今朝NHKを見ていると
宮崎、鹿児島、佐賀の3県の高校生の
県外就職率の高さがクローズアップされていました
文部科学省調査
(全国平均:19.0%、鹿児島:45.8%、宮崎:45.6%、佐賀:44.2%)
宮崎県では、高校生が企業経営者等について
仕事ぶりを見せてもらったり、商談に出席したりして
磁場企業の真の姿に触れる
ジョブシャドーイングを行っている
レポートを見ることができました
県外就職率は企業が多い都市部では
低くなる傾向にありますが
(愛知:3.2%,大阪:6.8%)
例外もあります。
(富山:7.05%、石川:7.28%、福井:11.46%)
今朝は、時間があったので、
高校生の県外就職率と幸福度の関係を調べてみました
幸福度は、法政大大学院の坂本光司教授が
発表されたデータです
富山、石川、福井は相関関係図を見てもわかるように
県内就職率の高さ = 幸福 となっていますが
佐賀は、県内就職率は低いのに幸福度は高い
県内就職率が高い層に幸福度のばらつきがある
などが言えます
幸福度が、就職だけでなく、様々な指標を使っているため
県内就職率との相関関係を求めるのも
無理がありますが
休日の暇つぶしにおつきあいいただいて
ありがとうございます
福井の工業や商業等の専門高校のホームページで
卒業後の進路を見ていて、驚くことがあります
一般的な掲載方法は
① 大学、短大、専門学校への進学
② 県外の企業への就職
③ 県内・地元企業への就職 の順番が多いと思います
(中には、③をそのほかにしてしまっている学校も)
しかし、福井県の高校の大部分は
地元企業への就職が
一番目立つ場所に示されています
このように、高校時代に専門知識や技能を習得した高校生の地元への就職
→ 企業の業績アップ → 地域経済の活性化 → 地域雇用の増大
という好循環につながり
若者が地元に残ることによる、少子高齢化の進度の減速
地元消費の維持、地域文化の継承、教育の充実を図ることができます
そのためには、宮崎県の取り組みのように
もっともっと地元の企業への就職を選択肢の一つに入れるための
働きかけが必要と感じています
私も地域の人間として、高校生と地元企業の橋渡し役になりたいと
思っています