説明会
  11月12日(日) 19:30~20:30(申込締切11月9日(木)12:00)
  11月20日(月) 19:30~20:30(申込締切11月16日(木)12:00)
 自宅のパソコンなどから参加できる、インターネットを通じた説明会です。
 説明会申込フォーム

 □プログラム応募締切:平成29年11月30日

 □募集要項

 □問い合わせ先:島根大学 地域教育魅力化センター
  〒690-8504 島根県松江市西川津1060
  TEL 0852-32-9775 / FAX 0852-32-9776 
  メール:odajun@soc.shimane-u.ac.jp