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はからめ日記

あやちゅうちゅう、こやちゅうちゅう、にしきさらさら、ごよのさかずき、もってまいろうか、びびらびん

どうぶつえんであそぼ かば

2005-11-08 | 
今日は、この絵本。

『どうぶつえんであそぼ かば』
 ふくだ とよふみ/しゃしん なかの ひろみ/ぶん
 まつもと よしこ/でざいん
  福音館書店

絵本というか、今日は写真集。

もー、
とにかく かばですよ!!
全編モノクロの「かば」なんだけど、
色が無くても
私にはお腹のあたりのピンクとか見えてしまうようで
キュートでかわいい!

メスだったらゴメンって感じなんだけど、
表紙なんか、
日焼けした農家のおじいちゃんみたいで。
なんでしょう?
この人間っぽさは!!
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ウォンバットの日記

2005-10-30 | 
今日は、この絵本。

『ウォンバットの日記』
 ジャッキー・フレンチ/ぶん ブルース・ホワットリー/え
 かしま あおい/やく
  評論社

ウォンバット:
コアラと同じ祖先をもつ有袋類で、
オーストラリア南東部、タスマニア島などに生息している。
体長約1m、体重20~40kg。
体の色は、黒、褐色、灰色などいろいろ。 -本文前の説明より-

とにかく、ゆる~い感じ。
何せ書き出しがこんな感じなんだから。

       げつようび
      あさ:ねていた。
      ひる:ねていた。
    ゆうがた:くさを たべた。
     かゆいところを かいた。
      よる:くさを たべた。
                  ねた。

文の下にその絵があるんだけど、
お尻を掻いてる様子やゴロンと寝ている様子が
これまた、ゆる~い感じ。
こんなテンポで1週間が描かれている。

このウォンバットの近くには人間が住んでいて
ウォンバット目線で人間を手なずける?様子が笑ってしまう。

玄関マットを噛みちぎってみたり、
ニンジンを欲しがったり。
もらえないとなると、ドアをかじって穴をあけたり。
その穴がふさがれてしまったら、
ごみバケツをガンガン叩いてニンジンを催促。

日曜日。
たまには、ニンジンじゃないものも食べたい。
麦が食べたかった時の要求の仕方が激しい。
人間からしたら、参っちゃう。
長靴1足、ダンボール箱3個、植木鉢11個、庭のイス1個をかじってしまうのだから。
でも、要求が分かってもらえないウォンバットからみれば
「にんげんは なんて あたまが わるいんだろう。」

次の日。
       げつようび
むぎと にんじん りょうほう ようきゅうした。
ごみバケツを 5ふんかん たたいたら
むぎと にんじん りょうほう でてきた。

こうなったら、すっかり訓練完了って感じですかね(笑)。

人間からしてみれば「迷惑な隣人」だけど、
コイツからしてみれば人間は「ペット」。

ウォンバットのゆるーい感じの動きと表情。
絵も文も、ゆったりゴロンとのんびり。       
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にじいろのさかな

2005-10-01 | 
大丸ミュージアムでやってる
『マーカス・フィスター絵本絵画展』行ってきました。

世界中で「にじいろのさかな」は出版されていて、
入口には各国語の本が展示してありました。
今年は、日本版刊行10周年だそうです。

魚の鱗に箔が貼ってあるのが特徴のこの絵本。
鱗の部分だけ光ってる。

当たり前だけど、原画にも箔が貼ってあった。
水彩で描かれていて、色のにじみの中で箔のキラキラが際立つ。
海の中の色も青だけじゃなく、紫だったり赤系だったり。
輪郭も、にじみの効果で優しく柔らかい。

「にじいろのさかな」以外の作品も展示してあった。
ごめんなさい。
し、知らなかった…。
「うさぎのホッパー」「ペンギンピート」「ミロとまほうのいし」
どれも動物が主人公で、優しい表情で描かれてる。

「ミロとまほうのいし」は、結末が2つある本。
途中から上下にページが分れてて、
幸せな結末と悲しい結末があって面白かった。

平日仕事終わりの6時過ぎに行ったので
空いててゆっくり見れました。

会期は、4(火)までですよ!
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タンゲくん

2005-09-17 | 
今日は、この絵本。

『タンゲくん』
 片山健 作
  福音館書店

お父さんが、タンゲくんと名づけたネコ。
夕ごはんを食べていたら、入ってきた片目をケガした野良ネコ。

英語タイトルが「TANGE-KUN,MY DEAR CAT」
「私のいとしいネコ」タンゲくんの紹介。

掃除機が怖かったり、
満月の日には走り回ったり、
道で会った時は知らん振り。

本当は、
他の人に飼われているんじゃないか?
家族がいるんじゃないか?
片目をケガしてるから、
ケンカしたら負けちゃうのかな?

なんて、心配するけど
ご飯になると帰ってくる。

「わたし」の上で丸くなるタンゲくん。
起こさないように、じっとしている「わたし」
最後のページの言葉が好き。

「ちょっと つかれるけどね!」

今頃気付く。
そっか!
片目をケガしてるから「タンゲ」なんだ!!

