昨日の夜は雨が降っていたこともあり、
名古屋のなんとかタワーに行ったぐらいだったのですが、
(変なテンションだったからタワーを外の階段から降りて靴がビシャビシャになった…。)
今日はいやに早く目が覚めたので、(言っても6時半ぐらいだけど。)
強襲で名古屋入りした自分はビジネスホテルの朝食を予約していなかったこともあり、
一人外の喫茶店へ食べに行きました。(フリー。)
噂に聞いた小倉トーストを食べてみようと思ったのですが、
冷静に考えたらアンパンみたいなものか?と結局シナモントーストにしました。
(未知すぎて恐かっただけなんだけど。)
朝食を食べ終えて、出かけるときに起きていた友人に今そっちはどんな感じ?と聞いた所、
まだしばらく時間がかかるような話だったので、その辺をプラプラし始めました。
時間が時間だけにお店はシャッターが閉まっていて、
特に見る所は無いなと迷子になっていたのですが、
猫カフェ&癒しの空間という謎な看板が気になりました。
(後で友人に聞いたら友人家ら辺にも似たようなお店があるらしい。)
その後10時ぐらいに動き出し、名古屋城に向かったのですが、
しゃちほこだぁというテンションよりも、
正直水の無い御堀に何故か鹿が何頭も居た事にテンションが上がりました。
その後はお城をバックにジョジョ立ち(顔を覆う手を間違えた…。)をしたり、
刀スゲェと無駄にはしゃいだり、
城内を堪能し、
外の御土産屋さんで買った「東京にもない大阪にもない食文化の傑作」がキャッチの
みそかつエクレアを皆で食べたのですが、
自分ともう一人の友人以外の奴らはうまいうまいと
その場で完食してました。
(自分はちょっと無理だった…。)
名古屋城をおおよそ回った後予定が特に無く、
ヴィレッジヴァンガード本店に行くぐらいしか無いという話になったので、
車組の友達等とはそこで別れて、
お昼を食べてから北斎展をやっている名古屋市の美術館に向かいました。
(お昼を食べたおすし屋さんが妙にテンションの高い寿司屋さんで、
席に着いたらいきなりランチの寿司が桶で出されてビビッた…。
そのテンションの少しでいいからランチの説明をして欲しかったです。美味しかったから良いけど。)
それで北斎展なのですが、
最初北斎展とボストンから来ている浮世絵を観に行くつもりだった予定が
あまりの北斎の密度の濃さにもうコレだけ見ればしばらく絵は観に行かなくて良いと、
楽しみにしていた浮世絵を行かなくてもいいやと思わせる充実感でした。
(美人夏姿図の線の強弱とか鬼図と唐獅子図の線のゴツさとかベタに赤富士にグッと来た。)
さらにダメ押しってやつでそこの名古屋市美術館、
北斎展の他に常設展コーナーに藤田嗣治の自画像が展示してあり、
初めて生藤田嗣治の白色を観て
「なんで白じゃないのに白より白いんだよぉぉ」と訳分からなくなる衝撃でした。
名古屋市美術館で完全燃焼し、新幹線で帰ろうとした所、
窓に広がるさっき観た富士山。
北斎の描いた富士をしこたま観て、スゲェェェと泣きそうになった後に、
生富士山を拝むという豪華さ。
これだけで名古屋に行ってきた意味があったと思えました。
家には6時ごろに着いて、疲れて少しゴロゴロしてましたが、
この富士効果にあやかって明日の面接を頑張ろうと思います。