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風 姿 鴎 伝

野球好きになって十年目。遠いのとワケありで主に中継で観戦。鴎たちに関しては緩く長い目で見てます。だって元気の素ですから。

羽生結弦始球式<2010年>その投球を分析する

2014-05-08 | 時代
羽生結弦選手が楽天始球式で投げたのは、Jrチャンピオンになった年の2010年7月31日。
対オリックス戦でした。
その日意図せずともこの瞬間を見れたのはまさに運命というもの(笑)
何故か当時からこの天才少年スケーター羽生結弦の事は知っていました。
日本の次世代アスリートがどういう投球をするのか?
興味が湧いたのをはっきりと覚えています。

マウンドをユヅった先発投手は「谷間のボブ」こと川井貴志。
土曜日だったし、対ロッテ戦でもないのにわざわざ投げているのを自分が最初から見ていたということは…
これはマリンが雨天中止だったということだったのか?
記憶は定かではありません。

当時の東北楽天ゴールデンイーグルスは創設僅か6年目(リーグ最下位)
しかしチームは地域に根差しそのファンは熱心で辛抱強くて温かい。
それでもその日の推定観客動員数は2万人割れというところだったと思います。

果たしてその日。
フィギュア界の野球小僧が、その場の空気を圧倒した!
はにゅう式(ニコニコ動画)

ユニフォーム着ると判りますね。
筋肉の付き方は凄いですよ。

まず体の軸がまっすぐで背筋がピンと伸びたまま、
胸の位置まで膝が付くように綺麗に足があがります。
綺麗に水平になったまま投げる肩には全く力みがありません。
メンタルが強いので、自然と体の力が抜けるのでしょう。
柔らかい股関節に乗ったスムーズな体重移動。
足の裏の全体にグッと力が入った完璧な踏み込み。
マウンド上のフォームに少しのブレもありません。
爪先までも、ちゃんと打者の方を向いています。

躍動!!

羽生投手は、ツーシームを投げたつもりだったのか?
それとも縦に落ちるスライダーだったのか?(笑)
はたまたストレートのお辞儀?
もう少し嶋捕手のミットを目がけて投げればストライクゾーン。
惜しい!
でも本気で振れば坂口選手が強振してたかも?(^^)

エースと呼ばれる並々ならぬ資質と申せましょう(^O^)
さすが世界と戦う男は違います。
そしてマウンドを降りた野球王子は、スタンドを埋め尽くすファンににこやかに若々しく手を降りお辞儀して去って行くのであった(萌)( ̄▽ ̄)

実況さんもかなり驚いてました「下半身の粘り!」
解説さんに至っては(さすが元プロ。素晴らしい謙遜の態度)手放しです!

実はこの時、チームの若き未来のエースの方は…
田中将大投手は怪我で離脱していたと思います。
チームも不振だったので、お客さんには喜んで頂いたのかな?

世界三冠王に輝いたチャンピオン羽生結弦にもう一度、マウンドに帰ってきて貰いたいなあ…
野球ファンとしても是非、成長した姿で始球式見てみたいです!
でも今ならそれだけでもうチケット争奪が大変なことに…
なにせ奴は一人で9万人超も動員する男だから(笑)


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ロミオの凱旋

2014-03-31 | 時代
改めまして…羽生ファンの皆様、
三冠王達成!誠におめでとうございます。
惚れ込んだ逸材が、世に知られ順調に大舞台を駆け上がる。
その成長を固唾を呑んで見守り、時に笑いそして泣く。
物語に立ち会い、時間を共有するのは何ものにも変え難い喜び、
醍醐味であることはスポーツファン共通の思いでもあります。

では三冠目となりました世界選手権の感想を、
野球ファン目線ながら野球ファンにも判っていただけるよう語ってみたいと思います。

「もう後がない」覚悟のフリー。
選ばれし男は逆境でこそ真価を発揮するもの。
舞台は整った。
アイスリンクに立つその姿。そしてその佇まい。
その背中は、まるでマウンドに向かう決死の大エースそのもの。
この男は燃えるような闘魂を持っていると感じた。

羽生結弦のスケーティングはその名が現すように、
羽が舞い天上の唄が聞こえるが如くしなやかで華麗だ。
容易に余人が踏み入れることのできない技とスピードが、魔球のように繰り出される。

だがその日の羽生結弦のスケートは少し違って見えた。
明らかにもう故障と紙一重の部分で闘っていると思った。
普段と異なる着氷の荒々しさ。
気合で体を前へ前へと向かわせるなりふり構わぬその気迫。
まるで命を削って滑っているような姿に胸を打たれた。
そこには、ただ真っ直ぐにジュリエットを愛し天へと昇華したロミオがいた。

最後まで死力を出し尽くした男は、その場に崩れ落ち蹲る。
何とか立ち上がるが、身体はもう限界を越えていたのは明らかだ。
よくここまで滑ってくれた。素直にそう思った。

そして運命のジャッジ。
少年の顔に戻った男を待っていたのは僅か0.33差の栄光だった。


ニコ動風に翻訳しますと、
「マジヤバ過ぎ」「うつくしい」「ルックスを裏切る男気」「号泣」
とかになるのでしょう(笑)(私はやらないけど)

