プラマイゼロ±

 某美少女戦士の内部戦士を中心に、原作、アニメ、実写、ミュージカル等問わず好き勝手にやってる創作、日記ブログです。

ツンデレーション

2011-04-24 23:59:23 | 小ネタ








「ねえレイちゃん、あたし思うんだけど」
「美奈・・・また何か変なこと思いついたの?」
「女ってやっぱりツンデレが一番愛されると思うの!」
「は?」
「今の時代はツンデレ!ハイパーツンデレ世紀なのよ」
「何ていうか・・・・・・・・・突っ込みたいところは色々あるけど、要はあなたモテたいわけ?」
「いいえ!モテはもう充分なの!望まなくても、道行く善男善女善どちらでもない人すべてから愛されてしまうんですもの・・・美しいって全く罪だわ」
「ああそう。じゃあ結局何がしたいのよ?」
「あたしは不特定多数じゃなくてあの朴念仁の愛が欲しいのよ!そもそもあるのかさえ分からない・・・ぐーぐるで検索しても引っかからないしあまぞんで探しても売ってない・・・」
「検索してんじゃないわよ!見つかるほうが大問題よ!」
「なら・・・どうしたら亜美ちゃんから愛してもらえるのか・・・あああもうあの擬人化貞操帯めぇぇえぇぇどうやったらオープンしてくれるの!」
「・・・・・・貞操帯って・・・・・・・・・・・・・・・一応聞くけど、オープンして欲しいのって」
「それは勿論こk「年齢制限に引っかかりそうな内容だったら張り倒すわよ」
「こ、こk・・・・心よ!年齢制限とかまったくもう何考えてるのレイちゃんってばハートよハート!オープンマイハートって叫んで欲しいくらい!」
「(それはそれで版権的にまずいんじゃ・・・)」
「そこであたしは考えたのよ。押して駄目ならいっそ引いてみようと」
「ああ・・・・・・・まあ、その理屈はまだ・・・分からなくもない・・・・・・かしら?」
「愛されたいならガールズビーツンデレよね。流石レイちゃん本家ツンデレ!」
「だ、誰がツンデレよ!?ばかじゃないの!」
「Σち、違うつもりだったの!?」
「・・・意味分かんないわ」
「(これがリアルツンデレか・・・本物は自覚がないものなのね・・・参考になるわ)」
「・・・・・・・・あ、亜美ちゃん来たわよ」
「え、亜美ちゃん!?」
「こんにちは、レイちゃん、美奈、遅れてしまってごめんなさい・・・」
「こんにちは、いらっしゃい亜美ちゃん」
「私が最後かと思ったけど・・・まこちゃんはまだ来てないのかしら?」
「ああ、まことは何だかちょっと遅れるみたいで・・・」
「まこちゃんが遅れるなんて珍しいわね・・・でも美奈は珍しくちゃんと来てるのね」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・美奈?どうしたの?」
「・・・・・・べ、別にあたし亜美ちゃんのこと好きじゃないんだからねっ!か、かんちがいしないでよねっ」
「(下手くそ!)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え・・・美奈?」
「(・・・大体何の脈絡もなく突然そんなこと言っても意味不明なだけじゃ・・・亜美ちゃんもそんなこと急に言われても別に意味分かんないんじゃ)」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(´;ω;`)ブワッ」
「Σああっ!?」
「Σ亜美ちゃん泣いた!」
「ご、ごめんなさ・・・・・・・・うぅっ」
「ええええええええええええええええマジ泣き!?」
「よーみんな、遅れてごめんなー・・・・・・・あれ?亜美ちゃん・・・震えてるけどどうしたんだ?」
「ま、まこちゃ・・・・・・・・・・ぐすっ(´;ω;`)」
「えええ亜美ちゃん急にあたしに抱きつくなんて・・・え!?ちょっ・・・大丈夫か!?ちょっと誰だよ亜美ちゃん泣かせたの!」
「あ、あみちゃんっ」
「(流石の美奈も慌ててる・・・当然か)」
「亜美ちゃん!ま、まこちゃんに抱きつくなんてずるい!そこはあたし専用のクライングプレイスよ!」
「Σ何ばかなこと言ってるのよ美奈!」
「止めないでレイちゃん!亜美ちゃんってあれできっとまこちゃんのダブルボインを堪能しているに違いないのよっ(泣)」
「ど、どんだけあなたの中で亜美ちゃんって信用ないのよ・・・?」
「それにほんとにまこちゃんの腕の中胸の中はあたしのものなんだからああ!今までどれだけ抱いて慰めてもらってきたかっ・・・たとえ亜美ちゃんでも片乳だって渡さないわ!」
「な、抱いて慰め・・・・・・!?まこと!あなた普段から何やってるのよ!」
「何でレイまであたしにキレるんだ!あたしはなんにもしてない!」
「何でよまこちゃんあのときもあのときも抱きしめてくれたのは嘘だったの!?遊びだったの!?」
「遊びとかまるで浮気してるみたいに言うな!大体あんたが勝手に抱きついてぎゃんぎゃん泣いてくるだけだろうが!しかもあたしの胸は右も左も亜美ちゃんのものでも美奈のものでもない!」
「じゃ、じゃあまさかそのせっかくの豊かなふくらみを、レイちゃんだけのものなんてせこいこと言うのっ!?」
「レイのものでもないっ!」
「えっ・・・・・・・・」
「えってなんだ、レイ!まさか自分のものなんて思ってたんじゃないだろうな!?あたしの胸はあんたのものじゃないぞ!」
「・・・・・・・・・・・べ、別にそんなこと・・・・・・思って・・・・・・・ないわよ」
「嘘つけ明らかに思ってただろ目なんか反らしやがって!まったく・・・何様のつもりだ」
「・・・じゃ、じゃあ誰のものだって言うのよ!?」
「あたしの胸ははあたしのものだ!誰にもやらん」
「ぐっ・・・・・・・・・・じゃ、じゃあその誰のものでもない胸で今亜美ちゃんを抱きしめているのはどういうわけよ!?」
「・・・・・・・・・あげられないけど、必要とされたら貸してあげるものだろう」
「ま、まこちゃん・・・(きゅん)」
「まこちゃんが亜美ちゃんを悩殺した!し、しかもツンデレ手法じゃないの!やっぱりツンデレが一番愛されるあたしの持論間違ってないのに負けた・・・・・・・・・・・・まこちゃんのばかっ!!ほらっレイちゃんもツンデレのお株奪われたんだし何か言ってやって!(泣)」
「・・・・・・何かもう・・・・・・・・・・・・・疲れた・・・・・・(げっそり)」










         *********************


 以前友人が突如「女は所詮ツンデレが一番モテるんや!」とご乱心あそばして放った言葉が忘れられなくてネタにしてみた・・・・・・・なんてごちゃごちゃした話。

 先日登録させていただいた人気ブログランキングの同人部門で9位に入りました!べ、別に画面の向こうのあんたたちのために頑張ってるわけじゃないんだからね!自己満足のためにやってるんだからね!なんですけどありがとうございますぅぅ(号泣)
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