リョウの近況

筆不精のリョウが親・子・兄弟・親戚・友人・知人・幼なじみ達と彼らの友人達にお届けする究極のエコ便りです。

2度目の在外選挙

2009-08-31 03:46:27 | その他
ドブリーデン!

日本では8月30日は衆議院議員の投票日でした。
結果は各メディアの予想通り歴史的な政権交代となりました。

それにしても午後8時から開票が始まったと同時に次々に当選確実と発表されるのには驚きです。
しかも開票率0%なんて数字が出ているにもかかわらずです。
そして本当に当選するのですから日本のメディアはすごいな~と思います。

皆さんは投票に行かれましたか?
私は20日に前回同様、期日前投票に行ってきました。

ニュースを見ていると日本での期日前投票は今はかなり簡素化されているようですが在外選挙はこの期日前投票の制度が始まったばかりの頃と同じようなシステムです。

投票所に行くと部屋に案内されまず「どうぞ、おかけください。」と椅子を勧められ「在外選挙人証」と身分証明書(パスポート)の確認。
投票の流れの説明を受け何かの書類(名前は忘れました)に記入してサインをしてから始まりました。

小選挙区の候補者の名前を記入した紙を小さな封筒に入れ封をします。
そして裏に自分の署名をし係りの人に渡します。
封の確認と署名の確認をすると別の封筒をもらいます。
その封筒に先ほどの小さな封筒を入れて封をし、自分が出国する前に住んでいた選挙管理委員会宛の住所と差出人(自分の名前)を書いて係りの人に渡します。

次に比例用の紙と封筒をもらってまた同じようにします。

これはかなり面倒です。
おまけに立候補者の名前は分厚いファイルの中から探します。あの狭い記入台の空間で・・・。探すのは簡単なのですがあまりにも狭いのです。
ネットでいろいろ検索して誰に投票するかは決まっているのですが一応確認のため開いてみたのです。

前回(2007年7月)もこんなに面倒ならもうこないぞ!と思ったのにやっぱり投票に行きました。

小学生のとき教わった国民の3大義務、納税・選挙(に行く)・教育(受ける、又は受けさせる)というのが頭の隅に残っているからです。
それに20才になったとき「投票には必ず行くこと」と小学校の先生だった母に言われたのです。「小学校でならったでしょ!」って。
  *国民の三大義務は納税・勤労・教育です。(勘違いしていました)

いよいよ政権交代の始まりです。
期待も大きいし不安も大きいです。
みんながいろんな意味でより幸せでいられるようします。



ビール事情

2009-08-25 14:57:56 | その他
ドブリーデン!

日本は「秋の気配」なんて天気予報で言っていましたがこちらは以外にもまだ真夏です。
先ほどの天気予報では今日は31℃と言っています。今日も噴霧車が忙しそうに走り回ることでしょう。
まだまだビールが美味しい季節です。

国民一人当たりのビール消費量が世界1なのだそうですが納得です。
美味しいだけでなくとても安いのです。
銘柄は約500種類あるそうです。
政府のwebサイトにはレストランでは普通500mlサイズで17~30コルナ(85~150円)くらいで飲めると書かれています。確かにそういう安いお店が沢山あります。

ビールを注文する時小さい方(330ml)にしたい時は事前に告げておかないと普通は500mlが出てきます。
そしてグラスにはそれぞれ500ml、330mlのメモリがついています。泡はこの線から上でなければいけないと決められているそうです。
もしこの線の下から泡になっていたら「少ない」と言って取り替えてもらえるそうです。

以前夫に運ばれてきたグラスの淵が欠けていたので指を指して「危ないから取り替えてください」と言ったら「ソーリー」と言ってグラスを持って行きました。
再び運ばれてきたのは同じ欠けたグラスでした。

アフリカならここで「しょうがないな~」と諦めるところですが一応ここはヨーロッパ、再度しっかりココと指を指して同じ事を言ってみました。
ウエイターは驚いた顔をしていましたが「ソーリー、ソーリー」と言って今度は新しいグラスで運んできました。
きっとウエイターは最初は「量が少ない」と言われたと思ったのでしょう。
量が少ないと取り替えてくれると言う話は本当なんだとわかりました。

下の写真は私がよく行くスーパーのビール売り場の写真です。(許可をもらって撮っています)


上段は500ml
このサイズでは日本円で約30~120円くらい   

中段は5リットル
このサイズで約1500円



下段は20リットル
これは約4000円です。



左から350ml、5リットル、2リットルのペットボトル、500mlです。

勿論瓶ビールもありますしノンアルコールビールもありますので車でもOKです。
我が家では他にも多種ご用意して皆様のお越しをお待ちしています。(笑)



20リットル缶

こんな大きな物どうやって冷やすって言うの?
なんて野暮なご心配は無用です。

「缶の上の栓を左に回すと60分で5℃になりその温度で12時間保たれる」と書かれています。
12時間も保ってくれなくてもその前に空になると思いますが・・・。


政府のwebサイトによると

”ビールを注げば自ずと運び先が見つかる”

というのがウエイターのモットーなのだそうです。

国際ソフトボール大会

2009-08-19 02:16:46 | 催事
ドブリーデン!

