今週はいよいよ武雄中学校でキャリア教育の一環で職業講話がはじまります。
中学校の職業体験というと2年生が行う職場体験が有名ですが
武雄中学校では、1年生で、学校に来ていただく地域の職業人のお話を聞いたり
職場体験に行く前の2年生がマナー講習を受け
3年生で独自に進路を調べるという
体系づけられたキャリア教育が行われています
私は3年間のキャリアスタートの一環で「仕事をするということは」という
テーマでお話をさせていただきます
だいたいのストーリーはできているのですが
中学生の興味を惹きつける話題を探しています
昨年は大分県で工業高校の先生をされている方からの情報
を取り入れたところ、生徒の皆さんの目が急に真剣に
さすが、高校生を惹きつける話題は中学生にも効果大きいです
今年は、岐阜農林高校のお話を
文化祭のポスター素敵でしょう
でも、7つの科の行っていることを非常に的確に表現しているんですよ
自分の行っていることを表現するのも難しいのに
学校全体の取り組みを将来、進むべき方向も織り交ぜながら
ご来場者に示している
中学生や保護者の目を意識していることも、伝わってきます
我々の頃は(今もそうかもしれませんが)
高校選択は偏差値による輪切りで自動的に決まるという事もありましたが
農業高校のみならず、工業、商業、福祉、家政等の専門高校で
どのような教育が行われ、どのような生徒が育っているか
じっくりと拝見することが大切だと感じています
だって、地域の経済だけでなく、社会、文化を守り育てている方の
大部分は専門高校の卒業生だからなのです
(地域経済や地方行政に携わる方々はもっともっと
専門高校卒業生の皆さんの就職やその後のキャリアアップを意識した
地域社会づくりを行っていく必要があると感じています)
ところで、岐阜農林高等学校のポスターにもあるように
近年、岐阜を舞台にしたアニメが次々と制作され
製作本数もさることながらヒット率がはんぱじゃないそうです
シンゴジラをしのぐ勢いの「君の名は。」も飛騨が舞台です
岐阜県立加茂農林高等学校がモデルとなった
農業高校を舞台にしたラブコメディ「のうりん」も有名ですね
アニメの舞台になるのもいろいろと理由があるようですが
(制作会社の近くとか、名所が集積しているとか、岐阜の場合それにプラスして
ヒットするという、げんかつぎの意味もあるそうです)
アニメ化されると、アニメファンの皆さんによる
聖地巡礼の旅がはじまるとのことで
その後の経済効果は非常に大きいものがあると感じています
日本全国の聖地が住所、番地まで掲載されている
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