私は羽生くんはこの闘いで明らかに何かひとつ超えた と思っています。
男っぷり、上がりましたもんね。

シェークスピアのロミオは悩み惑う未成熟の14歳の少年です。
少年期の成長途上の羽生くんに似合うプログラムだと思います(震災の体験などもありますし)

でも彼の少年期はもう終わりでしょう。
そういう顔になってきましたもんね(*^_^*)

そして来季の次のステージのプログラムが、早くも楽しみになって来ました。
物語の新たな章の幕開けですね。

エキシビションのロミオはロミオからの卒業式なのかなあ?
生き返って逞しく成長した男が…パリの散歩道を凱旋して「落ち葉ワシャー!!」
っと蹴っ散らし世界の帝王への道を歩む とそういう予感がします。

「日本のエース」??
日本のプレスも、わかっとらんなあ。
小さ過ぎでしょ??

だって奴は時代を築く男なんだぜ!!(≧∇≦)

ところであのジャンプの速さって、スピードガンで測れないのかな?

え…?オマエ、マジでユズリストじゃねーのかよ?って?
まあ連敗中のチームでも応援しますから(キリッ)

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銀盤の王子様の選手生命とか、萌とか雑感とか

2014-03-06 | 時代
空前の羽生結弦ブームです。
「この子ならやるかも」と私も以前から期待してたんですが…
五輪で金メダル!これ以上はない結果に酔いしれてしまい、
時代の申し子の輝きに野球そっちのけ気味で色々番組とか動画とか見てしまいます。

どなたかが仰っていましたが、
「世界の王子様、イケメン達が華麗な衣装着て舞って心技体を競う」男子シングルフィギュア。
当然世の女性達の大部分は惹かれます。
オネエ様達もキュンキュンします。

特に私と同世代で竹宮恵子や萩尾望都の漫画に夢中になった経験のある人などは、
羽生選手を見て「夢が服着て歩いてるっ!」と思うでしょう。
(私はそこからドカベンに行ったけど)(笑)

しかし彼はもう軽々しく○○王子とは呼ぶ事の出来ない、世界クラスの領域に居ます。
幾ら国民的アイドル性があるとはいえ、トップアスリートであります。
ツイッター画像程度のお遊びならいいですが、アスリートへのリスペクトを欠く記事やファンを性的犯罪者扱いするゲスの勘ぐり的記事は止めて貰いたいですね。

さて、本題です。(ここからかよ)
今や男子フィギュア競技は4回転の時代。
前回の五輪から判定基準が改正されたので、4回転が跳べないのでは勝負になりません。

皇帝と呼ばれたプルシェンコが道を拓き、
4回転を武器にしていたパトリック.チャンが全盛期を迎え、
羽生は時代の申し子として成長しています。

ただプルシェンコも人工腰椎の手術をするほど体を痛め、
パトリック.チャンも急速に衰えて来た気がするのです。
高橋大輔も無理をしなければ、もっとベストパフォーマンスが出来たはずです。

技術の高さを競うのは、それはそれで素晴らしいのですが…
技を競うあまり体への負荷が重くなっているのでは無いのか?
選手としての寿命が縮むことにならないか?
ちょっと懸念しています。

芸術性の部分もキャンデロロがいた頃の時代の方が面白かったかな?
4回転を決めることが縛りになってないのかな?
素人ながらそうも思っています。

羽生結弦はまだ19歳。
野球なら高卒2年目選手ですよね。
番茶も出端の花咲ける男子は、どんどん大人の体になり魅力的になるでしょう!

オリンピックチャンピオンの重圧に負けず、アスリートとしてもっと大成することを願っていますが何歳まで出来るのか?
どんどん付いていく筋肉が逆に負荷にならないか?
少し心配なのが正直な気持ちです。

そして…
沢山、いい恋愛をして貰いたいですね(^。^)
人として幸せになることが表現としての色気に繋がります。
東北と言わず日本と言わず世界中の数多の人々が、
それを見てまた幸せになれるはずだから。



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追悼「ディスコの女王」

2012-05-18 | 時代
米歌手ドナ・サマーさん死去=「ディスコの女王」 2012年5月18日(金)05:45  ドナ・サマーさん(米歌手)米メディアによると17日午前、米フロリダ州でがんのため死去、63歳。  米ボストン生まれ。ブロードウェー・ミュージカル俳優、米ロック・グループ「スリー・ドッグ・ナイト」のバック・コーラスなどを経て70年代に人気歌手となる。「愛の誘惑」(75年)、「アイ・フィール・ラブ」(77年)、「ホット・スタッフ」(79年)、「情熱物語」(83年)などのヒット曲を次々と送り出し、「ディスコの女王」と呼ばれた。グラミー賞を5度受賞している。  [時事通信社]

ホイットニーに続いて、ドナも天国へ…63歳、若すぎる。

その時代は、いつも何処かで彼女の歌が流れていた様な気がする。

カーステレオのボリュームを上げて有頂天になったり泣いたり、怒ったり反発したり…。
夢中になって踊ったり…。
そんな自分の“時代”と共に、ドナの歌がありました。

大人になるにつれ、あまり聞くことはなくなったけれど、時の移ろいとその時代の終焉に一抹の寂しさを感じずにはいられません。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

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