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リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

去年と今年の7月

2007-08-01 07:53:12 | チェコ共和国
ドブリーデン!

先週までは30℃前後の暑い日々が続いていたのに今週からはぐっと気温が下がり昨日は最高気温が18度です。最低気温も8度だったそうです。
今日も同じような感じです。
家の中は20度ありますが乾燥しているせいか半袖では肌寒く感じます。
明後日まではこのように気温が低いようです。
体調管理に気をつけなければ。

今日で7月も終わりです。今年の7月は娘夫婦が遊びに来てくれ毎日充実した楽しい日々でした。
思えば昨年の7月、私は「かなり進行した肺がん」の宣告を受け家族中が大混乱していました。

年一回の区民定期健康診断の結果でした。
パソコンに取り込んだ画像を見せてくれました。
その一年前の画像も見せてくれ本当に進行しているのがわかりました。
「すぐに精密検査の予約を取りましょう」と言うのを断りました。
その若い女医さんは私が質問をするたびにヒステリックになって質問に答えようとしなかったからです。

家に帰りネットで調べると3年生存率が30%くらいでした。
私はもう涙も出ないくらいボーとしていました。

帰ってきた夫が私の異変に気づき診断結果を聞くのですが私はなぜか言いたくなかったのです。
「人間一度は誰でも死を迎えます。私の寿命はここまでだったという事」などと考え意外と冷静でした。
娘も息子も独り立ちしもう心配はいらない。夫は・・・?別に・・・私がいなくても・・・いいんじゃない?と言う感じでした。

夫の精密検査を受けるようにという説得を私は拒否しました。
夫は慌てふためき娘に国際電話をかけ娘から説得してもらう作戦を取りました。
夫は娘に事情を話し電話を代わりました。

その時ちょうど娘の家に遊びに来ていた友人のお子さん(幼児)が私と話したいと電話の向こうで騒いでいました。
面識はないのですが少し話をしまた。とても愛らしく自分の孫のように思えました。
別のお子さんにも代わりまた話をしている時、もし孫ができたらおばあちゃんの存在は必要かもしれない。もっと長生きしなければと思い始めました。

そして説得を受け入れ夫の知り合いのドクターに肺がんの専門医を紹介して頂き2日後精密検査を受けました。

その結果は「どこにも異常はない」との事。
Dr.は「ナイのをアルと言うことは易しいけれど、アルと言うのをナイと言い切るのは難しい」と慎重です。

その場でもう一人の専門医に電話をかけて来てもらい何も説明をせずに写真を診てもらいました。
そのDr.も「何の異常も見られませんがどうかしたのですか?」と聞き返しました。
その後2人で慎重にもう一度診ていましたが「異常はありません。心配しなくて大丈夫です」と言われました。

その瞬間大粒の涙がポロポロと流れてきました。夫も目に一杯涙を浮かべていました。

手術を伴うような病気の時はセカンド・オピニオンは大事だと思いました。
信頼のおける医師に診て頂くのが何よりです。
最初の病院で精密検査を受けていたらもしかして私は・・・。肺がんの手術を受けていたのかもしれません。

今は元気はつらつ(ドブリ)です。


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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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驚き!? (ライフルマン)
2007-08-01 11:01:47
ドブリーデン

そんなことあったんですか?レントゲン技師の方に問題点があったのでは、ないかと思います。ライフルマンも昔X線レントゲンK記念病院で取りましたが、きれいとはいかないけど、少し灰色の感じで何も問題ありませんでした。たまたま女性の方と一緒に撮影したのですが、乾かす間見てたら、女性の方は、真っ白な肺の写真でした。(肋骨の間)かなりタバコの影響があるなと自分で思いました。頭のほうは、CT、MRIと慎重に何度も撮りましたが、異常ありませんでした。

ちょっと急用がはいったので、またあとで書きます。
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驚きの続き (ライフルマン)
2007-08-01 17:27:22
それは、それは落胆と戸惑いがあったでしょう!
普通がんだったら、本人に告知しないと思いますけどね?まして肺がん、なんてありえないと考えます。
そのときの苦悩、ものすごく分かります。

