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あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

荘子 もちまえ

2015-12-02 13:47:38 | 日記
自分のもちまえを受け入れたら自在になれる


もちまえのお話


ある日、魚やスッポンでも泳げないほど
激しい水流の滝壷で泳いでいる男がいた
慌てて助けようとしたが男はスイスイ
泳いでひょいと上がって来ると
鼻歌を歌っている
驚いて尋ねてみた
こんな激しい水流の中を泳ぐのには
何か秘訣でもあるのかと
そのものは答える
何も秘訣はないという
水の流れに従って潜って
浮き上がって来るだけ
私を差し挟まない
それが秘訣と言えば秘訣



故に始まり
性に長じ
命に成る



自然の流れに逆らわずに
自分なりの生き方が出来ている

それで始めてもちまえが発揮される


故は生まれつきのもの
  遺伝子的なもの
性はもちまえ
  無意識の意識
  無意識の領域
  繰り返すことで出来るようになったこと
  慣れ親しんで無意識で出来ること
  無理せず自然と出来ること
  習慣によって無意識化したもの
  自分に染み付いているもの
命は逆らえない流れ
  運命
  宿命


もちまえは自分に染み付いているもの

そのもちまえを生かしてこそ、その人

人間はもちまえで生きている

それが幸せ




(○´∀`○)



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荘子 役立たずの用

2015-12-02 13:02:31 | 日記
落ち込んでる時に勇気をくれそう

存在価値は世間的に役に立つかどうか
そんな物差しだけではないという話

ありのままに生きる
それが人間の世界では役立たず?

そんな荘子のお話

ある日、大工の棟梁がある土地で
くぬぎの大木を見かけました

それはそれは大きな木で
高さは山を見下ろすほど

棟梁がそのまま通り過ぎようとすると
大工の一人が親方は何故このように
立派な木には目もふれないで
通り過ぎようとするのですかと尋ねた

棟梁はこれは役立たずの木だと
舟を作れば沈むし棺桶を作ればすぐ腐る
道具なら壊れ門ならヤニが溢れるし
柱にしても虫がわく
とても材料には出来ない
使い物にならないただの大木だ

しかし、その後、棟梁の夢の中に
くぬぎの木が現れた
くぬぎは言う
お前は一体、私を何と比べているのか
まさか人間に役立たず木と
比べているのではあるまいな
梨やゆずの木を見てみろ
実が熟せばもぎ取られ太い枝は
折られてしまうではないか
私も、もし役に立つ木だったら
とっくに切り倒されていただろうよ



人間世界でも、なまじ才能があることで
役に立とうとして苦しむことがある
それならばいっそのこと役立たずでいる
ほうがずっといいこともある
でも、それもすごく勇気のいること
世間的の価値よりも別なあり方が
命にとって大切なものかも
それは世間的には無用と見えるものも
そこにこそ大きな用があることも



人は皆有用の用を知るも
無用の用を知ることなきなり

そう荘子は言う




(○´∀`○)



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荘子 料理人庖丁の話

2015-12-02 10:49:11 | 日記


再び荘子

荘子の教えを一言で言うと遊

遊とは
神と人とが一体になった境地のこと

人間的な思惑とか分別を越えた世界



その遊を表したお話

料理人庖丁(ほうてい)の話

肉を切らしたら天下一品の料理人の庖丁

ある日、王様の前で牛を解体した
庖丁が牛に刃を入れると肉は骨から
スッと剥がれて落ちて行く
その牛刀さばきはリズムに乗って
音楽的とも言える見事さ
ここまで技を極めるとは見事だと
王様は庖丁を褒めました
庖丁は答えます
自分が求めているのは技ではなく道だと

最初、牛の解体を始めた頃は
目に映るのは牛ばかり
しかし3年も経つと牛の全体は目に
入らなくなり最近では心の目で
牛を見るようになった

自然の摂理に従うと牛刀は大きな隙間に
入り牛の体の筋目に添って走ります
だから骨にぶつかることもないと

さらに庖丁は数千頭の牛を解体してきたが
自分の牛刀は刃こぼれもせず19年も
長持ちしていると王様に語った

すると王様は人生を全うするすべを
学んだといたく感激した



庖丁は欲望や雑然なく
あくまで自然体で牛と向き合い牛と
一体となって刀をふるった


人生を生きるのも同じ

無理せず虚心になって生きて行く

そんな生き方が人生の達人



この虚心とは無意識の意識のこと

意識は顕在意識

私がある

私がいる

私である


無意識は潜在意識

私がするを超えている

私がするを何度も何度も練習し
もう私を考えなくても
なっている状態が無意識の意識
それが潜在的な能力
それが潜在的な意識

この無意識の状態でも
ちゃんとことをなすということが
遊につながっていく

無意識の意識
自分が頑張っているということから
もっともっと何度も何度も繰り返し
無意識の意識の境地で事をなせば
やっとそこに遊という余裕が生まれる


無意識の意識の境地


ほんとはこれほど楽なことはない

これほど幸せなことはない


でも、そこまで到達するのは難しい

近くて遠い


でも到達できたら面白い




(*⌒▽⌒*)



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