本気で挑むことの大切さを伝えたい。人気テレビ番組『グレートトラバース3―日本三百名山全山人力踏破』でおなじみの著者が、旅の途中で語ったこれまでの人生とこれからのこと。驚異的な挑戦を続ける理由や、次世代をになう子どもたちへのメッセージが綴られる。幼少期から学生時代までの貴重な写真。グレートトラバース3の記録写真を収録
第1章 故郷と僕のアイデンティティ
第2章 影響を受けた人たち
第3章 挑戦という転機
第4章 旅の準備と心構え
第5章 日本の風景、巡り会い
第6章 人は人によって成長できる
第7章 これからの時代を担う若者たちへ
第8章 自然から学んだことを伝えていきたい
2008年 415キロを走り抜く「トランスジャパンアルプスレース」
九重山、阿蘇山、祖母山・・・久大(きゅうだい)本線・豊後中村駅を出発
豊後竹田駅まで150キロ歩く
由布岳
祖父母を訪ねたこの九州の旅が、すべての旅の始まりだった。
二百名山の旅をしている最中、かつてイーストウインドに所属していたアルパインクライマーの谷口ケイさん、「ヨーキ、面白い挑戦をしているね。応援しているよ」といつも励ましてくださいました。
2018年、滋賀県の蓬莱山で手の甲を骨折、
靴のアウトソールの磨耗が原因かもしれない。
ウェアで特に気をつけているのは汗冷えです。
汗などの水分を吸収しないポリプロピレンを使ったアンダーウェアを愛用しています。
これを着ると、どんなに汗をかいても、常に肌はさらっとした状態を保てますので、重宝。
防水性のスタッフバッグに小分けして入れている。
食べ物を選ぶ際のいちばんの決め手は、なんといってもカロリー。
焼き菓子がいちばんいい。
とくにフィナンシェがベストで、あとはマドレーヌやバームクーヘンもよく食べる。
冬場は、アドベンチャーレースの行動食としても定番の亀田製菓の柿の種と明治のアーモンドチョコをよく食べる。
現代人のほぼ100%が常に脱水しているらしい。
その先生は一日に8リットル飲むのがいいと言っていた。
宮崎県椎葉村・・・椎茸栽培が盛ん
阿蘇くじゅう高原ユースホステル
この旅を終えた後の長い人生、自分はどうやって生きていくのか・・・
環境問題に関する活動についても、人生のどのタイミングで行動を起こすべきなのかは、まだ僕自身にも見えてきません。
もともと自分を変えたくて始めた自分発信の旅ではあるんですけど、もしかしたら自然の神様が自分に何かを託したのではないか・・・そんな気がしています。
自然に対して、自分なりの恩返しをしていくこと。
もしかしたら、旅を終えた後の自分の使命は、そういうことなのかもしれません。
肉体の衰えを補えるものは、「心の成長」だけだと思っている。
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