あなたの想いはあなたそのもの

おばあちゃんの知恵袋!

紅葉の寒霞渓と栗林公園

2021-11-30 08:04:12 | 日記

2021年11月24日朝8時50分

紅葉を目指して今年は香川県へ

香川県は学生時代に息子が6年間を過ごした懐かしい地

まずは小豆島を目指してフェリーに乗るため姫路の港へ

時間は1時間40分

売店で軽い食べ物を買ってフェリーの中で主人といただく

ちょっとしたプチクルーズ気分

食事の後に船上へ

今日は穏やかな気候のはずが考えは甘かった

主人と二人で海がキレイと語り合うはずがどんでもなかった

風はびゅんびゅん

顔にこれでもかという程にぶつかって来る

被っていた、お気に入りの帽子が飛びそうになる

それからは顔すらあげられない

主人とロマンチックに海を眺めるはずがとんだ予定違い

 

 

そんなこんなで小豆島福田港に到着

小豆島は2回目

主人と40年以上も前に来島

 

 

早速、今回の旅の目的である寒霞渓を楽しむ

寒霞渓は昭和9年に瀬戸内海国立公園に指定された小豆島のほぼ中心にある

島の最高峰星ヶ城山と四方指との間にある渓谷

約1300万年前の火山活動によってできた安山岩層や火山角礫岩層などの岩塊が長い年月の地殻変動や風化と侵食によって様々な奇岩や崖などの風景を生み出した

 

そんな奇岩たちと紅葉が織り成す風景を楽しみにロープウェイへ

 

残念ながら紅葉は終わりの頃

冬の足音が風景に感じられる

それでも紅葉の名残と奇岩たちや崖が見事に混ざりあい私達を楽しませてくれた

 

 

寒霞渓の稀に見る景勝地を後に次は道の駅オリーブ公園へ

あの実写版映画「魔女の宅急便」のロケ地がある

約2000本のオリーブ畑に囲まれた道の駅でホウキを無料レンタルして、いざギリシャ風風車へ

5分程、歩くとそこは青い空と海を背景に異国情緒たっぷりの風車

魔女の宅急便のキキに成りきってホウキに股がり記念写真

何十年も若返った気分

 

 

そこから世界一狭い海峡を渡って土庄へ

ここから明日は四国高松へ

今夜はイタ飯のディナーを提供してくれるおしゃれなプチホテルホワイトマリンで一泊

白のスパークリングワインをボトルでいただきほろ酔いでカジュアルなベッドカバーがステキな部屋で眠りに着いた

 

翌朝はエンジェルロードへ

天使の散歩道

土庄の余島の4つの島が干潮の時に道が現れ島々を結ぶ

その道を手と手を取り合って渡れば恋が実る

願いが叶うと言われている

まことにロマンチックな道

 

私達は干潮から1時間位たってから行ったのだが、まだまだエンジェルロードははっきりと現れていて嬉しい気分になったものだ

 

 

その後、土庄のフェリー乗り場から高松へ

 

高松は息子が学生時代6年間を過ごした場所

私達も息子がいる間に何度も何度も来て息子と四国を楽しんだ

そんな四国を久しぶりに訪れた

 

目的は高松の栗林公園

息子とは大学に入ってすぐに春の栗林公園を楽しんだ

 

でも秋の紅葉の時期には訪れた事がなかった

 

紅葉の栗林公園

 

歴代藩主が100年をかけて完成させた素晴らしいお庭

美しく剪定された松が茂る道を抜け南湖へ

少しずつ紅葉の色づきが増してくる

そして南湖の全貌が見える場所からは湖の中に見える浮島には見事に赤く染まった紅葉が私達を迎えてくれた

そして周りを和舟がゆっくりと廻る

 

なんと穏やかで優雅な時間だこと

 

 

 

その後の帰り道で息子が6年間アルバイトでお世話になったお店がまだあるのかと気になって店の前を通った

店は夕方からの開店だがしっかりと存在していて、なんだか安心

卒業して彼女ができた時には彼女を連れて店に行っている

そんな息子達も今年めでたく結婚

 

幸せになってほしい

 

 

帰路は高松から徳島周り

徳島には息子が高松にいる間に良く利用したびんび屋がある

海水を直接池州に注ぎ込んでいるため魚が驚く程にいきがよく美味しい

今回は伊勢海老のお刺身定食と平目定食

伊勢海老は刺身を食べた後に味噌汁にしてくれる

定食について来るワカメの味噌汁もとても美味しい

 

 

お腹をいっぱいにして淡路島を通って帰路の途に着いた

 

 


ノドグロを求めて山陰へ

2021-11-05 19:05:09 | 日記

私はノドグロが大好き

脂がのって美味しい

このノドグロは通称

喉の奥が黒い為ノドグロと言われる

正式名称はアカムツ

だがムツ科の仲間ではない

かまぼこや練り物等の原料となるホタルジャコ科

 

柔らかい身は口の中でとろける極上の脂

まさに白身魚の中のトロ

ノドグロは大きい程、脂の乗りがいい

 

同じ食べるなら一番美味しい時期にいただきたい

しかし様々調べてみても意見は色々

ホントのところ、いつが最も美味しいのか

ノドグロの産卵期は7月~10月

産卵を迎える為に体に栄養をどんどん蓄えて行って脂がのって美味しくなると言われる説

そして秋から冬にかけて寒さに備えて脂がのってくる説

 

 

 

捕れる地域によっても違いがある

新潟では新潟市水族館マリンピア日本海にて世界で初めてノドグロの稚魚の人口育成に成功しノドグロは県を代表する魚

 

富山では富山湾で水揚げされるノドグロが美味しい

 

金沢では高級なノドグロは冬に食べる

近江市場では寿司や丼やひつまぶし等、様々に楽しめる

 

島根などでは底引き網漁が盛んで8月~翌5月のノドグロをどんちっちのどぐろとしてブランド化し秋~冬~春にかけて楽しめる

 

山口の下関漁港に集まるやまぐちブランドのノドグロ

 

九州の長崎の対馬市の地獄縄で一本釣りされる紅瞳はノドグロの高級ブランド

 

 

私達は鳥取県の米子市に美味しいノドグロを求めてやって来た

宿泊するユニバーサルホテルから歩いてほんの数分

居酒屋 山陰旬華 新鮮組

予約をした¥5000のコース料理とは別にノドグロのお刺身も予約

美しく立体的に盛られたノドグロ

大きさは200g以上はゆうに超える

これぐらいの大きさがあれば脂ものって美味しい

 

見た目どおり新鮮で脂がのってたまらなく美味しい

以前に小さめのノドグロを購入して煮魚にしていただいたが全く脂がのっておらず単なる普通の魚でしかなかった

この時にノドグロの美味しさは大きさ次第なのだと学ぶ

 

せめて今日のノドグロくらい

つまり200g以上の大きさのノドグロならば味は裏切らない

 

ノドグロには一年を通して脂含有量はあまり変わらないと言われる

 

日本海で水揚げされる美味しいノドグロ

大きければ大きい程、脂の乗りがよく美味しさもまして行く

 

つまり旬よりも大きさかも

 

またノドグロが食べたくなったら日本海を目指して大きな目のノドグロを求めて訪れたい