世界はハバネロによって操作されている

2007年09月26日 21時12分06秒 | 庭・植物
 なんか最近ハバネロにばかりかまっている自分に気づいたので、
ハバネロの事について考えてみた。

 ハバネロの事を考えると、やっぱり一番に浮かぶのは凄く辛いイメージ、
今まで調理して何回泣かされたかわからない。鼻水止まらなくなったこともあった。

 そこで疑問に思ったのが何でそんなに辛いのか?
実を付ける植物って他の動物に食べてもらって、
その動物の糞を通じて広がっていくものだと思ってたのに、
あんなに辛いんじゃ普通の動物じゃ食べないんじゃないのか?
それとも辛いことで食べられないように身を守ってるのか?
でもそれだと実が熟しても誰にも食べられることなく、
本体の周りにボトボト落ちてすごい近くにしか広がれない気がする。

 自分がハバネロだったら、周りにあんな辛い実をつける奴がいたら、
隣のハバネロさんから飛んでくるカプサイシンの臭いで目が滲みるんですけどとか言って、
市役所に相談しちゃうと思う。
洗濯物干したら赤く染まっちゃいそうだし。きっと近隣トラブルになる。

 そう考えると実を辛く辛くするように進化したハバネロは道を誤ったんじゃないのか?
でもなんか人間って辛い刺激とかより強いものを求めるとか何とかいうそれがあるらしく、
そんな辛い刺激が好きな人類が登場したことでハバネロ達の生活も一変、
今まで近場にしか移動できなかった密集した住宅街から、
人間が栽培することでお互いとの距離を保てるカントリーな生活に。
市役所も相談が減って行政の仕事が円滑に動いてみんな幸せに暮らしましたとさ、
みたいな感じなのだろうか?

 でもここで恐ろしいことが頭によぎる。
もしハバネロが辛い実を好み、
自分たちを安全かつ確実に育てる生き物が現れることを予想して、辛く進化し続けて来たのなら、
そのハバネロを大事に育て続けてきた人類はハバネロの掌の上で踊らされ続けてきたのではないか?

 つまり世界はハバネロによって操作されている。
という妄想をハバネロを収穫しながらしたのですが、
今日ブログに書くことも無いのでそれを書きました。
なんか気分的にかったるいです。