こっちは、
「健三」じゃなくて「左膳」だね

Yahoo!ブックスの検索
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かお かけちゃうよ

2005-09-07 | 
今日は、この絵本。

『エンバリーおじさんの絵かきえほん かおかけちゃうよ』
 エド・エンバリー/作 
  偕成社

絵心無くても大丈夫!
順番通りに描けば、ほら この通り。

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長新太

2005-06-28 | 
さっき知りました。
長新太さん、お亡くなりになられていたそうで。
私が大好きな作家さんのひとり。
ナンセンス大好き。

オトナになってから、最初に買った絵本が『キャベツくん』

こうなる!
ブキャ!

ページをめくった時の驚き。
もしキャベツくんを食べたら、こうなっちゃうんだー。
空に浮かぶキャベツが胴体のゴリラやクジラ。

『つきよのかいじゅう』も
人間の足がニョキって出てるのには、
ありえねー!(笑)

『ゴムあたまポンたろう』
何年か前、いわさきちひろ美術館で長新太展があった時
天井からポンたろうの人形(長新太さん制作の)がぶら下がってた。

行く先は当たった場所次第、
ポーンってどこか飛んでいきそうな感じだった。

最近、じっくり読む時間を忘れている。
また読み返したくなった。

ご冥福をお祈りいたします。
コメント (2)
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50!

2005-06-21 | 
ディック・ブルーナが書いた
『ちいさなうさこちゃん』が刊行されたのが1955年6月21日。
今日で50年。

お店に置いてあったチラシによると…

一家そろってリゾート地で休暇中に
うさぎのぬいぐるみで遊んでる我が子をスケッチしてる時に
昔本物のうさぎを飼っていたことを思い出して
うさぎの絵を描いたのがはじまり。
程なくして、この絵から作った絵本が『ちいさなうさこちゃん』

シンプルな絵と、
数色の「ブルーナカラー」と言われる色で描かれた
正方形の本。

いまなお世界中で愛されているキャラクター。
いい絵本って、世代も国をも越える。

福音館書店
ブルーナの公式HP

おめでとう!うさこ
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ちいさなヒッポ

2005-06-09 | 
かあさんは、頼もしい。
もうすぐ父の日だけど、母親のはなし。

今日は、この絵本。

『ちいさな ヒッポ』
 マーシャ=ブラウン/作 内田莉莎子/訳
  偕成社

生まれてから、お母さんのそばを離れた事がないヒッポ。
お母さんのそばにさえいれば、危険な事はないのです。

言葉を教わるようになって、
お母さんに続いて「グァオ!」って吠えるんだけど
ヒッポが言うと「グッ、グァオ!」。
「グァオ!」は大事な言葉。
だからヒッポは、何度も何度も練習。

ある日、水面に枝垂れかかってる葉と遊びたくって
一人でいると…
ワニがヒッポのシッポにガブッ!
ぐいぐいと水の底に引っ張られていってしまう。

「グッ、グッ、グァオ!たすけて!」
ヒッポの声を聞きつけたお母さんがやって来て
ワニをやっつけてしまう。

この絵本の絵は、版画。
色合いも優しくてステキ。

草のミドリと
カバの紺と
口の中の赤。

力強いんだけど、優しい。
このカバの母親をあらわすのにピッタリ。

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くまごろうのだいぼうけん

2005-06-04 | 
今日は、この本。

『くまごろうの だいぼうけん』
 ブライアン・ワイルドスミス作/絵 
 新井満/自由訳
  教育画劇

気球のカゴで寝ていたら、
いつの間にか街に来てしまった。
降り立った場所は、
ちょうど仮装パレードの最中。

何だか分からずTVに出ちゃったり、
逃げたはずがスタジアムで100m走の一番になっちゃったり
あれよあれよと人気者になってしまう。

最後は、気球に乗った人間が
ファンから囲まれて困っている くまごろうを助けて
山まで連れて行って冒険がやっと終わる。

くまごろうの表情がカワイイ。
ブライアン・ワイルドスミスの描く動物って好き。

『じゅうたんは ねこのもの』に入っている
『しま』もおもしろいよ。
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がちょうのペチューニア

2005-05-19 | 
「ほんを もち、これに したしむ ものは、かしこくなる…」
本を大事に抱えていたら賢くなる?
そんな訳ないよね~。

今日は、この絵本。

『がちょうのペチューニア』
 ロジャー・デュボワザン/作 まつおか きょうこ/訳
  冨山房

本を持って賢くなったと思い込み、
得意になって首が伸びていったペチューニア。
外見だけは賢そうになったので
仲間達はペチューニアに相談を持ちかけるんだけど、
答えはみんなを混乱させてしまう。

トサカは何で赤い?
ひよこの数を数えて!
うさぎの穴に首を突っ込んだら抜けなくなっちゃった!
歯が痛くなっちゃったよ…。

相談の答えは、どれも頭を抱えてしまう。

最後は、花火が入った箱を
「キャンディー」と読み違えて爆発。
開いた本を見て、ペチューニアはやっと気付いた。

「ほんは、つばさの したに はさんで もちあるくだけじゃ だめなのよ。
なかみを あたまや こころに いれなくちゃ。
そして、そのためには じを おぼえなくっちゃ いけないのよ」
積読じゃ、ダメなんだよね…。

買ったはいいけど、
『プルートウ』の2巻も『20世紀少年』の18巻も
まだ読んでない…。

読まなくちゃ。
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