日本も全国的に夏らしい夏になってきましたね。暦の上ではもう秋ですが・・・・。

こちらでは今月9日~16日まで「ソフトボール女子U16ユースワールドカップ」が開催され日本代表を応援しに行ってきました。

16才以下の大会だからなのか、お盆や大雨のためなのか日本国内ではあまりメディアで取り上げられてはいないようですが予想通り見事優勝です。

日本代表の選手17人の中に中学生が4人いました。
その内の2人は九州出身のピッチャーです。
一人は私の故郷、北九州市の中学生、もう一人は父の故郷、宮崎県延岡市の中学生です。応援せずにはいられません。

14日(金)試合開始が夕方5時半ということなので仕事を終えた夫と一緒に応援に行ってきました。
途中からしか見れないと思っていたのに前の試合が延びたため最初から見ることができました。試合会場で聴く「君が代」もなかなかいいものです。
対戦相手はチェコ「3ー0」で勝ちました。
ピッチャーは宮崎出身の中学生でした。

16日(日)は決勝戦。対戦相手はオランダです。
周りの人たちは日本が楽勝だと言っていましたが本当に楽勝でした。
なんと「16ー1」で4回コールド勝ちです。
この日のピッチャーは北九州市の中学生でした。

日本代表は格段に上手だと思いました。安心して見ていられました。
日本ではあたり前かもしれませんが、礼儀正しく、マナーもよく同じ日本人として誇りに思えました。



➀決勝戦のピッチャー。北九州の中学生、岡村奈々さん。
➁スコアーボード。 国際大会ではこんな表示の仕方なのでしょうか?
 先行は下段に表示されます。
➂この時点で主審が日本の勝ちを宣告し観客は一斉に歓喜の声。
 ほとんどの観客は日本を応援していました。
➃優勝トロフィーを受賞。
➄優勝の記念撮影
➅14日のピッチャー。宮崎の中学生、山口清楓さん。

2日間だけの応援でしたが偶然にもピッチャーは私が応援したかった九州の2人だったので行って良かったなと思いました。

日本代表の皆さん 優勝おめでとう!
 

庭のりんご & さくらんぼ

2009-08-08 23:05:24 | その他
ドブリーデン!

このところ毎日30℃弱の気温が続いています。
綺麗に澄んだ青空と心地よいそよ風、日本の皆さんに申し訳ないくらい快適な毎日を過ごしています。

庭のりんごが色づいてきました。
よく日が当たるところはもう食べごろです。


今年はハチが少なかったため(?)かりんごの数が少なく、そのためいつもより実が大きい。

こちらではりんごを造っているというより木に生ったので売っていると思えるほど天塩にかけてはいません。

あくまで自然のままで傷物のりんごもそのまま店頭に並んでいます。


食堂の窓の直ぐそば、しかも私の目の高さ。

日当たりの良くないところですが手を伸ばせば取れそうな距離。

もう少ししたら私の胃の中に! マチガイナイ!(もう古いギャグかも?)


6月1日に撮った写真。

記事にする機会を逃したのでここでお披露目です。


今年のさくらんぼは美味しくいただきました。

でも山形のさくらんぼの方がもっと美味しいと思います。







映画情報

2009-08-05 01:50:28 | その他
ドブリーデン!

昨年12月末に公開された「英国王 給仕人に乾杯」という映画をご存知でしょうか?(原作は「私は英国王に給仕した」)
これはチェコ人の天才映画監督と呼ばれているイジー・メンツェルという人が作ったチェコの映画なのだそうです。
一人の給仕人の生涯を描いたもので背景はナチスドイツの占領時代ですが悲壮感はなくコメディー・タッチに描かれているそうです。

監督は28才の時「厳重に監視された列車」(1966年)という長編で監督デビューしましたが、いきなり「アカデミー賞外国語映画賞」を受賞して世界から脚光を浴びたました。

その後「つながれたヒバリ」(1969)では映画の完成と同時に公開禁止となりました。(当時の国家体制に馴染めない人がスクラップ工場で再教育として働かされていた時の様子をコミカルに描いていたためか?)
しかし20年後(1989年11月ベルリンの壁崩壊)解禁され今度はいきなりベルリン国際映画祭の最高の賞である「金熊賞」を受賞しました。(1990年)

「金熊賞」と言えば2002年「千と千尋の神隠し」で宮崎駿監督が受賞したのが記憶に新しいことでしょう。


さてこの「英国王 給仕人に乾杯」は現在飯田橋の「ギンレイホール」で上映されています。(8月7日・金曜日まで)
また8月29日~9月4日(金)まで早稲田の「松竹劇場」で上映されるようです。
もし時間がありましたら暇つぶしにいかがでしょうか?