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総合学習室アビリティ 初等部マナビのマキバ

北仙台にある、幼児・小学生専門の教室です。
よろしくお願いいたします!

情景描写に惚れ惚れ

2013-09-14 16:05:48 | 本のご紹介♪
こんにちは!スタッフの梅内です

今日は久しぶりに本のご紹介です

↓↓↓今日はこちら↓↓↓




二瓶先生のブログでも紹介して頂きましたが、

とっても情景描写が素敵なんです

映画化もされているので、知っている方も多いかと思います。

前に一度読んでいたのですが、
今回、夏期学習会で5年生の作文指導の際に使ったところ、
もう一度読みたくなり、
再読

やっぱり、よかったです

学校に行けなくなったまいと、自然と身近に生活しているおばあちゃんとのおはなしなのですが、

その創造力を掻き立てられる表現が、

おばあちゃんと孫との捉え方のずれで、
「あぁ~そういうことあったなぁ。わかる。」
と共感する部分や、

1日1日をしっかり生きているというおばあちゃんの生活ぶりを、

どっぷりと世界観に浸らせてくれます


本の中には、たくさんの植物の名前が出てきて、とっても印象的です。
子どもたちにはその情景描写から、興味を持ってもらい、
どんどん図鑑を開いて、それら植物のことや季節感も感じ取ってほしいな、
と感じます。

早速5年生の女の子にオススメしたところ、

「やった~これ、読んでみたかったんだ

と言ってくれ、2日ほどで読み終えたようです。

ページ数もそんなに多くないので、
高学年はもちろん、中学年でも興味があればぜひ

サバイバル

2013-07-05 14:02:19 | 本のご紹介♪
今、小学生の間で大人気の

サバイバルシリーズ



マキバ教室でも貸し出しを始めました

オールカラーページのサバイバルは、

韓国生まれの科学漫画

漫画といっても、ただの漫画じゃないんです!

サバイバルというタイトルの通り、
次々と襲いかかるピンチに、
ユーモラスな登場人物たちが勇気と知恵をしぼって
立ち向かっていくのですが、

シリーズのテーマごとに、
1章の終わりに必ず、しっかりとした科学知識が盛り込まれているので、
ストーリーを楽しみながら、科学や理科についての知識がついていくのです!

その楽しさから、
世界でも2000万部も読まれているそうです


子どもたちに聞いてみても、
みんな知っていて、学校の図書館では人気で借りられない様子。

みんなに読んでほしいので、
サバイバルシリーズを借りていくときだけは、
一人1冊までにしました。

みんなたくさん読んでね~

366日のお話

2013-04-22 10:37:06 | 本のご紹介♪
教室に置いている

『考える力を育てるお話366』



『頭のいい子を育てるおはなし366』



名作や伝記、自然の不思議など、
子どもの知的好奇心や想像力を育てるお話が詰まっているんです

しかも、1日1話ずつ読めるように、
1つのお話が3分ほどで読めるようにまとめられているので、
おやすみ前の読み聞かせにもオススメです

先日、授業にきた年少さんのお母さんが手に取っていたので、
オススメすると、次の週に早速、

「お家用に買いました~」と言っていただけました。

気に入っていただけて嬉しいです

この本は全部の漢字にフリガナがふってあるので、
小さい子への読み聞かせから、お子さまの成長に合わせて、
自分ひとりでも読めるようになっています

子どもは、言葉や意味がわからなくても、
何に興味を持つかわかりません。

様々なお話を通して、興味をひきだし、
子どもの可能性を広げられるのではないかと感じます

私も子どもの頃に読んだお話を読み返し、

「あれ?こんなお話だったっけ?」と忘れていたものや、

あらたに好奇心を刺激されるお話が多く、

親子で一緒に楽しめる一冊だと思います。

ぜひぜひ、授業前の待ち時間などにご覧になってください

プレッツェルのはじまり

2013-03-23 12:45:46 | 本のご紹介♪
教室にまた絵本が増えました



前回ご紹介した『南の島の星の砂』と合わせて4冊。

私がプライベートで集めている絵本たちです

その中から今日は『プレッツェルのはじまり』をご紹介します。

『プレッツェルのはじまり』は
あの『はらぺこあおむし』を描いたエリック・カールの新作絵本です

~あらすじ~

ウォルターは、町中で、国中で、
一番腕のいいパン屋さん。

でもある日、こぼれてしまった牛乳の代わりに、
しかたなく水を入れてパンを作ります。

それを食べた王様は、怒ってウォルターに難題をつきつけました。

「朝日が3つさしてくるパンをつくるのだ。
もしできなければ、この国から出て行ってもらう。」

さて、パン屋のウォルターは一体どうしたらいい??


∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵∴‥∵‥∴‥∵‥∴


ドイツで育ったエリック・カールが、
おばあちゃんから聞かせてもらった昔話。

プレッツェルという不思議な名前も、
どこからきたのかわかります

そしてやっぱりエリック・カールといえば、
その独特な色合いでしょう
カラフルな色や自由な形が、ページをめくるごとにわくわくさせてくれます

南の島の星の砂

2013-02-25 17:32:32 | 本のご紹介♪
今日ご紹介する本はこちら。



『南の島の星の砂』

文・絵・訳:Cocco
河出書房新社



著者のCoccoは、沖縄県出身のミュージシャン。
2001年に突然音楽活動を中止し、
1年半の沈黙を破り、初めての製作がこの絵本となりました。

ミュージシャンとして歌っていた彼女の歌には、苦しさや寂しさ、また無邪気さや癒しなど、
聞いている側に訴えるものが強く表れていて、私もその歌や彼女自身に何か動かされたと感じます。

特に、Coccoの最後の音楽番組出演の映像は、
私の中でも衝撃的で、忘れられません。

そんなCoccoが描いた絵本は、
美しいサンゴ礁に抱かれた、小さな南の島と、海の生きものたちと、星の砂をめぐるおはなし。

おはなしはシンプルですが、
ぐっと引き込まれるのはその美しい絵!!




すべてのページが黒地で、黒だからこそ映える色鮮やかな絵。

大胆かつ繊細な絵は、彼女の歌同様、強いメッセージが込められているように感じます。

掘ったようなこすったような描きかたは、絵に対する自由さも刺激されました。

星が降り注ぐページでは圧倒されます。
ただ星が描いてあるだけではなく、いろんな動物や物が隠れていて、遊び心も感じます。



自然の海の暗さと、そこに眠る美しさが一体となり、不思議な魅力を持った一冊です。