ライフルマンも昔、高血圧と頻脈で、突然意識がなくなることが、数週間続きました。めまいはするし、食事すると吐いてしまい、1週間くらい毎日片栗粉をお湯で溶かして飲んでいました。このとき一人暮らしだったから、もしもの時を考えて、毎日メールを入れることで、生きてることの確認メールをしていました。腐った死体を見られたくなかったためです。

近くの医者には行ってましたが、レントゲンで心臓が肥大しているといわれました。とりあえず薬もらったのですが、意識朦朧として3日分を一度に飲んでしまい、さらに悪化してしまいました。

自分なりに死を覚悟しました
割と覚悟すると冷静になります。

今回の投稿は長い文でしたが、少し涙ぐんでしまいました。

健康には気をつけて頑張ってください

ではまた
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えーーうっそー (宮崎のケイコ)
2007-08-01 21:17:58
もうそんな話し知らなかったから、ひっくり返りそうになったわ。医療の世界も もやもやしてるね。
今の国会と一緒だわ。

冷静だったのが不思議。そんなもんですか?
死を覚悟して過ごした日々があったなんて・・たとえ誤診であっても信じていたわけだし。すごいことだね。

りょうさん、偉かったね。辛かったでしょ。
もう 腹たつわー。その医者 連れてきてー。
私だって 涙なしにいられないわ。

今夜は 興奮して眠れそうにないわ。
それじゃまたね
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懐かしいね (東京の鷲)
2007-08-02 02:49:21
あれからもう1年経ったのか
時間が経過するのは早いね

俺は相変わらず外食三昧してます。
俺は何も変わってないのかも

もうしばらくこのままの生活が続きそうです。
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健康第一 (さーちゃん)
2007-08-02 11:39:10
あれから1年なんだね
あの時 あまりに冷静なリョウさんには驚いたけど精密検査の結果が出るまで本当に落ち着かなかったよ  
でも・・・1年後チェコ暮らし満喫ですよね                
娘さん達が帰って次のお客様は誰かしら

それにしても気温の差がすごいですね 
ご主人共にお身体に気をつけてね

ちなみに 関東地区 8/1梅雨明けしました                
     じゃあまたね
返信する
ホント、健康第一!! (らくだ)
2007-08-03 09:03:55
日本人にとって「ガン」はよく耳にする病名です。でも家族や身近な人が「ガン」だと聞かされると心臓が凍りそうになります。
たばこを吸わなくても肺ガンになる人は多いとか。。。身近にたばこを吸う人がいたら心苦しいですね。喫煙マナーは守ってもらいたいものです。

その健康診断は一体なんだったのか。
その診断を下した医師はなんだったのか。

・・・でも結構「がん」の誤診はあるようですね。他の人の話でも聞いたことがあります。その人は手術を受けたようですが
やはり専門医に診てもらうのが一番なのでしょうね。
リョウさんが今回何もなかったのは奇跡的な感じがしますが、病気はいつくるかわからないのでお互い健康には気をつけたいですね
「ガン」が撲滅される日が来たらヨーロッパのペストの記念碑のように日本でも記念碑が建てられるのでしょうね。
周りの家族や友人のためにも健康第一ですね
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信じられない (千葉の奈美)
2007-08-03 12:42:05
本当に信じられない話ですね
読んでて涙が出てきました

私も子供が小学校の頃 腸の検査でひかかり 人工肛門をする可能性があると言われた事があります
ただ 私の場合は主人が聞いていたので深刻になりませんでしたが ・・・後で聞いてビックリしました。結局嫌な検査を何度も何度もやりましたが 神経性のものでした。主人が大変だったみたいです

検査をしても結果がでるまでが嫌ですね

それ以来検査が嫌いになりました


何年振りかで今年人間ドックを受けました 異常がなくホットしました

お互い元気でいましょうね  健康が一番よね
では





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