中尾雅幸の人つなぎの旅

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高校生の県内就職率の高さと、県民幸福度は相関関係がある???

2016-09-10 12:44:05 | 就職

 今朝NHKを見ていると
 宮崎、鹿児島、佐賀の3県の高校生の
 県外就職率の高さがクローズアップされていました
 文部科学省調査
 (全国平均:19.0%、鹿児島:45.8%、宮崎:45.6%、佐賀:44.2%)

 宮崎県では、高校生が企業経営者等について
 仕事ぶりを見せてもらったり、商談に出席したりして
 磁場企業の真の姿に触れる
 ジョブシャドーイングを行っている
 レポートを見ることができました

 県外就職率は企業が多い都市部では
 低くなる傾向にありますが
 (愛知:3.2%,大阪:6.8%)
 例外もあります。
 (富山:7.05%、石川:7.28%、福井:11.46%) 

 今朝は、時間があったので、
 高校生の県外就職率と幸福度の関係を調べてみました
 幸福度は、法政大大学院の坂本光司教授が
 発表されたデータです

 富山、石川、福井は相関関係図を見てもわかるように
 県内就職率の高さ = 幸福 となっていますが

 佐賀は、県内就職率は低いのに幸福度は高い

 県内就職率が高い層に幸福度のばらつきがある

 などが言えます

 幸福度が、就職だけでなく、様々な指標を使っているため
 県内就職率との相関関係を求めるのも
 無理がありますが

 休日の暇つぶしにおつきあいいただいて
 ありがとうございます

 福井の工業や商業等の専門高校のホームページで
 卒業後の進路を見ていて、驚くことがあります

 一般的な掲載方法は
 ① 大学、短大、専門学校への進学
 ② 県外の企業への就職
 ③ 県内・地元企業への就職 の順番が多いと思います
 (中には、③をそのほかにしてしまっている学校も)

 しかし、福井県の高校の大部分は
 地元企業への就職
 一番目立つ場所に示されています

 このように、高校時代に専門知識や技能を習得した高校生の地元への就職
 → 企業の業績アップ → 地域経済の活性化 → 地域雇用の増大
 という好循環につながり

 若者が地元に残ることによる、少子高齢化の進度の減速
 地元消費の維持、地域文化の継承、教育の充実を図ることができます

 そのためには、宮崎県の取り組みのように
 もっともっと地元の企業への就職を選択肢の一つに入れるための
 働きかけが必要と感じています

 私も地域の人間として、高校生と地元企業の橋渡し役になりたいと
 思っています

 
 

人つなぎのネタは成功事例だけじゃない

2016-09-10 08:08:23 | 夢実現
 昨日は、武雄での業務終了後、福岡の家族のもとへ移動
 (金曜の夜は、九州自動車道経由ではなく
  伊万里経由の西九州道~福岡都市高速道路で1時間半)

 帰宅後、軽く夕食を食べ、地下鉄で移動し
 福岡の公務員仲間であるKさんと合流

 地下鉄の最終まで楽しく歓談

 昨夜は、私が地域に飛び出す公務員活動のひとつを
 Kさんも開始されたため、情報交換

 私は、このような場面では、成功事例だけでなく、
 見えてきた課題、問題点をすべて伝えます

 そうすると、Kさんも同じ課題に直面していたということで
 課題に向かい合う情報提供となりました

 失敗や問題点を伝えることを躊躇される方もいますが
 私はこの点を伝えることで、人とひとをつなぎたいと
 考えています

 失敗と課題の宝庫の中尾は、
 必要とされればどこへでも向かいます
 美味しい料理と情熱を持って行動する方のもとへ